2003 J1 2nd 第10節
試合日時:2003年10月18日(土) 14時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ジュビロ磐田スタジアム
- 10,081人
- 16℃ / 78%
- 雨 / 弱風
- 全面良芝/水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 滝 弘之
- 片山 義継
- 木城 紀和、二俣 敏明
- 唐紙 学志
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半22分[警告] | 吉田 孝行 | |
ジヴコヴィッチ | 後半9分[得点] | |
後半18分[交代] | 金 東炫(in) ← ウィル(out) | |
後半21分[警告] | 金 東炫 | |
前田 遼一(out) → 西野 泰正(in) | 後半25分[交代] | |
グラウ | 後半27分[得点] | |
後半29分[交代] | 西山 哲平(in) ← 梅田 高志(out) | |
名波 浩(out) → 成岡 翔(in) | 後半38分[交代] | |
西 紀寛(out) → 河村 崇大(in) | 後半43分[交代] | |
福西 崇史 | 後半44分[警告] | |
後半44分[警告] | 三木 隆司 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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柳下 正明 | 監 督 | 小林 伸二 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2003Jリーグ・ディビジョン1・2ndステージ・第10節・vs大分トリニータ・ジュビロ磐田スタジアム・14:03キックオフ。会場は小雨が降り続き肌寒い気候になっている。スタンドにはサックスブルーのカッパを着たサポーターが集まる。先週は日本代表の試合があったためJリーグは休業。そこでジュビロのメンバーは良いリフレッシュ、そして調整をできたようだ。メンバーもベストな布陣で挑めそうだ。GK&DFは安定感を増し集中力が高まっている。MFには福西・服部・西・名波・ジヴコヴィッチそしてベンチに河村と好調なメンバーがスタンバイする。FWも現在Jリーグ得点王のグラウにオリンピック合宿帰りの前田・西野が揃う。今日のポイントは中盤の支配力と相手FWウィル・高松をどう押さえるか!?だろう。フィニッシュまでの結果をしっかり出し、残りのJリーグを全勝で結果を残したい。熱いサポーターと共にこの試合、ここからの戦いが勝負だ!
- 前半15分まで
- 大分ボールでキックオフ。1分ゴール正面からの大分FK。ウィルが蹴るがしっかりジュビロの壁が体を張りセーブ。3分前田が右サイドをドリブル突破。抜け出したところでファールを受ける。大分の3バックの開いたスペースとうまく使っている。4分福西がボールを奪い前田に当てる。そこでも後ろからファール。立ち上がりはジュビロがボールを繋ぎペースを握ろうとしている。7分相手GKのクリアーボールをグラウが拾う。そのままドリブルでDFを交わしシュート。惜しくもセーブされるがリズムは完全にジュビロ。9分服部から左のジヴコヴィッチへ。センタリングに福西がトラップするがシュートが打てない。13分大分ボールのFK右サイドからウィルが蹴りファーサイドの高松の頭へ。ここはしっかりGK山本がパンチング。ここまではジュビロペースではあるが少し緩やかな展開。相手セットプレーには注意したい。
- 前半30分まで
- 18分右サイドから大分のFK。ウィルが蹴りるが中央でGK山本がキャッチ。19分左からジヴコヴィッチのコーナーキック。ニアで前田が合わせこぼれをグラウが詰めるがゴールならず。21分右サイドから名波→福西→西でシュートを打つがゴールマウスに飛ばない。形は良いが決めきれない。23分左ジヴコヴィッチからのセンタリングを名波がトラップでDFの裏に抜け出す。シュートまで行かないが形は良い。25分グラウ→福西→西で右からセンタリング。グラウ&前田が詰めるがシュートが打てない。26分田中がバックパスをミスし高松にボールを奪われるが山西が落ち着いた対応でカット。28分速攻で名波がドリブル。右に出たジヴコヴィッチに繋ぎセンタリングをグラウにあわせるがシュートが打てない。ボールは繋がっている。しかしシュートが少ない。こういった時間帯にしっかりゴールを奪いたいところだが…
