2003 J1 1st 第14節
試合日時:2003年07月26日(土) 19時02分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 国立霞ヶ丘競技場
- 22,968人
- 23℃ / 67%
- 曇 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 福村 吉正
- 上川 徹
- 金田 英司、武田 進
- 穴沢 努
- 関山 香
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半8分[警告] | 西 紀寛 | |
前半28分[警告] | 福西 崇史 | |
後半10分[得点] | 藤田 俊哉 | |
後半17分[警告] | 服部 年宏 | |
後半22分[累積警告/退場] | 服部 年宏→ | |
渡辺 毅(out) → 谷澤 達也(in) | 後半25分[交代] | |
後半26分[交代] | 河村 崇大(in) ← 前田 遼一(out) | |
宇野沢 祐次(out) → マルシオ(in) | 後半29分[交代] | |
平山 智規 | 後半31分[警告] | |
マルシオ | 後半33分[警告] | |
平山 智規(out) → 田ノ上 信也(in) | 後半40分[交代] | |
後半40分[交代] | 川口 信男(in) ← グラウ(out) | |
後半44分[交代] | 西 紀寛(in) ← ジヴコヴィッチ(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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マルコ アウレリオ | 監 督 | 柳下 正明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2003年Jリーグ1st、残り2試合となり優勝まで絶対に負けられない試合。会場は国立競技場、アウェイでの戦いは柏レイソルと対戦となる。他会場の結果も気になるところだが、まずは自分達のサッカーをすることに集中したい。今週は水曜日にオリンピック代表の試合があった前田選手の他は磐田での調整となり順調にきている。チームとしての確認を中心にトレーニングしてきた。テクニカルアドバイザーのドゥンガも来日し更にモチベーションが上がっている。前節、出場停止だった福西も復帰しメンバーはベスト。グランドコンディション含めスタジアムも盛り上がり良い試合が期待できそうだ。Jリーグ終盤となり疲労もたまるところだがサポーターと共に戦いしっかり勝ち点3で最終節に望みを繋げたい。残り2試合、最後までジュビロサッカーで勝ち続けましょう!
- 前半15分まで
- ジュビロ特大フラックがサポーター席を埋め尽くす中ゲームがスタートした。立ち上がり、ジュビロが落ち着いてボールを回す。3分、グラウのポストから藤田がシュート。ゴール右に外れる。4分右サイドから名波のFK。ニアの前田が頭で飛び込むがシュートは決まらない。しかし、シュートまで行く攻撃でリズムを掴もうとしている。5分レイソルのCKは名波がニアでクリアー。6分左からレイソル玉田がセンタリングを上げるが中には合わない。7分右から西が突破、センタリングに前田・グラウが飛び込むがゴールへ届かない。10分服部が左サイドを崩す。センタリングまで行くがGK南にキャッチされシュートは打てない。11分服部が後ろから蹴られ倒れる。タンカに乗りピッチの外へ。13分右からのCKを名波が蹴る。しかしGKにキャッチされる。14分福西のロングシュート。GK正面。14分、田中から鈴木のパスをカットされペナルティーエリアに進入されるが落ち着いたカバーでシュートは打たせない。ここまで決定機は両チームない。
- 前半30分まで
- 16分レイソル平山からアーリークロスが入るが田中がカット。18分福西からのクロスボールにグラウが入る。DFと競り合うが届かない。20分前田がペナルティーエリア内でボールを受ける。相手を背にした状態から反転しシュートを打とうとするがスライディングにカットされる。22分ボールをMFとDFで回しコースを見つけている。相手も取りに来ないが崩す展開も見つからない。23分ゴール正面30m付近でファールしレイソルのFK。キッカーはリカルジーニョ。シュートを打った瞬間壁でファールがあり、またもやレイソルのFK。再びリカルジーニョがシュート。しかしゴール右に外れる。セットプレーには集中したい。26分グラウの浮かしたパスを藤田がDFの背後をとりシュートまで行く。しかしミートせず決まらない。28分ジュシエが中央をドリブル突破、ジュビロの選手が次々とスライディングタックルを仕掛け。最後は福西が倒してしまう。
- 前半45分まで
