2003 J1 2nd 第7節
試合日時:2003年09月23日(火) 15時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 味の素スタジアム
- 33,880人
- 20.3℃ / 54%
- 曇 / 弱風
- 不良 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 田中 佳孝
- 松村 和彦
- 竹内 元人、安食 弘幸
- 鈴木 亮哉
- 遠藤 郁夫
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 前半24分[得点] | 前田 遼一 | |
ケリー |
前半28分[警告] | |
| 戸田 光洋 | 前半36分[得点] | |
| 後半10分[警告] | 西 紀寛 |
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| 後半10分[交代] | 菊地 直哉(in) ← 田中 誠(out) | |
| 後半21分[警告] | ジヴコヴィッチ |
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| 後半25分[交代] | 川口 信男(in) ← ジヴコヴィッチ(out) | |
| 後半29分[得点] | 福西 崇史 | |
| 三浦 文丈(out) → 阿部 吉朗(in) | 後半30分[交代] | |
| 石川 直宏(out) → 近藤 祐介(in) | 後半37分[交代] | |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| 原 博実 | 監 督 | 柳下 正明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- みどころ
- 2003.J1.2ndステージ第7節。味の素スタジアムにて15:03キックオフされるvsFC東京。アウェイ東京での戦いが始まる。残暑が厳しかった今年の夏がウソのような涼しい気候。太陽も隠れ肌寒いくらいの気温だ。選手にとってグランドでのプレーは真夏よりやりやすい部分が多いだろうが体調管理という面で急激な気温差は良いコンディションではない。筋肉や靭帯といった箇所の怪我には十分注意してほしい。グランドも2チームがホームとして使用するスタジアムとあって芝の状態が良くない。メンバーを見てみよう、ジュビロのGKとDFは変わらないが攻撃陣に変化がある。出場停止のグラウ、前節で怪我をした服部、コンディションを考えた名波と今日は出場しない。代わりに出る、西野・成岡・河村、更にベンチに入っている上本・菊地・太田など若手の名前が目立つ。トップ下に成岡が入る予定だが、どんなプレーでどんなサッカーを組み立ててくれるか!？期待度は高い。フレッシュな選手たちがどこまで挑戦し結果を残してくれるか!?いつもとは違ったみどころが多くある。若手選手が自分たちの手で勝利を掴む試合を今日は見たい！
- 前半15分まで
- FC東京ボールでキックオフ。左サイドをいきなりドリブル突破で仕掛けるが、河村が落ち着いてカット。1分東京のコーナーキック、山本がしっかりパンチング！冷静な立ち上がり。3分成岡のミスパスを奪った東京は右サイド石川から速攻を仕掛ける。ジヴコヴィッチが追うがファール。5分も東京の右サイド、ケリーから石川でオフサイドにはなるが危険なシーン。要注意！8分福西が競りジヴコヴィッチへ繋げる、左サイドからクロスボールを西野の頭へ、ファールを取れれるが良いチャレンジ。11分前田がポストで受けると左のジヴコヴィッチへ展開、成岡→山西と繋ぎセンタリング。西野が競るがシュートできず。12分速攻からケリーにシュートを打たれるがゴールマウスには打たせない。14分東京が中盤で繋ぎ右の石川へ下げて加地がセンタリング。中央でアマラオが競りシュートを打とうとするところで何とかクリアー。15分ジヴコヴィッチがハーフェーラインからクロス、西野が反応するがシュートまでは行かない。両チーム決定機はなし。
- 前半30分まで
- 17分DFのクリアーボールを拾われ、宮沢がドリブル最後は石川のミドルシュートまで行かれるがボールは大きく外へ外れる。20分石川がドリブルで右から中央へ切り込む、ラストパスを戸田へ送るがここでオフサイド。形を作られている部分は修正したい。21分西が右から中央へ切り返しミドルシュート！ゴール左へ外れる。22分左のジヴコヴィッチがハーフラインから右の西へサイドチェンジ。西が金沢との1対1で仕掛ける、グランダーのセンタリングは西野に通らなかったが良い形だった。23分石川の中央へ入るドリブルにバランスを崩す。ジヴコヴィッチが置いて行かれ、後手になる対応、最後は田中のカバーが追いつくが危ない場面。25分福西から縦パスが入り西野がポストなる、流れたボールを前田がシュート！ゴール右隅に決まり貴重な先制点。29分東京の攻撃が激しくなってきた、左からのクロスを戸田がどびこむ。ここは山西が押さえクリアー。ゲームが動き出した。