- 前半45分まで
- 35分名波が2列目から抜け出しボールをもらう。DFラインの裏を狙いコーナーキックを奪う。ジュビロは中盤でボールが動くが足元が多い。ここら辺で少し変化が欲しいところ。38分大分の右サイドからせんタリングを出されるとファーサイドで吉田に合わせられる。危ない場面。40分服部→前田→グラウと渡るがシュートが打てない。雨が強くなってきた。ボールが芝を走り出している。43分西が右サイドからドリブルで仕掛ける。センタリングまで行くが中には合わない。前半のロスタイムは1分。鈴木がDFラインからアーリークロス。そこにグラウが入るが繋がらない。前半は少しゆったりした展開になってしまった。ボールが回っているだけにゴール欲しい。もう少し裏へ飛び出すプレーも欲しい。
- ハーフタイムコメント
- 柳下 正明監督
中盤でのイージーミスを無くし、左右のバランス良く攻撃して、最後はシュートで終わろう。
小林 伸二監督
リスタートの準備を早くしよう。守備において、連動する中でバランスを見ながらDFラインをコントロールしよう。
- 後半15分まで
- ジュビロボールで後半スタート。ジュビロの選手交代はなし。1分右から西がドリブル突破、一人交わしシュートを打つがゴール右に外れる。2分前田が中央でキープ、左のジヴコヴィッチに流しセンタリング。グラウの頭に合うがゴール右に外れてしまう。2分大分の右サイド、ウィルがセンタリング、中央で高松がフリーでシュート。決定的だったが山本がカット。危ないシーン。6分前田→福西→西でシュートまでもって行くがサンドロのスライディングにカットされる。8分名波からスルーパス、DF裏に西が飛び出す。角度のないところからシュートを打つがGK正面。9分名波の縦パスに前田が突破センタリングをファーサイド福西がシュート。DF当たりコーナーキック。そのCK、名波が蹴ったボールのこぼれをジヴコヴィッチが右足でループシュート!きれいすぎるゴールが決まった。そしてここからジュビロに勢いがつく。13分左のジヴコヴィッチからグラウに縦パス。オフサイドになるが攻撃のスピードが上がってきた。
- 後半30分まで
- 18分大分の交代、ウィルに代わり金を投入。19分西→ジヴコヴィッチ→名波→ジヴコヴィッチ→グラウ→ジヴコヴィッチ→前田。早いパス回しが続く。名波とジヴコヴィッチが中心でこの時間もボールが回る。25分中央のグラウから右の西にボールが渡る。西からオーバーラップしてきた福西へ。シュートを放つがDFに当たってしまう。26分前田に代え西野を投入。26分またしてもジヴコヴィッチがループシュート。しかしゴールバー直撃。27分ジヴコヴィッチが左からやわらかいセンタリング。ファーサイド、フリーになったグラウがヘディングシュート。きれいな展開で2点目を奪う。リズムは完全にジュビロペース。
- 後半45分まで
- 32分ジヴコヴィッチ→名波→福西と繋がる。ボールスピードも上がりパスが次々と繋がる。33分グラウが福西から右にでたグラウにパスが渡る。深く切り込みマイナスのセンタリングに名波が合わせる。左足インサイドで打ったシュート。惜しくもゴール右に外れてしまう。スタジアムは大きな歓声に包まれる。35分グラウが中央でボールを持つと右に西、前に西野、左にジヴコヴィッチが動きグラウの選択は左のジヴコヴィッチへ。しかしGK岡中のカバーリングに防がれてしまう。大分DFが付ききれなくなっている。38分ここで名波を下げ成岡を投入。40分西→グラウ→成岡で突破するがシュートまではいけない。43分西に代え河村を投入。残り時間もしっかり締めにいく。43分入った河村がいきなり右サイドを突破。センタリングのこぼれを成岡がシュート!惜しくもゴール上を越える。ロスタイム4分。完封勝利!次節はジェフ市原戦。最後まで優勝を狙い勝つ続けたい!