- 34分となり会場で開催されている花火を打ちあがり観衆が盛り上がる。ゲームもここからが勝負となる。今だ両チーム決定機はない。再三見せるジュシエのドリブルも山西がしっかりカットしている。36分前田が左へ流れポイントを作りセンタリング、グラウに合わせるがクリアーされCK。左から藤田のコーナーキックはファーサイドへ。こぼれ球をグラウがシュートを打つがDFに当たりゴールを捕らえることはできない。40分ジュシエがまたもドリブル突破。シュートを打ったところで山西がスライディング。なんとか足に当てクリアーした。41分西が左から中央へドリブルで流れそのままシュート!ゴール左隅に飛ぶがGKにカットされる。42分前田が基点になありグラウ→西と繋ぐ。最後にまた前田へセンタリングが入るが会わずにGKにキャッチされる。ロスタイムは1分。レイソル平山のシュートをヴァンズワムがキャッチするとすぐに攻撃へ展開。山西からのクロスも合わず。0-0のまま前半終了。
- ハーフタイムコメント
- 柳下 正明監督:サポートを早くして、シュートで終わろう。攻撃と守備の切り替えを早くしろ。
マルコ アウレリオ監督:いいポジショニングでコンパクトだ。だが、攻撃が消極的。もっと両サイドが勢いよく積極的にあがりなさい。
- 後半15分まで
- 選手交代なしでキックオフ。開始からグラウと前田あ前線から追いかける。首位のジェフ市原が前半負けている情報はスタジアムのスクリーンで紹介されジュビロサポーターも更に盛り上がっている。4分右サイドからのFK。名波から西の頭へ。シュートはゴール左へ外れるが惜しいシーン。5分ゴール20m付近でファールを奪われる。レイソルの直接FK。しかしジュビロ壁がしっかりセーブ。7分左サイドからのCK。藤田が蹴るがニアでカットされる。10分西の左からのセンタリングにファーサイドのグラウが反応。折り返しを藤田が右足アウトサイドでゴール。待望の先制点が入った!13分前田が中央で基点となりグラウが左サイドを走るがパスは繋がらない。14分右から名波のCK。中でGKと前田が競るがパンチングで逃げられる。15分前田がミドルシュートをボレーで打つがゴール上。
- 後半30分まで
- 16分グラウが左サイドから突破。DFを交わしシュートを打つがDFの足に当たりゴールマウスへは行かない。19分またしても右の西からファーサイドにグラウの頭へ。折り返すがカットされる。少しずつ試合が動き出した。シュート場面が目立つ時間帯。ここでもう1点欲しい。逆にここでの失点は避けたい。20分西が中央からドリブルを開始。名波に預け西がまた右へ出る。しかし中の整わずセンタリングを上げられない。22分信じられないカードが出た。服部、今日2枚目のイエローカードで退場。この試合1人少なくなるのも痛いが次節を考えても悔しい判定となる。ここで河村が登場。FWの前田に代えボランチの河村を投入する。一人少なくなりジュビロの個々の運動量が上がっている。厳しい時間だが冷静に勝負して欲しいところ。レイソルは谷澤・マルシオと立て続けに攻撃陣を投入。ここで勝負に出てくる。
- 後半45分まで
- 31分右サイドから藤田のFK。グラウの頭に合わせるがGKにキャッチされる。33分レイソルCKでボールはゴール正面にこぼれる。そこをDFが体を張りディフェンス。鈴木が倒れこむ。気持ちの入ったディフェンスが連続する。36分藤田が粘り、名波がボールを拾う、西が突破しゴールへ向かうがラストで体制を崩しシュートまでは行かない。39分レイソルにペナルティーエリア外でボール回される。シュートまで行かれるがボールはゴール上。厳しい時間帯が続くがここを乗り切って欲しい!残り5分。ここで13番川口を投入。トップのグラウに代わりピッチに出た。41分西が右サイドを一人でドリブル突破。最後はファールを受け止められるがこの時間に大きなプレーだ。44分名波→河村で右サイドを崩し逆サイドの川口へ、相手の裏へ出てシュート体勢へ入るが打ち切れない。45分川口が1人でDFの裏で勝負しようと仕掛けファールを奪う。そしてロスタイム。代わって入ったジヴコヴィッチがそのままFKを蹴るがゴール上を超える。ラスト、レイソルボールのFK。ここをヴァンズワムがパンチング。川口もラスト前線でボールを追いかけ時間をかせぐ。そしてここで試合終了。最後までハラハラドキドキした試合となったがしっかり勝ち点3で最終節まで優勝争いを持ち越した。必ず優勝します。
選手、監督コメント
- 柳下 正明監督
- 前・後半ともレイソルの厳しいボールプレスと奪ってからの早い攻撃に苦しめられて、ジュビロ本来のボールを動かし人が動いてスペースを突いていくというサッカーはなかなかできなかった。ただ、後半に入ってチャンスをものにしてリードしてから、人数すくなくなりましたけど全員が0に抑えて勝つんだという気持ちを出してくれたと思います。
- マルコ アウレリオ監督
