2003 J1 2nd 第8節
試合日時:2003年09月28日(日) 15時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ジュビロ磐田スタジアム
- 11,878人
- 25.3℃ / 61%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 川上 信夫
- 山西 博文
- 柳沢 和也、村上 孝治
- 森 直之
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半9分[警告] | 薩川 了洋 | |
西 紀寛 | 前半41分[警告] | |
ハーフタイム[交代] | ジュシエ(in) ← 宇野沢 祐次(out) | |
後半13分[警告] | 明神 智和 | |
前田 遼一 | 後半15分[得点] | |
後半17分[交代] | 加藤 望(in) ← 田ノ上 信也(out) | |
後半24分[警告] | 加藤 望 | |
後半27分[交代] | 下平 隆宏(in) ← 谷澤 達也(out) | |
ジヴコヴィッチ(out) → 菊地 直哉(in) | 後半34分[交代] | |
後半36分[警告] | 渡辺 光輝 | |
成岡 翔(out) → 西野 泰正(in) | 後半37分[交代] | |
福西 崇史 | 後半41分[警告] | |
菊地 直哉 | 後半44分[警告] | |
後半44分[得点] | 近藤 直也 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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柳下 正明 | 監 督 | マルコ アウレリオ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2003Jリーグ2ndステージ第8節。ジュビロ磐田スタジアムにて15:03キックオフされる柏レイソル戦。さわやかな秋晴れの中、選手がスタジアムに到着。早くから集まるサポータースタンドに挨拶をした。今日のみごころは前節欠場していた名波とグラウ動きだろう。若手の活躍により調子が上がってきたチームに力強い軸が戻ってきた。田中も前節怪我により途中退場したがこの試合、しっかり直し戻っている。中央のライン、田中・名波・グラウがいればゲーム展開もある程度計算できる。安定しているディフェンスに流れを作るボランチ、アグレッシブなサイドアタッカーそしてチャレンジし続けるゴールゲッターの中心に今日は名波がいる。どんなゲームを作ってくれるかみどころ抱負だ。ベンチメンバーも、菊地・成岡・川口・西野と絶好調な選手が揃っているだけに今日の試合はゴール量産が期待できる。相手の持ち味、スピードある攻撃をどこまで抑えれれるか!?連続勝利で勝ち点3を奪い、一戦一戦積み重ね、まだまだ優勝を狙いたい!パスが繋がり、スピード感のあるジュビロサッカーで今日も勝利を!
試合前のアップ中に名波選手の足の状態が悪化したため、名波選手に代わり成岡翔選手。控えに上本大海選手が入った。
- 前半15分まで
- レイソルボールでキックオフ。立ち上がり、柏が前線に走り出す。3分田中がボール際で滑ってしまいピンチを招く、しかし鈴木の落ち着いた処理によりクリアー。5分西がタッチラインまで粘りコーナーキックを奪う。7分ジュビロの中盤がパスを繋ぎ出すが崩すことができない。9分グラウが右サイドをドリブル。薩川にファールを受けFK。キッカー、ジヴコヴィッチから送られるセンタリングはGKへ。11分前田がドリブルでキープ、タイミングを合わせグラウがDFラインの裏へ飛び出す。しかし後一歩のところで足に合わずシュートが打てない。ここまでは両チームシュートがらしいシュートがない。
- 前半30分まで
- 17分ゴール正面25m付近からFK。西が蹴るがゴール左に外れる。20分河村・鈴木がオーバーラップし右サイドを崩しに行くがパスが合わず奪われる。両チーム中盤での制度を欠きミスが目立つ。24分河村のクロスボール。成岡がGK前で競るがパンチングで防がれる。この時間、まだシュートが少ない。積極的にシュートまで行く攻撃を期待したい。26分相手の攻撃を奪うと西が右サイドから速攻。逆サイドまで蹴るが繋がらない。そのボールを逆に速攻。クロスボールを入れられる。オフサイドのフラックが上がるがプレーが続き、鈴木と宇野沢が激突。鈴木が頭を切る。テープを巻いてグランドに戻る。29分左のジヴコヴィッチからのセンタリングをファーサイドのグラウがフリーでシュート。しかしGK南に防がれる。30分西のミドルシュートはDFに当たる。シュートシーンが増えてきた。
