2001 J1 2nd 第2節
試合日時:2001年08月18日(土) 18時35分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分(延長30分)
- 万博記念競技場
- 18,314人
- 28.3℃ / 60%
- 晴れ / 中風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 安達 貞至
- 長田 和久
- 山口 森久、中込 均
- 辺見 康裕
- 西本 武男
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
遠藤 保仁(out) → 橋本 英郎(in) | ハーフタイム[交代] | |
吉原 宏太 | 後半5分[警告] | |
後半21分[交代] | 西 紀寛(in) ← 清水 範久(out) | |
ビタウ | 後半28分[得点] | |
後半30分[交代] | 川口 信男(in) ← 名波 浩(out) | |
吉原 宏太(out) → 松波 正信(in) | 後半33分[交代] | |
後半34分[警告] | 服部 年宏 | |
後半35分[警告] | 福西 崇史 | |
二川 孝宏(out) → 小島 宏美(in) | 後半41分[交代] | |
ビタウ | 後半44分[警告] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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早野 宏史 | 監 督 | 鈴木 政一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- 試合前の状況
- いよいよジュビロにとってのセカンドステージ開幕戦。ガンバ大阪のホーム、万博記念競技場には早くから数多くのファンが詰め掛け、2万3千人のスタンドもかなり埋まってきた。天気は快晴で、暑さもかなりのものだったが、夕方になって涼しい風が吹き始め、多少すごしやすくなってる。もちろん、開幕を楽しみにしていたジュビロ・サポーターも多数応援に駆けつけており、ウォームアップに励む選手たちに熱い声援を送っている。
- みどころ
- ジュビロのスタメンで注目は、腰痛のヴァン ズワムに代わって初めて公式戦のピッチに立つGK山本浩正。山本は、今年の東海チャンピオンシップ名古屋戦に出場し、PK戦で2本をきっちり止めて自信を深めた。技術と度胸は十分であり、あとは初舞台での緊張感やDFラインとの連携という不安を、どれだけ克服できるかがみどころとなる。その他では、オールスター負傷した藤田の復帰は間に合わず、前回(ナビスコカップ市原戦)と比べると、福西が戻って、西がベンチとなった。対するガンバは、1週間前の第1節を自滅気味に落とし、アーセナルに移籍した稲本の穴をまだ十分に埋められていないが、1週間でどれだけ修正できているかがみどころ。ジュビロとのゲームでは、守ってカウンターという戦い方が多いが、そこをいかに攻め崩し、先制点を奪えるかどうかが大きなポイントとなる。
- 15分まで
- まだ空に明るさが少し残る中、予定通りキックオフ。立ち上がりは、お互いに様子をみている状態で、丁寧にボールをつないでいる。ガンバは、DFラインから早めに長いボールをジュビロのDFラインの裏(両サイド)に入れ、吉原らがそれに反応している。ジュビロは、中盤をしっかりつないでトップの中山、清水にくさびのボールを当て、サイドに展開という形を狙っているが、パスが思うようにつながらない場面もあり、決定的なチャンスはまだ作れていない。慎重な中に、互いに少しずつ持ち味を出しているが、まだ両者無得点。
- 30分まで
- 両者とも様子見の時間帯は過ぎたが、ややこう着した状態が続いている。23分/ゴール前で名波がシュート→相手DFに当たってCK。ガンバにもほとんどシュートを打たせていないが、ジュビロもシュートらしいシュートは少ない。ガンバは、新井場の積極的なオーバーラップに遠藤が絡む左サイドからの攻撃が強力で、DFラインとGKの間に速いクロスボールを入れる狙いを見せているが、そこを奥や福西らがしっかりと抑えている。初出場の山本は、出番こそ少ないが、最初の場面でいい飛び出しを見せ、落ち着きという面では問題ない。ここまで両者とも決定機はなく、依然として0-0。
- 45分まで
- 35分/ジュビロでの中盤でのパスミスをカットされ、ビタウが右からクロス→山本が飛び出してキャッチし、事なきを得る。その後、右からまたビタウがセンタリング→ニーノブーレがヘッド→バーの上に外れる。35分を過ぎたあたりからガンバが中盤でのボール奪取からの速い攻撃でジュビロ・ゴールを脅かしている。田中のカットしたボールをニーノブーレが拾ってセンタリング→これも山本が飛び出してキャッチ。41分/名波が遠めからシュートするが、枠をとらえられず。44分/中山が左サイドを突破してシュート→GK都築のファインセーブに止められる。ジュビロの初めての決定的な場面。その後、大きな動きはなく前半が終了。比較的静かな展開の中、両者無得点で後半へ折り返す。
- ハーフタイムコメント
- 鈴木 政一監督:攻撃においてパス・スピードを上げ、サイドチェンジを早く行なうこと。両サイドを使って攻めたい。守備はバランスを崩すことなく、相手速攻に注意すること。
早野 宏史監督:自分たちのボールを取られて、攻められているだけだ。笛が鳴るまでとにかくやり続けろ。マークのズレはない。ボールを取ったら素早く攻めろ。
- 60分まで
- 後半がキックオフ。ジュビロは交代なし。ガンバは遠藤に代わって橋本が入っている。8分/ガンバの右からのクロス→ビタウが折り返し、吉原が正面からフリーでシュートするが上にふかす。決定的なピンチだったが、相手のミスに救われる。13分/右から奥がセンタリング→中央に飛び込んだジヴコヴィッチがヘディング・シュート→わずかにバーの上に外れる。惜しい! 前半に比べて少しずつ試合が動き始めているが、いまだ得点はなし。
- 73分まで
- 16分/左サイドの名波から浮き球のスルーパス→清水がうまくトラップして左足でシュートするが、わずかにポストの左に外れる。惜しい! 後半が始まってしばらくしてから、ジュビロがペースを握って、多くのチャンスを作っている。20分/ジヴコヴィッチが左サイドをえぐってクロス→中山が飛び込んで合わせるが、DFに阻止される。【交代】22分/清水→西。27分/右サイドを中山との壁パスから脱け出した西がボールを受けて、中の奥に横パス→奥がインサイドキックで丁寧に狙うが、わずかにゴール左に外れる。これも惜しい!
- 【失点】
- 28分/新井場が左からオーバーラップしてペナルティエリア内に入り、これを鈴木が引っかけて倒してしまいPKの判定。このPKをビタウがゴール中央に決めて、劣勢のガンバが先制。
- 試合終了
- 【交代】31分/名波→川口。ガンバ34分/吉原→松波。今日は左サイドに入った川口が、縦に良い良い突破を見せ、何度かセンタリングを上げているが、なかなか中の選手と合わない。【交代】ガンバ42分/二川→小島。攻めるしかない時間帯になって、ジュビロが猛攻を仕掛けるが、暑さの中正確さを欠いて、なかなか攻めきることができない。そして、そのまま時間が過ぎ、90分の終了を告げる笛。ジュビロは相手の狙い通り0点に抑えられてしまい、大事な開幕ゲームで敗戦を喫した。
選手、監督コメント
- 鈴木 政一監督
- 結果どおり、残念な敗戦である。西、川口を投入し、サイドから攻めて得点を狙ったが、ゴールに結びつかなかった。いくつかの反省点を修正し、次の戦いに備えたい。