2003 J1 2nd 第9節
試合日時:2003年10月04日(土) 14時05分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 神戸ウイングスタジアム
- 11,387人
- 23℃ / 46%
- 晴 / 弱風
- 良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 福村 吉正
- 上川 徹
- 名木 利幸、山口 茂久
- 辺見 康裕
- 村上 伸也
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
オゼアス | 前半8分[得点] | |
北本 久仁衛 | 前半10分[警告] | |
前半33分[得点] | 河村 崇大 | |
ビスマルク | 前半44分[警告] | |
後半13分[得点] | 西 紀寛 | |
三浦 知良(out) → 播戸 竜二(in) | 後半19分[交代] | |
三浦 泰年(out) → 岡野 雅行(in) | 後半21分[交代] | |
後半27分[得点] | 前田 遼一 | |
後半34分[警告] | 服部 年宏 | |
菅原 智(out) → 松尾 直人(in) | 後半35分[交代] | |
後半41分[交代] | 川口 信男(in) ← 西 紀寛(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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副島 博志 | 監 督 | 柳下 正明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2003Jリーグ2ndステージ第9節vsヴィッセル神戸。アウェイ神戸ウイングスタジアムにて14:04キックオフ。天気は晴れ、気温も選手・サポーターにとって気持ちの良い温度になっている。しかしピッチの芝の状況が不安だ。メンバーを見ると目に付くのがグラウのMF登録。名波・成岡が欠場ということで代わりに先発としては初めてグラウがトップ下に入る。前田&西野のツートップにどう絡むかみどころ十分だろう。その後ろは、水曜日に行われたヤマザキナビスコ杯と同様だ。福西のところには好調、しかも今日誕生日の河村が入る。交代メンバーも含めどう90分を戦うか!?柳下監督の采配にも注目が集まる。しっかり勝ち点3を取りリーグ後半戦、更にヤマザキナビスコ杯に繋げて行きたい。今日はグラウ・前田・西野それぞれがゴールを決めてくれることに期待したい!
- 前半15分まで
- 両チーム落ち着いた立ち上がりでキックオフ。パスを繋ぎ相手そしてグランドを確かめる。開始直後からピッチの芝がめくれる。キャプテン服部が必要にチェックに行く。5分前田がドリブルで左サイドから仕掛けるが突破できず。6分ビスマルクが右サイドでファールを奪い、神戸ボールのFK。中央に蹴ったボールにシジクレイが飛び込むがGK山本がしっかりキャッチ。7分朴のロングシュート。ゴールマウスを外すが神戸がリズムを掴もうとしている。8分左からのセンタリングをオゼアスがトラップ、シジクレイが拾い再びオゼアスへフリーでゴール右隅へゴール。早い時間の失点を受ける。11分右サイドから磐田ボールのFK。ジヴコヴィッチが蹴るが直接GKにキャッチされる。12分河村が右サイドに飛び出しクロスボールを上げる。グラウが飛び出すがGKに防がれる。14分西野が前線でポストになるがその後が繋がらない。
- 前半30分まで
- 18分前田とグラウが前後入れ替わる動きで突破にかかるが崩しきれない。19分西野が相手のミスパスと奪うと速攻。しかし押し上げてきた服部へのパスをミス。20分河村が持ったところでタイミングを見てグラウが1列目に飛び出す。スルーパスを受けるがDFのカバーリングにカットされてしまう。23分田中がボールを持ちドリブルで上がるしかし前線の動き出しが合わずパスが出せない。24分オゼアスのポストプレーから朴そして三浦と繋がるがその前でファール。危ない展開。26分ジヴコヴィッチと服部のワンツーで左サイドを崩す。センタリングを上げるところでチェックを受け、コーナーキックへ。ジヴコヴィッチが蹴りニアの前田の足にミートするがシュートはGKキャッチ。28分左サイド、服部にスローインを受けたジヴコヴィッチが西野・前田の頭へ合わせる。土屋にクリアーされるがこぼれ球を西がミドルシュート。ゴール上を越える。