選手、監督コメント
- 柳下 正明監督
- 前半の立ち上がりから15分ぐらいまでは、ボールの動きと人の動きもスムーズでリズム良く展開されていたと思います。ただ、それ以降本当にイージーなミスが多くて自分達でリズムを崩していった。何度か大分のカウンターになりそうなところを最終ラインが非常にいい守備をしてくれたので、相手のリズムになることはなかった。後半に入ってから、立ち上がりシュートで終わるプレーがでたので、それからまたリズムを取り戻して、ラッキーな形ではあるけれども1点とってからは相手もでてきて逆にスペースがたくさんできた分、こちらもチャンスが作れた。今日のゲームは最終ライン3人が非常に集中していいプレーしてくれたと思います。とにかく今日を含めて6試合を勝っていかなければチャンスはない状態なので、残り5試合トーナメントのつもりで1戦1戦勝点3をとりにいきます。
- 小林 伸二監督
- 前半は少し引き気味で、失点もなくていい入りができたと思います。前回に続いてコーナーキックの2列目でやられた。前半2回ほど準備が遅かったのと、前田選手にあったという所で、守備の修正の第一目標としてハーフタイムで特にリスタートのコーナーキックでの集中をあげたのですが。。一つ目ははじいたのですが、技ありシュートでした。2点目のゴールは梅田の背後をえぐられて、そこにサンドロが対応したと思うんですけどそのクロスについてボールサイドにポジションを修正できなかった。後5試合頭下げるわけにはいかないので、前向きに取り組んでいきたいと思います。
- 西 紀寛
- 前半はサイドが取れなく、イライラして中に入っていった部分があって、自分かジヴコヴィッチが縦に行ってしまえばよかったけど、それができなくて。。後半は逆に両サイドとも縦にいけるようになって、コーナーが取れたので相手もバランス崩れて中も空いた。サイドが取れたのが一番でかかった。前半は左サイドで攻撃を組み立てるのはいいけど、作るだけで誰かが突破していくわけでもなく、それで気がついたら自分が中に入っていてボールがくるのかなーと思っていたら、こなくてカウンター喰らってしまった。後半はクロスの数も増えたし、ゴール前にボールが入るようになって相手が引くようになった。
- 山本 浩正
- (前に積極的に飛び出すことを意識した?)そういう攻撃が多かったので、そういうのを抑えれば楽に試合を進められると自分なりに思っていた。ディフェンス3人にすごい助けられました。
- 名波 浩
- 前半ちょっと押し込んでるわりには横パス多すぎたから、もうちょっとサイドにボールを出した。次の市原戦を勝たないと、今日の勝ちもあんまり意味がなくなっちゃうからね。
- ジヴコヴィッチ
- 思った以上に試合は厳しい展開になった。しかし、チームが一丸となって白星を飾ることができました。ゴールはセンタリングとは定義できないですけど、シュートシーンに結びついたので幸せです。ナビスコの負けを引きずりながら今日の前半の試合展開となったのかもしれないが、後半からはスペースがサイドを中心に空いてきて、そこを突くことができた。
- グラウ
- 自分にとってこれだけゴールを決められなかったというのは、ほんとうに長かった。6戦全勝するという気持ちで望み、まずは1勝したので残りの5試合チャンピオンになるために全力でいきたいと思います。(ゴールシーンは?)いつも練習でやっていることなので、練習どおりに飛び込んだだけです。いい時間帯のいいゴールだったんですけど、ここ数試合は足の故障を抱えながらやっていたのですが、昨日から理学療法士のマルコと始澤トレーナーの二人が懸命な治療をしてくれて、かなりいいコンディションで試合ができて、試合中はほとんど痛みを感じなかったので、メディカルスタッフには感謝したいと思います。(パフォーマンスは?)お化けのゾホ(ゾオ?ゾー?*発音不明。スペイン映画に出てくるお化け)です。弟が買いました。