2003 J1 1st 第10節
試合日時:2003年05月24日(土) 19時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ジュビロ磐田スタジアム
- 16,382人
- 20.3℃ / 74%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 淀川 隆博
- 太田 潔
- 中村 祐、早川 一行
- 二俣 敏明
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半22分[警告] | ウェズレイ | |
西 紀寛(out) → ジヴコヴィッチ(in) | 後半10分[交代] | |
後半14分[警告] | 藤本 主税 | |
ジヴコヴィッチ | 後半24分[警告] | |
後半28分[得点] | ウェズレイ | |
後半30分[交代] | 海本 慶治(in) ← 山口 慶(out) | |
藤田 俊哉(out) → 川口 信男(in) | 後半32分[交代] | |
名波 浩(out) → 前田 遼一(in) | 後半37分[交代] | |
福西 崇史 | 後半38分[得点] | |
後半38分[交代] | 岡山 哲也(in) ← 原 竜太(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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柳下 正明 | 監 督 | ベルデニック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- Jリーグ第10節ジュビロ磐田スタジアムでの対戦は相手にここまで無敗という名古屋グランパスエイトを迎え19:04にキックオフされる。昼間の暑さも夕方になり涼しくなった。選手にとってベストなピッチコンディションとなっている。今日は、今期最大の入場者数がスタジアムに詰め掛けてくれそうだ。サックスブルーに染まったスタジアムが何度湧き上がるか!?この空間で繰り広げられるジュビロサッカーが今日も楽しみだ。心配だった中山もスタメンに名を連ねてきて山西が怪我で離脱している他はベストな布陣が組めた。一方グランパスは好調だったバスティッチが出場停止となっている。それでも調子に乗っているチームの勢いには気をつけなければいけないがジュビロも相変わらず調子が上がっている。特にここまでJリーグ8得点をあげているグラウに注目だ!藤田・西の両サイドからの突破。さらに名波のスルーパスに今日も期待したい。Jリーグ中断前の最後の試合、しっかり勝ってトップを守り後半戦に備える大事な試合を皆さんと共に戦いましょう!
- 前半15分まで
- グランパスボールでキックオフ。超満員の中、迫力ある声援に包まれ激しい立ち上がりとなった。両チーム、立ち上がりから素早いプレス、そしてパスが行きかう。5分、右サイド西が駆け上がりセンタリングするもカットされる。中盤、福西がドリブルし始めるが激しいタックルを受ける。中山がゴールラインまでボールを追うと相手サポーターからブーイング!首位争いに相応しい緊迫した雰囲気の中ゲームが進む。ジュビロの早いパスワークに今のことろグランパスのプレスも付いて来ている。12分ゴール正面30mで福西が倒されFK。服部が直接狙うが惜しくもゴール上を越える。14分ウェズレイの突破から鈴木の股間を抜くシュートがゴール左に外れる。両チームの激しい攻防がこの時間まだ続く。
- 前半30分まで
- 17分原の突破にしぶとくマークする田中。今日のジュビロDFは一瞬の集中力も欠くことができない。21分右サイド名波からのグランダーのセンタリングをペナルティーエリア外から服部のシュート!しかしGK正面。グランパスの左サイド滝沢、ジュビロの右サイド西の攻め合いが今日は白熱している。更に目立つのがパナディッチのカバーリング。藤田の動きへのマーキングがしっかりしている。両チームシュートこそ少ないが中盤での動きは見ごたえ十分だ。30分ウェズレイの振り向きざまのシュートはヴァンズワム正面。
- 後半45分まで
- 31分、藤田の強烈なミドルシュート!ゴール左隅に飛ぶが楢崎のファインセーブに防がれる。33分上本がオーバーラップ。センタリングが中山に渡るが、展開できずシュートまで行けない。35分ゴール正面でグラウが倒されFK。ボールには名波と藤田が立つ。グランパスの選手は全員戻り壁を作る。藤田のシュートはゴール左へ外れる。38分西と古賀が激しくぶつかる。両者倒れる。39分グランパスのFK左サイドから藤本が蹴るがしっかりカット。39分服部から中央の中山へ柔らかいクロスボール。ディフェンスラインの裏に抜けるがオフサイド。41分グラウからのセンタリングを中山がDFを背負い受ける。しかしコントロールできずシュートまで行かない。44分福西が右サイドでファールを受けFK。名波から福西へ合わせるがカットされる。続けて右サイド、名波→藤田→西と繋ぎ、強烈なシュート!惜しくもゴール左に外れる。前半、は緊迫した中盤での争いが非常に見ごたえのある試合となった。
- ハーフタイム
- 柳下 正明監督:
攻撃・守備ともサポートを早くして、セカンドボールを拾っていこう。両サイドからバランスよく攻撃しよう。
ベルデニック:
前半のようにいいプレーを続けよう。もっと攻守の切り替えを早くしよう。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしで後半キックオフ。後半の立ち上がりも前半同様プレスのかかった緊迫したゲーム展開が続く。前半以上に展開の速い後半もやはり中盤の攻防が激しい。5分グラウのドリブルから右に飛び出した中山へ、そして藤田へ下げるがここでカットされる。6分グラウ→中山→グラウへ繋ぐところでカット!パスが繋がればゴールというパスも名古屋DFがしっかり防ぐ。8分ウェズレイへのロングボールを田中がギリギリでカット。危なくコーナーに逃げる。10分足を痛めた西がグランドに倒れる。即、ジヴコヴィッチに交代!藤田が右、ジヴコヴィッチが左に変わる。13分服部からのクロスをファーサイドにグラウに合わせるがパナディッチの高さにクリアーされる。
