2000 J1 2nd 第10節
試合日時:2000年08月19日(土) 19時01分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分(延長30分 )
- 東平尾公園博多の森球技場
- 21,084人
- 26.6℃/84%
- 曇/弱風
- 良/乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 氏平 祐輔
- 上川 徹
- 江角 直樹・金田 大吉
- 今村 亮一
- 岸川 保馬
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
小島 光顕 | 前半5分[警告] | |
ビスコンティ | 前半17分[得点] | |
前半23分[警告] | 田中 誠 | |
服部 浩紀 | 前半26分[警告] | |
久永 辰徳(out) → 石丸 清隆(in) | ハーフタイム[交代] | |
後半19分[得点] | オウンゴール | |
後半25分[警告] | 井原 正巳 | |
モントージャ | 後半25分[得点] | |
後半25分[交代] | 三浦 文丈(in) ← 服部 年宏(out) | |
後半30分[交代] | 川口 信男(in) ← 奥 大介(out) | |
バデア(out) → 篠田 善之(in) | 前半35分[交代] | |
後半44分[警告] | 西 紀寛 | |
服部 浩紀(out) → 三好 拓児(in) | 後半44分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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ピッコリ | 監 督 | ジョコ・ハジェヴスキー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- 試合前の状況
- セカンドステージ中断前の最後のゲーム。混戦の度を深めてきたセカンドステージも今日で3分の2を消化することになり、優勝戦線に残るためには、絶対に勝ち点3をゲットしておきたい試合だ。舞台となる博多の森競技場は、ホームチームが6位と好調なせいもあり、チケット完売の超満員。両チームとも、多数のサポーターが詰めかけ、スタジアムは非常に盛り上がっている。天気は曇りで、雨の心配はなさそうだが、ピッチ上は風がなく、かなり蒸し暑くなっている。
- みどころ
- ジュビロは、今年最高の快勝を果たした前節とまったく同じスタメン。日本代表(UAE戦)で大活躍した服部、奥、高原の3人も含めて、チームの雰囲気も非常に良く、攻撃力の面では不安はない。最近粘り強さを増しているアビスパに対して、いかに早く先取点を取るかが、まずは最大の勝負どころとなるだろう。そして、試合によってやや波のある守備面で、どれだけ前節の安定感を持続し、2試合連続の完封ゲームを達成できるかどうかという点も、大きなみどころとなる。そして、今日も2トップが爆発して快勝し、上位2チームが敗れれば、首位に浮上する可能性もある。
- 10分まで
- キックオフから少し経ってからパラパラと小雨が降り始めたが、まだ試合内容には影響がない程度。試合内容のほうは立ち上がりから白熱し、アビスパがバデアを中心にサイドから激しい攻撃を仕掛け、それを地元サポーターが力強く後押ししている。対するジュビロは、やや押され気味ながらも、いつものように落ち着いた試合運びでパスを回し、カウンターから中山、高原のコンビで1度惜しいチャンスを作った。
- 【失点】
- 17分/中央のモントージャから右サイドに開いたビスコンティにパス→ビスコンティがワントラップして右足でシュートし、ゴール右隅に強烈なシュートを突き刺す。
- 30分まで
- 21分/高原が相手のパスをカットして、約25mのロングシュート→ボールを曲げた良いシュートだったが、惜しくもゴールならず。22分/中山のシュートがポストに当たって跳ね返り、それを高原が押し込んだが、残念ながらオフサイドの判定。惜しい! だが、アビスパは中盤のプレスを厳しく早くして、ジュビロに自由にボールを回させず、DFラインも前田を中心に堅い守りを見せており、試合はややこう着状態。
- 45分まで
- ジュビロはややパスミスやオフサイドが多く、なかなかリズムをつかめないでいる。42分/中山がヘディングで競り合って落としたボールを高原が拾い、そのままドリブルしてシュート→GK正面でゴールならず。その後、大きなチャンスはなく、勢いのあるホームのアビスパが1-0で先行したまま前半終了の笛。後半の巻き返しに期待したい。
- ハーフタイムのコメント/ハジェヴスキー監督
- ミスをして失点してしまった。後半は、より良いゲーム・コントロールをしなければならない。良くなることを期待している。
- ハーフタイムのコメント/ピッコリ監督
- 悪くないぞ。いいゲームをしている。ミスを起こさないように大事にいけ。調子がいいから、このままいくように。
- 60分まで
- 相変わらず小雨が降る中、後半がキックオフ。両チームとも交代はなし。序盤からジュビロがボールを支配し、いい形で攻めているが、なかなか良い形でシュートが打てず、外からクロスを放り込む形が多くなっている。アビスパは、カウンターでときおり反撃を見せるが、こちらもチャンスには至らず、以前こう着状態。
- 【同点!】
- 64分/クロスボールを中山が競って、こぼれたボールをクリアしようとしたDFがオウンゴール。形はともかく、ジュビロがようやく同点に追いついた。
- 【失点】
- 71分/井原のファウルでPK→それをモントージャが決めて、再びアビスパがリード。
- 80分まで
- 【交代】75分/奥→川口。両チームとも攻守の切りかえが早くなり、スピーディーな展開の好ゲーム。ジュビロもいい形で攻めているが、なかなかラストパスが通らない。
- 90分まで
- 終盤は、クロスボールを次々と入れ、パワープレーで攻め込んだジュビロだが、なかなか同点ゴールを決めることができず、ロスタイムも無情に過ぎて、ついに90分がタイムアップ。1-2でアビスパに初黒星を喫し、ジュビロは痛い痛い4敗目を喫した。
選手、監督コメント
- ハジェヴスキー監督
- ゲームは、ジュビロが優勢に進めていた。攻撃的にということで、その通りの展開となったが、思わぬミスが続き、2つの失点につながってしまった。アビスパは2つのミスを得点につなげ、落ち着いてゲームを進めていた。後半になって同点となり、勝つチャンスがあったが、服部が欠けたことで大きなスペースができ、失点の原因を作ってしまった。いずれにしても残り5試合、守備の組織を整備し、チャンスがあるかぎり頑張っていきたい。