- 前半45分まで
- 31分右の石川からセンタリング、アマラオがオーバーヘッドでシュートを打つがゴールマウスへは入らない。右の西と中央の成岡がポジションチェンジをしながらスペースを見つけている。35分福西が倒されるも笛がならず攻撃される、シュートまで行かれるがパワーがない。37分東京の右サイド石川が切り込むマイナスのセンタリング、フリーになってしまった戸田に押し込まれ同点ゴール。やはり東京の右サイドに注意！39分またも右サイド、ケリーからのスルーパスを石川が裏に飛び出すがここは田中がカバー。41分ジヴコヴィッチの裏を石川に取られる。タッチライン深くまで切り込んだ石川からアマラオへシュートはゴール右のポストへ。決定的なシーン。この時間、東京の右サイドにやられている。44分前田が反転しながらのトラップで一人抜きドリブルで流れながらラストパスを西へ、しかしこれがあわずシュートまで行けない。東京に押されながら前半終了。
- ハーフタイムコメント
- 柳下 正明監督：
攻守の切り替えを早くしていこう。落ち着いてボールをつないでいこう。
原 博実監督：
相手はカウンターを狙っている。前線には必ず選手が残っているので、しっかりケアすること。サイドからの攻撃を徹底しよう。石川は積極的に裏のスペースを突くように。加地はフリーになることが多いので、何度もクロスを入れていこう。攻撃はシュートで終わるように。
- 後半15分まで
- ジュビロボールで後半スタート。メンバーは変わらないがフォーメーションをいじったように見える、河村を右サイドバックに下げ4バックのようなシステム。東京の右サイドには山西で対応、ジヴコヴィッチには前で集中してもらう。3分成岡→福西→ジヴコヴィッチでシュート！ゴールマウスは捕らえられないが良いテンポが戻ってきた。5分右サイドからの東京FKゴール前ケリーがボレーシュートを打つがDFのチェックと山本の冷静な判断でセーブ。7分ジヴコヴィッチから右に流れた西野へ中に西が入りパスが入ったところへジヴコヴィッチがサポート、しかしシュートが打てず速攻を受けてしまう。10分中盤でドリブル突破されたところに西がスライディング、イエローカード！直後田中が足を引きづり交代、菊地を投入。キャプテンマークを福西に渡す。田中の怪我が心配。4バックにして落ち着いてきたが東京もここから動いてくる。13分中盤でパスを回されるとDFラインが前に出てくるその裏を石川が駆け上がる、オフサイドにはなるが危険な飛び出し。
- 後半30分まで
- 16分福西が中盤で持つとそのままロングシュート！ゴールマウス外だがリズムを掴もうとコントロールしている。18分3本の東京コーナーキック、いずれも前に出てのクリアー集中している。21分石川のドリブルに飛び込んでしまったジヴコヴィッチにイエローカード。23分西野が右に流れながらパスを受けゴールに突っかける、シュートを打ちこぼれを前田が詰めるが打ち切れない。24分東京の速攻からケリーが突破ペナルティーエリア内で鈴木が追いつきカット。25分ジヴコヴィッチに代え川口を投入。26分ジュビロの左からのコーナーキック。成岡が蹴るがボールはGKがパンチング。27分川口が右サイドを駆け上がるがしかしここは茂庭のスライディングにカットされる。29分右サイドを駆け上がった川口を福西が使う、川口が突破すると再び中央の福西へ一人交わしシュートはゴール右隅へゴ～～～～ル！勝ち越し。
- 後半45分まで
- 32分、東京のコーナーキックも落ち着いてクリアー。33分川口の右サイドを突破するこぼれを西が拾いシュート。しかしゴール右に外れる。35分ゴール正面で前田の足元に繋がるとワントラップシュート！しかしミートしない。この時間でもう1点欲しい！36分前田が前線でキープすると右から川口が駆け上がる、トラップでゴールへ向かいシュートを打つところでスライディングを受け転倒。しかしファールなし。決めきりたい！38分前田→福西→西で左サイドを崩すがシュートまでは行けない。41分右の川口が2人を交わし中の西野へワントラップしミドルシュート、しかしゴール上を越える。川口が基点になりよいリズム。ディフェンスラインも鈴木を軸に集中している。44分東京のロングクロスに金沢がボレーしかしミートしない。ロスタイム3分。東京も攻撃し続けるがジュビロも全員で守る。ラスト東京GKの位置が高いのを見て前田がロングシュート、無人のゴール左へ外れてしまう。最後まで前線から守備をしここでタイムアップ。若手の活躍で久しぶりの勝ち点３！勝ちある勝利!!!