- 前半45分まで
- 31分前田がゴール右45度からシュート!しかしゴール上を越える。33分前田・西で繋いぎ右サイドを崩す。サポートに行った河村が受けると左足で思い切ったミドルシュート!これがゴール左隅に決った。誕生日の河村が貴重な同点ゴールを奪う。37分神戸の左サイド、三浦からんのセンタリングにファーサイドオゼアス合わせる。フリーのヘディングシュート。決定的だったがGK山本がスパーセーブ。41分中盤でグラウがワンフェイントの抜け出すと、前田・西野の動きを見て右の西野へ。フリーでシュートを打つがGKに弾かれる。こぼれを前田がシュートこれもDFに当たり決まらない。44分ビスマルクがドリブルで仕掛けてくる。山西が股を抜かれるが落ち着いた対応でディフェンスする。前半はほぼ互角の内容で終了。
- ハーフタイムコメント
- 柳下 正明監督
ツートップの連動したプレーからチャンスを掴かもう。ゴール前ではマーキングをしっかりしよう。
副島 博志監督
ボール動いている時、もっと外側使ってみよう。両サイドからの展開で必ずチャンスがもっと出来てくる。相手はトップへのくさびのボール、スルーパス、3番目のプレーヤーの動きなどいろいろな揺さぶりをしてくるようになるが、冷静に対応していこう。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしで後半スタート。1分左のジヴコヴィッチからクロスボール。グラウがフリーで受けダイレクトで西野へ。相手にチェックを受けながらシュートまでもって行くがGK正面。3分グラウが相手を背にした状態で個人技でシュートまでもっていく。ジュビロは積極的な立ち上がりを見せている。4分西野が粘りコーナーキックを奪う。左からジヴコヴィッチがニアへ西野が飛び込むがシュートは打てない。6分神戸が右サイド、ビスマルク・オゼアスで崩しにくる。河村がチェックに行きシュートまでは行かせない。8分服部→西野→西でセンタリング前田に合わせるがGKにキャッチされる。11分左のジヴコヴィッチが持つとツートップがクロスする。前田がフリーになりボール受けるがファールでつぶされる。パス・動きのタイミングで相手DFのマークを外している。14分グラウがフリー受けると西がオーバーラップ。相手DFと1対1になりドリブルでタイミングをずらし豪快にシュート!勝ち越しの2点目を決めた。
- 後半30分まで
- 16分グラウがドリブルで上がり右に流れながらシュート!17分オゼアスの頭に合わせた裏でシジクレイが受けシュート!GK山本のファイセーブでピンチを救う。シジクレイがかなり高い位置まで上がってきている。要注意。18分またも速攻からジヴコヴィッチがドリブルで駆け上がる。前線でグラウ・西野・前田・服部が動き出すがピッチの状態が悪くボールを落ち着かない。パスが出せず、チャンスが消えてしまう。神戸が動く、カズに代えて播戸、ヤスに代えて岡野を投入。ワンボランチにして攻撃的に仕掛けてくる。24分岡野が右サイドスピードで仕掛けてくるが山西がチェックに行き、田中がカバーに入りセンタリングを上げさせない。26分左のジヴコヴィッチから2列目の河村へ横パス。切り替えしまたも左足のミドルシュートを打つがゴール左へ外れる。27分左サイド深く切り込んでマイナスのセンタリング。前田がフリーになり落ち着いてシュート!追加点が良い形、良い時間で決まった。
- 後半45分まで
- この時間、神戸の動きが止まってきた。中盤でパスを回し前線が動き出す。そのタイミングで縦パスが入りシュートまでもって行く。ジュビロリズムのゲームが続く。36分神戸コーナーキック、ファーサイドオゼアス・土屋が飛び込む、シュートを打たれるがゴール左に外れる。危ない場面。恐いのはセットプレーからの高さ。注意した!40分速攻から前田→グラウ→ジヴコヴィッチ→西野→グラウと繋がるがシュートの場面でイレギュラー。41分西に代えて川口投入。42分左のジヴコヴィッチが持つと逆サイドの川口がフリーにサイドチェンジすると川口がゴールに向かいドリブル開始。ラストパスが前田に送られるがオフサイド。44分川口が右サイドをドリブル突破するとファーサイドのグラウへセンタリング。ボレーシュートを放つがゴール上。最後は一方的なジュビロペースで試合終了。