- 後半30分まで
- 16分グランパスのクロスボールにゴール前混戦になった。GKヴァンズワムがパンチングでクリアーするが、グランパスの勢いは止まらない。18分藤田がDFラインの裏へ抜け出す。パナディッチを交わしシュートしかしポストに当たりゴールが決まらない。20分ジヴコヴィッチが左サイド、オフサイドトラップを上手く抜け出しGKと1対1、しかしここで中の中山にパス。これが通らずシュートが打てない。ビックチャンスを生かすことができなかった。23分福西が右サイドを突破、開いていた中山へパス。中山がドリブルで突っかけ切り返す。中央名波へセンタリング。しかし名古屋DFのプレスにシュートが打てない。そのこぼれを服部が拾いドリブル、しかしこれもシュートまで行かない。27分FWがクロスし空いたスペース左にジヴコヴィチが出る。そこからセンタリングするも繋がらない。28分一瞬の間があった。コーナーキックからウェズレイのヘディングシュートが決まり失点。
- 後半45分まで
- 31分藤田がDFとGK間に落ちるボールに飛び込む。しかし楢崎にカットされる。32分藤田に代え右に川口を投入!36分グラウからのパスを中山が受けゴールに突進それでもシュートが打てない。37分名波に代え前田を投入。39分右サイドからジヴコヴィッチのセンタリングそれを福西がスライディングシュート!ゴ~~ル!土壇場で同点に追いついた。ホーム・ジュビロ磐田スタジアムが沸きあがる。ラスト5分ここからが勝負どこ!交代で入った川口・前田も積極的にゴールを目指す。43分川口がスピードで右サイドを突破。ファールを誘う。そのFKをジヴコヴィッチがキック。ニアで中山が頭で合わせるがGKにセーブされる。ロスタイム3分。ヴァンズワムからのロングキックを中山が落としグラウへ。ミドルシュートを狙うがカットされる。最後まで両チーム一歩も譲らない。ラストチャンスのコーナーキック。右からジヴコヴィチが蹴るがシュートが打てずタイムアップ。緊迫した試合の結末は同点で終わった。しかし内容は両チーム良かった。一時中断になるJリーグもここからが本当の勝負になってくるだろう。
選手、監督コメント
- 中山 雅史
- 勝つときもあれば引き分ける時もあるし、先制されながらも追いつくことができたのはラッキーだと思う。それも自分達の力なのかなとも思いますけど、その前に先制されたのは自分達のマークのずれなのかもしれない。そういうところの集中力の途切れた所かもしれない。追いついてからも攻め続けて、そこから点がとれればよかったんですけど、負けなかっただけっよかったと思って次にいきたい。名古屋の最終ラインが非常に強くて高くてなかなか攻めあぐねましたけど、そこをどうこじ開けていくかという部分でもう少し工夫が必要なのかもしれない。真ん中に行き過ぎてサイドからの攻撃が少ないかなって感じましたから、ヴァリエーションを豊富にしていけば相手のマークも散漫になるし、相手の陣形も崩れるだろうしそういう工夫をしていけばいいと思います。
- グラウ
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- 柳下 正明監督
- 名古屋の固いディフェンス、戻りの早い守備にチャンスが作れず試合が進みましたが、ゲームとしてはスピーディーでチャンスも何度か作っていたしいいゲームだったと思います。0-0の状態で後半にあったビッグチャンスが決められず、流れが変わってコーナーから失点した。最後全員が点を取りにいくという強い意志で1-1の同点に追いついたということは非常によかったと思います。
- ベルデニック監督
- 今日の試合は非常にクオリティの高いJリーグの平均的なレベルを超えた試合だったと思います。今日の試合に向けて精神的な面でも戦術的な面でもいい準備ができたと思います。中盤でコンパクトにしてプレッシャーをかける。その中でボールをとったら早く前にでる。ボールを奪われたら早く戻るという形で相手にスペースを与えないようにしながらそのうえで縦パス、ディフェンスの裏へのパスということで得点のチャンスを作っていきました。集中力、モチベーション、戦う姿勢というものは最高レベルのものだったと思います。私達もいいプレーができるということが明らかになってきた。Jリーグで一番強いチームと試合をしたということを忘れてはいけない。実際にほぼ同等に戦え、逆にこちらが勝利を掴みかけた試合だった。ジュビロのホームで引き分けという結果は恥ずかしいものではない。
- 藤田 俊哉
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- 服部 年宏
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- 福西 崇史
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- 名波 浩
- 強いね名古屋。いいサッカーやってた。いい展開とかあまりできなかったけど、負けなかったことがよかったこと。無敗を崩したかったんだけど。
- 鈴木 秀人
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- 川口 信男
- 先制された苦しい場面で出番がきたって感じなんですけど、終盤で両方がカウンターで攻めあうという展開で確実にサイドからチャンスを作れたらいいなと思って入りました。見てる人は楽しいし、いい試合みれたんじゃないかと思いますけど、こういう中でも勝ちたかったですね。
- 西 紀寛
- 激しくて、気持ちも高くて、必死にやって今日こういう結果に終わった。前半拮抗しているときに一点入ればよかったけど、これといったビッグチャンスもなくてシュートを打つことによってリズムを作ろうとしたけど、相手の厳しいプレッシャーで人数かけて攻めることができなかった。(怪我は?)鹿島戦はでたいですから。無理やり(笑) 向こうのボランチ二人がよかった。逆に言えばボランチをはずした所で勝負できればよかった。サイドとか。うちがボールをとられた瞬間、滝澤さんや藤本さんが目の色変えて切り替えて走ってたから警戒した。