2003 J1 1st 第3節
試合日時:2003年04月12日(土) 15時33分キックオフ
得点ボード
|
|
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ジュビロ磐田スタジアム
- 13,822人
- 18℃ / 92%
- 雨 / 弱風
- 全面良芝 / 水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 福村 吉正
- 布瀬 直次
- 柿花 和夫、宮島 一代
- 長谷 忠志
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
グラウ(out) → 前田 遼一(in) | ハーフタイム[交代] | |
後半3分[警告] | 山田 暢久 | |
藤田 俊哉 | 後半5分[警告] | |
藤田 俊哉 | 後半13分[得点] | |
後半21分[交代] | 山瀬 功治(in) ← 長谷部 誠(out) | |
中山 雅史 | 後半28分[警告] | |
後半33分[交代] | 三上 卓哉(in) ← 平川 忠亮(out) | |
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
柳下 正明 | 監 督 | ハンス オフト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- J1リーグ第3節ホームジュビロ磐田スタジアムでの戦いはハンス・オフト率いる浦和レッズを迎え雨が降る中行われる。水曜日のヤマザキナビスコカップに続きホームでの試合となったジュビロだが、中山・名波・福西の調整も万全でコンディション面での不安はない。それどころか若手の活躍によりチームのモチベーションも上がっている。一方レッズはアウェイの雨という障害もものともせず多くのサポーターが詰め掛けている。真っ赤なカッパに身を包んだレッズのパワーは不気味だが今のジュビロには昨年の強さにコンビネーションが合ってきたグラウや成長し続けている前田それにスピードスター川口とベンチを含め層の厚い戦力がある。ピッチが濡れている分ボールが走る為パスのスピードも上がりジュビロの得意な攻撃パターンが見れそうだ。来週、韓国で行われる。代表戦へ参加予定の中山・福西・服部もこの試合への意気込み更には代表チームへの勢いをつける意味でもより気合が入っている。注目は先日の試合、絶好調だった。西と前田だろう!昨年はホームで浦和レッズに敗戦していることを考えてもこの試合は絶対に負けられない。
- 前半15分まで
- 浦和レッズボールでキックオフ。両チーム、そしてスタジアムが激しく動き出す。レッズゴールへジュビロが近づくとブーイングが起こる。2分藤田のシュートはGK正面。レッズは田中・永井が縦へ走る場面が多いが、山西・鈴木がしっかりマークし基点を作らせない。5分内館のシュートはゴール上。9分名波の浮かしたスルーパスはDFに頭でカットされる。10分山西のロングシュートはGK正面。11分鈴木からのロングフィードに飛び出した中山はオフサイド。13分永井から田中へのスルーパスを鈴木がカット。レッズコーナーキックになる。
- 前半30分まで
- 17分ロングボールに中山がポストになりグラウへわたる。右サイドを切れ込みセンタリング。名波がスライディングで飛び込むが届かない。両チーム中盤での攻防が続く。21分中山とのワンツーで抜け出した西がミドルシュート!GKに防がれる。22分名波のスルーパスに中山が飛び出すがGKのカバーリングにキャッチされる。23分永井が右サイドをドリブルで突破しようとするが山西が落ち着いてカット。25分レッズの個人技を主体とした攻撃をカットした鈴木がロングパス。グラウがDFの裏を狙うがGKにクリアーされる。26分名波から西へのボールで右サイドを崩す。速いセンタリングげニアに中山が飛び込むが触れない。28分左サイド平川がシュートを打つがゴール左。29分中山と名波で中央を崩し最後は名波のループシュート!ゴールバー直撃。
- 前半45分まで
- 32分永井がジュビロDFラインの裏へ飛び出しがオフサイド。22分福西→服部→山西で左サイドを崩す。中央にグラウと中山が入るがセンタリングがその二人まで届かない。35分グラウが落としたボールを西がミドルシュートそれに中山が合わせようとするがカットされる。37分西の右サイドからのセンタリングがファーサイドの中山に合う折り返しを狙ったがミスパス。38分ジュビロ田中とレッズ田中が競り、レッズ田中の下へこぼれる。しかしファール。40分西が下がりディフェンスをした後、名波→藤田と繋ぎ西の上がったところへボールが行く。中山へのアーリークロスを上げるがミスキックになる。42分藤田のカットがDFの裏へこぼれる。グラウがダイレクトでシュートを放つがGKにセーブされる。このままロスタイム0分で前半終了。
- 後半15分まで
- 後半立ち上がりからグラウに変わり前田を投入!調子の上がっている前田と中山のツートップでレッズゴールを狙う!1分早くも前田がポストになり基点を作る。藤田が上がりセンタリング!中山がニアに飛び込むが触れない。3分左サイド前田がドリブルで仕掛ける。そこにディフェンスに来た山田がファール。イエローカードを受ける。7分レッズの猛攻を服部・鈴木の速いプレスでなんとかカット。再三、前田のポストを基点にジュビロはリズムを作っている。9分前田が前を向き最終ラインと1対1右の流れ出た中山へラストパスを出すがこれをカットされる。13分右サイド西のマイナスのセンタリングを藤田が左アウトサイドシュート!ゴ~~ル!待望の得点が決まった!