選手、監督コメント
- 柳下 正明監督
- 前半は１対１で終わることができたことにより、この結果を生むことができた。前半はＦＣ東京の方が前に出てくるスピードと勢いがあり、こちらがほとんど何もできなかった。ボールを奪ったところで選手の動き出しも遅いし、動く量も少ない。前線でのツートップのキープがなくて、攻撃の起点もなかなか作れなかった。ほとんど前半はＦＣ東京のペースでゲームを進めていた。後半に入って、向こうがほとんどＦＷ4枚を前線に張ってきていた状態だったので、こちらも最終ラインを4枚にして対応しました。向こうも少し運動量とスピードが落ちてきて、こちらもボールを動かすことができた。それほど多くのチャンスはなかったんですけど、最後のシュートの所でいいシュートを打ってくれて、結果的に２－１で勝利を得られた。90分トータルにしたら、ほとんどＦＣ東京のゲームだったと思いますけど、選手全員が最後まで粘り強く勝点３を奪うんだという気持ちをグランドで表現してくれたことが非常によかった。
- 原 博実監督
- ジュビロが何人か出場停止だったり怪我人がいて、いつも以上に我々の方がボールを動かして、ボールを支配している時間は長かったと思います。例えば一点目は前半の24分のフリーキックから前田と西野選手にやられてしまった。あそこまでは何の危ない場面もなかったのにやられてしまった。その後も我々はスリーバックとウィングバックの間を突きながら、特に石川(直宏)の方からいい形ができて、チャンスからいい点を取れた。ああいう攻撃をもう一度いって、前半の同点に追いついた後、ケリーがキーパーもいなかったのにシュートをポストに当ててしまった。後半の確か戸田だと思いますが、サイドから入ってきたボールがキーパーに行ってしまった。こういう試合をジュビロはメンバーがいなくても、最後は上手く逃げ切られてしまう。むやみに蹴るだけではなくて、ボールをキープされて時間を上手く使われて逃げ切られた。こういう試合をやっぱり、勝っていかなければいけないなぁというふうには思いますが、我々のスタイルとして、こういう試合を続けながら、もっとしっかり点を取ってまだまだ諦めずに勝点３を取れるような試合をしてチームを作っていきたいと思います。
- 西 紀寛
- 前半は本当にもうひどかった。個人的にもあんまりよくなかったかもしれませんが、個人を責めるんではなくて、全体的にみて悪かった。今は(ディフェンスが)何人いても攻められてる気がする。後半は疲れたよ。前半に比べてディフェンスとしては、結構こぼれ玉を拾えてた。
- 田中 誠
- （怪我は？）打撲です。力がちょっと入らなくなってしまったので、交代を訴えた。（苦しい時間が長かった？）うちはもっとボールを大事にしないと、ああいう形になる。前半はセカンドボールも拾われて、向こうは攻撃の人数も多いし、押されっぱなしだった。自分はすぐに交代してしまったんですけど、後半はフォーバックにして、多少はサイドのスペースをみれた。（後半フォーバックにしたのは？）監督の指示で、向こうはサイドのスペースを張っているので、どうしても後手後手になってしまうので、そういう対処だと思います。今は一試合一試合勝つしかない感じなんで、内容どうこう言うよりも結果が欲しかったので、みんなの力で一勝できたということは次につながるし、また優勝に向けて望みが出てきたので、気を入れ直して毎試合勝利できるようにいい準備していきたい。
- 菊地 直哉
