2000 J1 2nd 第9節
試合日時:2000年08月12日(土) 19時04分キックオフ
得点ボード
|
|
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分(延長30分 )
- ジュビロ磐田スタジアム
- 17,373人
- 28.0℃/66%
- 晴/弱風
- 全面良芝 /乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 伊藤 嘉朗
- 太田 潔
- 柴田 正利 ・南 浩二
- 上田 年秋
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半26分[警告] | ユーリッチ | |
中山 雅史 | 前半33分[得点] | |
前半42分[警告] | 三浦 淳宏 | |
高原 直泰 | 前半43分[得点] | |
中山 雅史 | 前半44分[得点] | |
ハーフタイム[交代] | 永山 邦夫(in) ← 安藤 正裕(out) | |
高原 直泰 | 後半10分[得点] | |
後半22分[交代] | 外池 大亮(in) ← エジミウソン(out) | |
奥 大介(out) → 金沢 浄(in) | 後半32分[交代] | |
西 紀寛(out) → 三浦 文丈(in) | 後半38分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半42分[警告] | |
後半44分[警告] | 遠藤 彰弘 | |
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョコ・ハジェヴスキー | 監 督 | アルディレス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- 試合前の状況
- 午前中には小雨がぱらつき心配されたが、今は雲が多いながらも青空が広がっている。夏休み、お盆と言う事もあり、サポーターの数も多く大入りが期待される。満員のサポーターにジュビロらしいサッカー、そして勝利をプレゼントしてほしいものである。
- みどころ
- 前節アウェーのセレッソ戦で敗れ連勝が4でストップしてしまったジュビロだが、システムを4-4-2から連勝中の3-5-2に戻してのぞむと思われる。ジヴコビッチに代わり西が先発となるが、中盤で相手を支配し好調の中山・高原にボールを集められれば、おのずと勝利は見えてくる。対するF・マリノスには1st.ステージでの対戦でジュビロが3-1で圧勝しているが、日本代表・五輪代表のメンバーを中心に個々の能力は高いだけに決して侮れない相手である。そして2nd.ステージを優勝すればチャンピオンシップで対戦する相手だけに、ここで勝っておきたいところである。2nd.ステージ優勝にはもうこれ以上の負けは許されない。FORZA!JUBILO!!
- 試合前の状況2
- 9月に開催される東海チャンピオンシップ告知PRのために我らがジュビロ君に加え、清水からパルちゃん、名古屋からグランパス君も駆けつけスタジアムを盛り上げてくれている。また、仮設ながらアウェー側スタンドにオーロラビジョンが設置され、大画面 に映し出される映像は迫力ものである。ここにジュビロのゴールシーンが数多く登場すれば今まで以上にスタンドが盛り上がること必死である。さぁ、選手がウォーミングアップにピッチに登場。キックオフが待ち遠しい。
- 15分まで
- ほぼ満員の観客が見守る中、19時4分ジュビロのキックオフで試合開始。ジュビロの中盤は服部・福西のダブルボランチに右が藤田、左が西、TOP下が奥という布陣。序盤から中盤で短いパスをまわし、お互い様子を探っている状態。2分服部から奥にスルーパスを狙うが、キーパーがカット。5分高原がペナルティエリア右からロングシュート、ゴールを大きく外れてしまう。8分服部がペナルティエリア中央外より強烈なミドルシュート。惜しくもゴールの枠の外。ジュビロは中盤の服部と西でマリノス中村をチェック。マリノスはなかなか攻撃の形が作れない。15分西が強烈なグラウンダーのロングシュート。ゴールポストの左をかすめる。惜しい。
- 30分まで
- 17分藤田が中央より強烈なシュート。キーパーにはじかれる。19分西が中盤のトリッキーなドリブルから高原とのワンツーで抜け出しシュート、キーパーがはじいたところを中山がシュート。しかしキーパーのファインセーブにゴールならず。決定的場面 であった。24分西のクロスを高原が胸でトラップ、そのままジャンピングボレー。26分ワンツーで抜け出ようとした藤田が倒されペナルティーエリアのすぐ外ほぼ中央でFKを得る。そのFKを服部が狙うもクロスバーにはじかれゴールならず。ジュビロが圧倒的に攻勢だが、ゴールが奪えずもどかしい。28分マリノス中村が中央からミドルシュート。GKヴァンズアムが見事なパンチングで逃れる。
- 30分過ぎ
- 31分奥のCK。ゴール前で高原と相手GKが競り合うがゴールならず。その競り合いがファールでないかとマリノス・アルディレス監督がピッチわきまで飛び出してきた。