選手、監督コメント
- 柳下 正明監督
- 前半の立ち上がりから20分~25分までは体も重くて、動き出しも遅く、中盤でイージーなミスが多くてなかなかリズムがつかめなかった。逆に神戸の方がスピーディーな攻撃と動き出しも速いしボールの動きも速く、ボランチ二人もゴール前まで攻めてくるという非常にアグレッシブなサッカーをやってきて苦労しました。ジュビロは25分過ぎから少し落ち着いてボールが動くようになって、河村のすばらしいゴールが決まって前半1-1で終わることができてよかった。後半に入ってからは神戸の運動量が落ちて、ジュビロはボールを丁寧につなげる場面が増えてリズム良くできたと思います。2点目も非常にいい時間帯に取れたので、神戸の出てきたところを、こちらがカウンターをすることができて後半に関してはいい試合運びができた。
- 副島 博志監督
- 今日のゲームに関しては、ジュビロが非常にポゼッションでパスワークがいいチームで、両サイドからの攻撃も威力のあるチームということで、我々としてはコンパクトの陣形から攻撃においても守備においても相手に対応していくということで、(ジュビロは)プレスも早いチームなので、そういうプレスをかわす意味でも早い判断でボールを動かして、相手の両サイドのスペースをつきながら、早いタイミングで狙っていきたかった。一点目というのは横からの崩しで上手く先制できたのですが、2点目はカウンターからやられたシーンなんですが、中盤のスペースが空きすぎて、そこから展開されてしまった。ボランチの二人が同時にあがったことで、センターバックの前にスペースができてしまった。先制したことで逆にいい集中が続けていけていたが、やはり逆転されてしまう所がジュビロと我々の違いで、ゲーム運びや決定力の部分でもっともっと改善しなければいけない。ただ、いい時間帯もあったので、そういう部分をできるだけ長くキープしていけるようにしたい。
- 西 紀寛
- (ゴールシーンは?)選手の動きは見てたんだけど、いけるかな?(今期は)点とってないしいいかな?と、思って(シュートを)打ったら入った。狙ったのはニアの上ですが、キーパーの真正面に飛んでやばいと思ったけどゴールに入った。勝ったからよかったですけど、個人的にはまだまだの内容だったので、今日は点が入ったことでよしとして。チームとしては久しぶりに3点入って、いっぱいチャンスがあっても今まではずしてきたんで、これがなんかのきっかけになっていっぱい点が入ってくれるといいと思います。やっとフォワード(登録)で1得点(笑)
ゴールできたのはみんなのおかげです。
- グラウ
- チーム全体におめでとうと言いたい。全員の力で一生懸命やって、こういういい結果がでてよかった。最初特に前半20分までは、チーム自体にミスが多かったので難しかった。その後はだんだん自分達のリズムを取り戻し、後半は自分達のゲームができた。
- 服部 年宏
- もうちょっと点がとれた気もするし、もっと点を取りたいやつもいたしね。でも3点目が入った時点でだいぶ楽になったので、前のやつには感謝します。向こうも後半になって足が止まって、こっちの方がボールをいい感じで回せたので、グランドがよければもっといいサッカーができたと思います。今日が一番人がいなかったと思うので、また中盤の選手が帰ってきたら違うサッカーになると思うし、こっからだと思います。諦めずに。(足はどうですか?)それなりにできたので問題ないです。
- 河村 崇大
- (ゴールシーンを振り返って)振りぬいてやろうと思って打ったら、すごい所に飛んでいきました。インステップです。前半は自分達のパスミスとかがすごく多くて、相手も前からプレッシャーがきつかったので、あの一点で(チームが)落ち着いた部分もあると思います。(グラウとのコンビネーションは?)ロドは基本的に前の選手なので、服部さんと僕でケアしていこうと思いました。前田が点をとったことがすごくでかかったし、西も点を取りたい取りたいと言っていたので、そういった意味では点を取ってくれてすごくうれしかった。
- 前田 遼一
- 自分自身あまりタメを作れなかったので、そういうところでしっかりタメを作れたらリズムも変わってきたんじゃないかなと思います。後半は相手も疲れてきて、スペースも空いてきたのでよく動けました。