みどころ
来期のJ1昇格が決まったFC東京との初対決。相手は勢いに乗るチームだけに、Jリーグ・チャンピオンを食ってやろうという意気込みに燃えているはず。それに対して、ジュビロがどれだけ意地を見せられるか楽しみな試合。磐田から遠く離れた鹿児島の地でも、熱心なジュビロ・サポーターが数多く詰めかけ、熱心な声援を送ってくれている鴨池のピッチ。スタンドはだいたい6分の入りで、天気は曇りだが、風は弱く、グラウンド状態も非常に良好。ジュビロはホーム用のサックスブルーのユニフォーム、FC東京は白のユニフォームで登場した。今日は、中山がケガで休み、代わりにラドチェンコが久しぶりの出場。体調も良く、本人もかなり気合いが入っているので、その活躍に期待したい。その他は、水曜日に行なわれた3回戦(vs順天堂大)と同じ。 |
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15分まで
FC東京は、佐藤由紀彦を中心に早めにDFラインの裏にボールを出し、トップの選手を走り込ませて積極的にジュビロ・ゴールを狙っている。何度かピンチもあったが、シュート・ミスにも救われているジュビロ。攻撃のほうは、ラドチェンコのポストプレーを生かしながら組み立てるが、シュートが枠に飛ばず。だが、高原、奥らの動きが良く、今後が期待できそう。 |
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25分まで
19分/左から山西がセンタリング→奧が引っかけ気味にループシュート→惜しくもバーの上。20分/CKの2次攻撃から右の安藤がクロス→前田がシュート→バーの上。21分/ラドチェンコが左サイドで粘ってキープし、ゴールライン際から折り返す→奧が左足で強烈なシュート→GKが足でファインセーブ。15分すぎからジュビロがリズムに乗って、いい攻撃をしかけている。 |
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42分まで
30分以降は、やや膠着状態。ボールはジュビロが支配しているが、FC東京も引き気味の布陣で必死でしのいでおり、お互いに大きなチャンスは作れない。40分/鈴木の縦パスをラドチェンコが頭で後ろに反らし、高原がゴール前に持ち込んでシュート→惜しくもGK正面。 |
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【得点】
43分/ラドチェンコがうまいボールコントロールで右サイドから持ち込んで強烈なシュート→見事な先取点を決める。そして前半は、そのまま1-0で終了。 |
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ハーフタイムのコメント/桑原監督
良い時間に得点ができた。後半も、動きながらのパス展開を心がけよう。 |
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60分まで
とくに交代選手はなく、後半がスタート。後半6分/ラドチェンコが左サイドから右へサイドチェンジ→オーバーラップした安藤がシュート→ゴールの右にわずかに外れる。非常にいい展開からのシュートだったが、惜しくもゴールならず。11分/FC東京、左サイドCKからのこぼれ球を梅山がシュート→バーの上を大きく外れる。FC東京も、徐々に前に人数をかけて1点を返そうと攻撃重視の姿勢に変わってきた。13分から15分にかけてジュビロが立て続けに4本のCKを得て、鈴木のヘディング・シュートなどもあったが、残念ながらゴールならず。再びジュビロが押し気味の展開に。【交代】15分/FC東京:奥原→岡元。FWに入る。 |
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70分まで
19分/山西が左からセンタリング→こぼれ球を服部が拾って、高原が20mのミドルシュート→良いシュートだったが、惜しくもGKのファインセーブに阻まれる。ジュビロの大きい展開からの速攻が効果的に出始め、相手DF陣を苦しめている。 |
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【得点】
25分/左サイドから服部がスローイン→奧がボールを受けて左サイドからセンタリング→高原がゴール正面でプッシュしてゴール。優位な時間帯の中で、ようやく追加点。 |
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80分まで
29分/奧の右CK→前田が右足ボレーシュート→惜しくもゴールならず。【交代】30分/FC東京:浅利蜊→鏑木。31分/ジュビロ:ラドチェンコ→西。34分/FC東京:梅山→山尾。 |
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【得点】
後半36分/前田が右からのセンタリングをワントラップして鮮やかに相手をかわしてシュート→きれいに3点目を決める。 |
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90分まで
【交代】38分/ジュビロ:奧→清水。44分/藤田が右サイドをドリブルで駆け上がって中に折り返す→清水が右足でシュート→惜しくもバーの上。速攻からの鋭い攻撃。最後までジュビロ・ペースのまま試合終了。3回戦では疲労で苦労したジュビロだが、今日はチャンピオンの貫禄を見せて、来年は同じ舞台で戦うFC東京に完勝。 |
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