- 先制ゴール
- 33分、右サイドのスローインから奥が浮き球のパス、ゴール前に詰めていた中山がキーパーを良く見てシュート。待望の先制点。
- 40分まで
- 35分左サイドからの福西のクロスにゴール左に詰めていた藤田がボーレーで押し込み2点目かと思われたが、惜しくもオフサイドの判定。38分ゴール前の混戦から中山とのコンビでぬ けた高原がシュート。惜しくもキーパーにはじかれる。ジュビロ惜しい追加点のチャンスを逃してしまう。
- 2点目
- 43分、鈴木のパスカットから中山が高原につなぎ、ゴール前中央からキーパーの脇を抜くシュート。良い時間での追加点。
- 3点目
- 44分、西の左サイドからのクロスにマリノスGKとDFが接触、こぼれたところを中山が押し込み今日2点目、ジュビロ3-0とリードを広げる。
- 前半終了
- システムを3-5-2に戻したことによりバランスが抜群に良くなったジュビロ、中盤を支配し多彩 な攻撃を見せ、決定機を何度か逃したものの3-0と大きくリードを広げ前半を折り返した。また、ディフェンス面 も田中を中心に良くまとまり、数少ないピンチも無難に乗り切った。まさにジュビロらしいサッカーを展開し、1ST.ステージチャンピオン・マリノスを圧倒している。今日のジュビロは本当に強い、そんな印象の前半だった。
- ハ ーフタイムのコメント・ハジェブスキー監督
- このままのペースで行きたい。モチベーションを下げることなく、全力で戦いたい。
- ハ ーフタイムのコメント・アルディレス監督
- 相手がボールを持ったときにもっとバランスよくプレッシャーを掛けていこう。後半最初から集中して自信を持って攻めていこう。1点返せばリズムは変わる。
- 50分まで
- 【選手交代】マリノス・安藤→永山 後半開始から中盤での激しい攻防が見られる。少しファールが目立ってきた。4分左サイドからマリノス三浦もロングシュート。ゴール右にわずかに外れる。マリノスはかなり攻勢に出てきている。
- 4点目
- 55分、ヴァンズワムのロングキックから相手陣地左隅まで攻め込み、中山のポストプレーから高原がゴール右隅にサイドキックで流し込み追加点。4-0とリードを広げた。
- 70分まで
- 57分中盤でのパスカットから藤田が独走、キーパーを良く見てシュートするもポストにはじかれ、詰めていた高原のシュートは惜しくもGKにキャッチされてしまう。64分中山が相手との競り合いからボールを奪うとすかさずシュート、バーの上を通 過、惜しい。マリノスは攻撃の形が作れなくなってきている。たまに見せるカウンターに対しジュビロは落ち着いて対処している。【選手交代】67分マリノス・エジミウソン→外池
- 85分まで
- 両チームとも中盤が多少間延びしてきてしまった。どちらもカウンター気味のサッカーになってきたが、チャンスはジュビロのほうが多い。マリノスは三浦らのロングシュートが枠を捉えてきているがGKヴァンズワムが落ち着いてキャッチやパンチングで逃れている。【選手交代】77分ジュビロ・奥→金沢。変わった金沢が左サイドを抜け出しシュートを狙うも右に外れる。【選手交代】83分ジュビロ・西→三浦。
- 試合終了
- 86分マリノスのカウンター。崩されて右サイドから強烈なシュートを放たれるがサイドネット。87分鈴木、マリノス中村へのファールでイエローカードをもらってしまう。89分福西が巧みなドリブルで抜け出たところ、マリノス遠藤たまらずユニフォームを引っ張りファール、イエローカード。89分ゴール前ペナルティーマーク付近で高原がポストプレー。お得意の180度ターンから強烈なシュートを放つも右ポストにはじかれてしまう。6分近いロスタイムがあったものの、最後までゴールへの執念と集中力を見せたジュビロイレブン、満員の観客も満足いく内容での、まさに完勝。久々に見せたジュビロイレブンの笑顔が印象的だった。マンオブザマッチは高原選手に決まった。
選手、監督コメント
- ハジェヴスキー 監督
- 1st.ステージのチャンピオンチーム・横浜に勝ててとても嬉しい。ホームで5連勝できたことはとても大きい。今日の試合はとにかく自信を持って、勝ちたいという意識で望み、最初からその熱望が見られた。これからもこのような気持ちで試合に臨んでいきたい。西を左サイドに起用したのは、どうしても左サイドを崩して突破したかったからだ。2トップの中山と高原はまさに絶好調だ。もっと点を取っていてもおかしくない試合だった。また中盤の服部・福西・藤田はともに運動量 が多く、良い仕事をしてくれた。ディフェンス陣も良かった。4-0という大差になっても気を緩めなかった。今日の試合、大勝に非常に満足している。これで優勝争いに絡むことのできるチームであることを証明できた。
- アルディレス 監督
- マリノスとしては、悪い結果 だった。出足は良かったが、少しずつバランスを崩していった。前半で3点差となり、試合が決まってしまった。この結果 を見て、いくつかの点を修正しなければならない。