- 前半45分まで
- 31分右からのコーナーキックをニアの福西が頭で合わせるがゴールマウスを捕らえられない。34分福西が中央で受けるとドリブル突破、柏DFがたまらずファール。ゴール右25mからのFK。ジヴコヴィッチが蹴るがゴール右へ外れる。36分成岡からジヴコヴィッチへスルーパス。ボールが落ち着かないところで右の西へパス。中央へセンタリングを上げるが中には合わない。38分中盤で縦に入ったボールを福西がインターセプト、そのままドリブルを開始するがラストパスが出せない。39分成岡が右サイドを突破、これもラストパスが合わず。41分相手DFからグラウがボール奪うと早い切り替えでシュートを打つ、しかしDFの足に当たりゴールへはならない。43分GKへのバックパスを山本がクリアーミス。そこにチェックへ行った鈴木がファールを取られる。FKは山本がしっかりキャッチし前線へ展開。ロスタイムは1分。前半0-0のまま終了。
- ハーフタイムコメント
- 柳下 正明監督:
カウンターに注意して、中盤であわてないでしっかりつないで、フィニッシュはシュートで終わろう。
マルコ アウレリオ監督:
パスミスが多すぎる。あわてるな。サイドチェンジに十分に注意しなさい。
- 後半15分まで
- ジュビロの交代はなし。レイソルは宇野沢に代わりジュシエを投入してきた。2分前田が頭で落としたところにグラウは走りジヴコヴィッチへ落とす、センタリングを上げるがGKにキャッチされる。4分ジヴコヴィッチのクロスボールをグラウがキープ、落としたところに前田がシュート!ゴール左に外れる。6分右サイドからFK、ジヴコヴィッチが蹴り中央でグラウが飛び込む。しかしゴールならず。こぼれ球を奪った西が左サイドを崩すがセンタリングが合わない。7分今度は右サイドを西が崩す、強いセンタリングは誰も飛び込めずゴールならず。9分レイソルの速攻はディフェンスラインが落ち着いて対処。10分右からのコーナーキック、ファーサイドの田中が打点の高いヘディングで競るがシュートが決まらない。14分ゴール正面30mからのFK、グラウが壁の下を狙い蹴るがGKにキャッチされる。少しずつゲームが動いてきた。
- 後半30分まで
- 16分前田がシュートを打ちこぼれ球をグラウが拾う、GKと1対1になったところで横にいた前田へ再びパス。前田が左足でしっかり流し込みゴール!待望の1点目が決まった。20分鈴木のロングボールを前田が頭で流す底にジヴコヴィッチが入りシュートまで行くがDFにカットされてしまう。21分ロングパスを受けたグラウがキープ、前田のタイミングを見て落とすとダイレクトシュート、しかしゴール上に外れてしまう。この時間、レイソルのマーキングがずれている。25分成岡→グラウ→成岡で左サイドを崩す。コーナーでファールを受けFK。中盤にスペースが開いてきた。成岡・福西がそこを狙っている。30分左からのコーナーキック、成岡が蹴りファーサイド田中の頭へ、シュートはゴール左へ外れるが流れがジュビロに傾いている。
- 後半45分まで
- 31分速攻から西→成岡→西→前田でミドルシュート!GK南の攻守に防がれる。34分ジヴコヴィッチに代わり菊地が入る。36分速攻に入ったジュビロの中盤、成岡が受け前線へ出すところで後ろからファールを受ける。危ないプレー、成岡はタンカで外に出てしまう。そのまま西野へ交代。西野・グラウのツートップで前田がトップ下に入る。河村が左で菊地と福西がボランチ。ラスト5分、もう一点欲しいところ。40分左サイドからのFKを西が蹴り、GK前でグラウが飛び込む。ゴールは決まらないが良いリズム。42分ペナルティーエリア外ゴール左45度からレイソルのFK。時間をかけたシュートは壁がしっかり当てクリアー。速攻を前田が仕替え逆サイドの西へ、上がってきた西野がドリブルで仕掛けるがカットされる。ロスタイム4分、ゲームが激しく動いている。レイソル右からのコーナーキック、ニアで合わせられまさまの同点ゴール。両チーム激しい攻防もこのまま終了。痛い勝ち点1で終わった。