- 後半は最初から（ディフェンス）4枚です。次ももちろん勝って、連勝してチームの雰囲気もよくなっていくと思うし、一回勝てばすぐ順位があがっていく状態だと思うので、どんどん勝って上を狙っていきたいたいと思います。（途中出場はやりづらい？）そんなこともなかったです。ベンチで観ててＦＣ東京は前に来てたので、裏が空くと思っていた。
- 河村 崇大
- 前半の時点で動かされてきつかったんで、僕自身ミスが多くて反省するばかりです。誰々がいないから負けたとかそういうのを言われたくないので、そういった意味では価値ある一勝だと思います。
- 川口 信男
- フク(福西)が決めてくれたんで、自分の評価もされると思うので、フクもすごくいいトラップしてシュートも完璧だったと思います。最近なかなか勝てなかったので、すごく勝ちに飢えていたというか、やはりチーム状態も雰囲気的にもいいとは言えないような状態でしたけど、とにかくこの勝利がいい方向に向けばいいと思います。チームがどんどん勝ち続けていきたいと思いますけど、次の試合が大事です。
- 前田 遼一
- (最後のシュート外しましたが？)あれはノブ（川口）さんの位置も見えてなくて、自分で打ってやろうと思ったら、あんなシュートになってしまいました。（ゴールシーンは？）西野がいいボールを落としてくれた。最初のシュートだったので、思いっきり振りぬこうと思って。フク（福西）さんからボールをもらう時に西野が見えたので、多分西野もそれは感じてくれていたので、上手くできました。勝つことはうれしいですけど、でも課題もあって。。ボールを獲られすぎなので、しかも決めるべき所は最後以外にももう一つあったので、あそこを決めていればもっと楽になった。（ＦＷの連携は？）上手くボールを引き出せない部分はあったんですけど、連携という部分では練習でやるので問題ないです。（前半は上手くいってなかった？）前半は上手くクサビのパスを引き出せなかった。
- 福西 崇史
- 自分のプレーをしようと思ってやってましたけど、試合に入ったら前でキープできなかったですし、それでやられて自分達が振り回されてた部分がありました。後半はシステム変更によっていいポジションでできた。後がないですからこの勝点３は大きい。今日戦った人達は自信になったと思いますし、それでチームが一つになった部分もあると思いますから、このまま調子よくいけたらいい。前半は落ち着かせたかった部分もありましたけど、上手くいかなかった部分が多かった。これからは落ち着かせられるように、努力していきたいと思います。（ゴールシーンは？）とにかく強いボールを蹴ろうということと、はじかれても中に人がいましたから、誰か決めてくれると思った。上手く抜けてくれて入った。今日は内容は良くないので、勝ったという自身はみんなつけたと思う。内容も伴わないとすっきりしないとは思いますけど。
- 成岡 翔
- 自分のプレーを出さないというか、やっぱりまだこのチームのサッカーを完璧には理解しきれてなくて、迷う部分があるからワンプレー遅れるし、もっともっとスムーズに行くためにはチームのサッカーというのを徹底してやることだと思います。正直今のところは出場できればどのポジションでもいいし、一つに固定せずに色々やることで理解できてきてるので、僕にとってはいいと思います。（自分のどの部分をもっとだしたい？）シュートですね。後ろで受けて捌くというのはできてきたので、今度は相手に嫌がられるプレーっていう意味では、相手の裏を突いて自分でフィニッシュできるように、そういうプレーを心がけてます。俊哉さんのプレーより少ないですし、もっともっとゴール近くて絡めたらいいです。（ユース・代表の方が自由にプレーできる？）ジュビロの方がかなり自由にできてる気がします。自分から動けば周りもついてきてくれますし。