- 今日またいいサッカーを見せることができたと思いますし、マーキングもよくジュビロにチャンスを作らせなかった。敗戦の弁になってしまうのですが、一瞬のミスからやられてしまって細かい所をきちっと捕まえ切れなかったのは経験が足りなかったということ。うちのチームに必要なのは中盤で試合の流れを作れる選手、組み立てることができる選手など中盤の攻撃の層を厚くしなければならないと思っていますけど、そのために選手達を鍛えていってそういう役割を果たせる選手を作っていきたいと思います。
- 西 紀寛
- 相手がカウンターなのにこっちもカウンターでツーラインになってしまって、福西さんと服部さんの所とフォワードは俊哉さんと名波さんとロドも入って4人になってしまった。服部さんが退場してからほんと苦しかったですよ。今日は勝って良かったけど、横浜が負けてくれない限り優勝はないからね。まあ横浜が負けるとは思ってないけど。でも何があるのかわからないのがサッカーだよ。(去年の1stも横浜と競る展開でしたね?)そうだっけ?そんなラッキーはないとは思うけどね。。うちも仙台にポイントがとれていたのに落としたわけだから、そういう部分では自分達が悪かったともうなずけるし、横浜や鹿島に負けちゃ意味がないというのも思っていたので、横浜も鹿島ももう一回やれば五分五分の相手だと思っているので。(次節出れなくなってしまいましたが?)みんなの為にこの一週間がんばって貢献できればと思います。
- 鈴木 秀人
- 一点取ってくれたし、服部が退場してもう守るしかないという感じだったんですけど、みんな集中力切れずにいい感じで守れた。相手も結構カウンターを狙っていたので、後ろがカウンターだけ気をつけるようにずっとバランスとれていたし、いい守備ができた。今日はほんとに勝点3が欲しかったし、一点とって0に抑えれば勝点3が手にはいるところだったので、前からもいいプレスかけてくれたし、いいキープもしてくれた。横浜にもプレッシャーがかかると思うし、うちも服部がでれないですけどしっかり90分で勝てば2ndステージにもつながると思います。
- ヴァンズワム
- 結果は満足してますが、横浜が勝ったということが残念です。前回の試合でも言いましたが、我々は残りの2試合を全力で勝つと、勝って相手の結果を待つということでした。今日は市原が負けたので我々にいい結果でしたが次の試合に勝って横浜の結果を待ちたい。自分が日本に来てからこの柏戦というのはいつも難しい試合になる。我々はパスをつなぐサッカーなのにロングボールを多用したり、レフリーのジャッジに不満をあらわにして文句を言ったりしていたので、もっと冷静になれればよかった。(試合後に藤田選手を抱きかかえていましたが?)決勝ゴールがうれしかったし、価値あるゴールだったので抱き上げました。0-0で終わっては大変だったし数少ないチャンスをものにしてくれたので。
- グラウ
- (苦しい試合でしたね?)非常に難しい試合だったし、チャンピオンになるためには大事な試合でどうしても勝たなければいけなかった。相手がディフェンシブで苦労しましたけど、数少ないチャンスをものにしてなんとか点を取れたのが勝因。自分にチャンスがあるとしたらクロスか、アーリークロスなど斜めに入ってくるボールだと思っていたので、相手はマンツーマンでついて来ていたからそれをかわそうと思っていた。ゴールのシーンもディフェンダーの後ろに隠れてフリーになったところから藤田にいいパスがだせた。
- 名波 浩
- 個人的にはハーフタイムで市原が負けているのを知っていたので、1-0というゲームでもOKというシナリオができたんですけど、退場者がでて10対11というのはちょっと予想外でした。それ以外はプランどおりにできたと思います。狭く狭くなりすぎた部分もありましたし、相手もスタート時からツーラインだったので、下がりすぎるディフェンスと上がりすぎるフォワードを上手くケアするのが難しかった。今日のゲームに関しては勝点30というのは1ステージの目標でもあったのでそれに関してもリーチすることができた。もちろん優勝争いも残っているので、来週の調整というのが非常に重要になるのではないかと思います。(市原が負けたのは優勝経験がないからプレッシャーによる経験の差がでた?)そんなことはないと思うし、アントラーズとジェフを破ってくれたエスパルスに非常に感謝しているし、マリノスの相手はどこだっけ?神戸?の他力となってしまいますけど、うちは90分で勝つしかないのでそういった心意気でいきたいと思います。
- 藤田 俊哉
- とにかく苦しい時に点がとれてよかったと思います。(他会場の途中経過は?)自分達が勝つことだけしか考えてなかったので気にならなかった。逆にトップを走ってる時の方がそういうのは気になる。1-0で行こうとチームはなっていたと思います。あわよくばカウンターで追加点が取れれば一番いいかなと思ってました。90分以内で勝てたことが今のジュビロにとってよかったので、次も苦しい状況だとは思いますけどみんなで力をあわせたいと思います。(FC東京戦に向けて?)今日から他力になっているので、とにかく次も勝って自然の流れで結果もついてくれば一番いいかなと思います。自分達が勝たないことには何も始まらないので、逆にシンプルかなと思います。