選手、監督コメント
- 柳下 正明監督
- サッカーの攻撃に関してリズム良く展開できてたと思います。何回かチャンスがあったんですけど、そのうちの一回しか攻められなかったのが、最終的には引き分けになってしまった原因だと思います。前半の20分過ぎぐらいまで、ボールは支配しているけどゴールに向かう姿勢やシュートで終わるというプレーが足りなかったと思います。後半に入っても、ボールは支配していて何度かいいチャンスを作ったんですけど、2点目が取れていればもう少し選手も最後の所で余裕がもてたプレーができて、撥ね返すことができたと思います。最後の最後で一点入れられて、選手も少し気持ちがちょっと沈んでいる状態ですが、3日後にナビスコがありますので気持ちを切り替えてやっていきたい。(名波の突然の欠場が影響した?)ウォーミングアップに行って、やっぱり少し違和感があって、駄目だということで多少は(チームに影響が)あったと思います。
- マルコ アウレリオ監督
- 予想していた通り厳しい戦いになりましたが、前半は互角の戦いだったと思いますしジュビロにあまりチャンスを作らせず、ただ唯一のチャンスといえばグラウに打たれたシュートだけだったと思います。後半に入ってうちのチームの中盤での掴みが甘くなって、相手のパスが繋がるようになって、反対にうち(柏レイソル)がどんどん後退するような展開になってしまいました。グラウと前田が動き回っていただけに、うちのバックラインのポジショニングが悪かったですし、マークの仕方も悪かったと思ってます。それは修正しなければいけない点ですが、下平と加藤を入れてから中盤の組み立てができるようになって、終了間際に追いつくことができました。自分達にとって満足な一戦かというと、そうではなかったですが、最後に追いつくことができてこれでよしとしなければいけない。
- 河村 崇大
- 最後のセットプレーで集中が切れたところをやられた。(失点シーンで、マークを確認する暇がなかった?)基本的にはマークする人は決まっているので、そういった意味ではちょっとした集中力だと思います。基本的にはボールも動いていて、いいサッカーはしていたんですけど、最後にああなってしまったら全然意味ないですね。(成岡選手の交代によるポジションは?)相手の動きのサイドをケアしろと言われて左(サイドバック)に入った。
- 山本 浩正
- (2点目を取れなかったことが影響した?)1-0でも十分よかったんですけど、それなりのサッカーをすれば、ボールキープなり状況をみて。若干受身になった部分もある。こういうことは2度とないようにしたいですね。
- 菊地 直哉
- シュートをほとんど打たれてないし、最後のコーナーキックはやっぱり大事で、セットプレーは最後の最後までわからないというのが改めてわかった。やっぱり勝つということは難しいっていうことがわかりました。もちろん良くはないですけど、ナビスコがすぐにあるので切り替えて、最初に勝つと大きいと思うので、絶対勝ってホームでやりたいと思います。
- 田中 誠
- (試合終了)目前で1-0で逃げ切ろうという形の後で、中盤でイージーにボールを取られすぎて、逆に向こうは必死に点を取りにくるからそれに呑まれてしまった。最後もし、(時間を)稼ぐのだったらフィニッシュで終わるとか、相手のゴール前で(ボールを)取られるとかしないと厳しいですよね。(後半は相手にチャンスらしいチャンスを与えてなかったですが?)決定的な場面は作らせてなかったから、ほんとに惜しい試合でした。
- グラウ
- 勝っていたにも拘らず、残念ながら最後の時間帯で点を入れられて引き分けになってしまいました。(リードして受身になった?)ホームでやっているので、ホームチームというのはいつでも攻撃的にゴールを狙っていかなければいけない。前半は結構よかったですけど、常に前からプレッシャーをかけてボールを奪ってゴールを狙うという攻撃をしていたのでよかったので、そういうのを思い出してやりたい。1stステージ優勝を逃した一つの理由として、ジェフ戦をホームで引き分けてしまって、そういうところのポイントを落とすことによってステージを落とすと。もし、あそこで勝っていれば1stステージを取っていたわけですよね。2ndステージも今日のように、リードしていながら同点に追いつかれる。こういう試合できちんと3ポイントとっていければ優勝できると思います。