- 後半30分まで
- 16分得点の入った時と同じような展開で西から藤田へ通るが、シュートまで行かずコーナーキックになる。そのコーナーは福西が合わせるがDFにカットされる。こぼれ球を西がセンタリング。前田・中山が詰めるがファール。20分福西が上がり西が右に飛び出す。しかし福西の選んだところは左サイドの中山それがオフサイド。24分交代で入った山瀬からのパスを永井がニアで合わせる。GKヴァンズワムがセーブするがその前にオフサイド。28分ペナルティーエリア内で中山が倒させる。主審の笛が鳴ったがこれがなんとシュミレーションで中山にイエローカード。
- 後半45分まで
- 33分山田から田中へ浮かしたスルーパス。これもしっかり田中誠がカバーリング。GKヴァンズワムにキャッチさせる。35分福西のスローインを前田が受ける。それを走り込んできた福西へ落としゴールへドリブル。中央の中山へグランダーでパス。中山が後ろにいた藤田へスルーするが相手DFに読まれカットされる。37分西が右サイドで個人技を見せる。たまらず相手DFはファール。フリーキックはコーナーから。名波のショートパスを西が受けシュート。ゴール左に外れる。39分ゴール正面30mのフリーキックを山西が蹴る。触れた芝をすべるようにボールはゴールへ飛んでいく。GKはキャッチできず弾いたところを中山が詰めるが触れない。40分左サイドから藤田がドリブルで一人交わしゴールへ!GKの飛び出しにセーブされるが最後まで得点を狙う。44分山西のロングボールに中山が飛び出す。しかしオフサイド。ロスタイムは2分。ロスタイム相手のミスをついた藤田がボールをカット中央に前田と中山がフリーで待つ。中山にパスが通りシュート体勢に入るが戻ってきたDFにカットされる。そしてタイムアップ。しっかり勝ち点を奪い勝利!
選手、監督コメント
- 藤田 俊哉
- Jubilo-Iwata.net会員限定コンテンツ
- 服部 年宏
- Jubilo-Iwata.net会員限定コンテンツ
- 名波 浩
- Jubilo-Iwata.net会員限定コンテンツ
- 鈴木 秀人
- Jubilo-Iwata.net会員限定コンテンツ
- 前田 遼一
- Jubilo-Iwata.net会員限定コンテンツ
- 柳下 正明監督
- 非常に厳しいゲームだったと思うが、選手が90分間集中したプレーが出来たことが勝因だったと思います。全体のバランスもガンバ大阪戦に続き良かった思います。浦和がタイトにマークしていたので、サイドのスペースを使って相手を下げさせてスペースを作るように心掛けました。(グラウと前田の交代については?)ロドリゴ(グラウ)については水曜日のゲーム(ナビスコ)後半から疲れがあり、動き出しも遅くなっていたので思い切って前田に代えました。前田に関しては投入直後、飛ばし過ぎだったと思うがボールもキープしていたので、まずまずの出来だったと思います。(今日の試合の意図は?)前半の途中、選手が積極的に動き良いリズムでプレー出来ていたので、それを続けることと、ボールを早く動かしサイドチェンジを有効に使うことを指示しました。
(具体的にバランスが良くなっている?)3バック前のスペースを空け
ないことを徹底させ、少なくてもボランチ1枚は攻撃している場合でも、しっかりポジショニングをすること心掛けています。それによりサイドが詰まった場合でも、中央の選手を経由してサイドチェンジが可能になり加えて相手のカウンターも防げると考えています。ただ最近バランスが良くなった一番の原因は苦しい時間でも我慢して失点をしないこと。これまでバランスが崩れたのは相手に失点を許し、焦って攻撃に出ていき3バック前にスペースが出来てしまったことだと思います。
- オフト監督
- 立ち上がりは良かったと思うが、20分・25分過ぎからジュビロにゲームの主導権を握られてしまった。ハーフタイムに修正箇所を選手に指示した。後半はジュビロも我々も攻守の切り替えの早いサッカーだったが、我々はボールを簡単に奪われるケースが多かった。特に自陣でボールを奪われピンチを招くケースが多く、自陣でボールを奪われるとディフェンスの対応が難しくなるのは必然的であり失点も自陣でボールを奪われてからであった。我々も鋭い攻撃で何度か点を取るチャンスがあったと思うが、最後のつめが甘かった。数的有利な状態での攻撃もあったが、そのつめの部分で勝点を取れるか決まってくる。仮に良い内容のゲームが出来なくても最後のつめの部分で勝点を取れるか決まってくると思う。