みどころ
暑さが心配されたが、試合開始前はくもり空でピッチには気持ちいい風が吹いており、芝の状態も良く、コンディションは良好。ジュビロのスタメンは、3日のグランパス戦からケガの田中に代わってアジウソン、右SBの久藤に代わって古賀、右MFの西に代わって今野が入った他は同じメンバー。両チームとも、コパ・アメリカで抜けた選手が多く、若くフレッシュな布陣同士の静岡ダービー。将来の両チームを占う意味でも、興味深い対戦と言える。また、久しぶりの先発となるアジウソンの調子や、前試合の課題を生かしてジュビロの若い選手たちがどれだけ内容を修正できるかに注目したい。 |
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15分まで
立ち上がりお互いの出方をみる慎重なスタート。エスパルスは澤登を基点に幅広いパスワークを見せ、ときおり右サイドから興津がオーバーラップをし、センタリングを上げるが、正確性に欠ける。逆にジュビロは11分、金沢が右サイドからセンタリングを上げ、中央にいた高原が頭で押し込んで、先制ゴール!! |
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30分まで
先制点を奪ったジュビロは攻撃にリズムが出て、川口が右サイドを連続で突破。決定的なチャンスを作るも、今野のシュートは惜しくもゴールならず。リズムに乗れないエスパルスは、25分澤登に代えて市川を投入。中盤での攻守のバランスの修正を図る。 |
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45分まで
35分、37分、39分 エスパルスは左サイドのCKを連続して得るが、尾崎を中心とするジュビロディフェンスの堅い守りを崩すことができない。42分には、アレックスが決定的なシュートを放つも、GK尾崎が好セーブ。 |
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ハーフタイムのコメント/桑原監督
ポジショニングの修正を心がけよう。奪ったボールを大切にし、攻撃につなげたい。 |
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ハーフタイムのコメント/ペリマン監督
そんなに悪くないが、コンビネーションプレーが欠けている。もっとテンポ良くプレーをすること。前線から強いプレスをかけていくこと。 |
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62分まで
流れを変えたいエスパルスは、安永に代え、後半の頭から長谷川を投入する。後半6分には、エスパルスが決定的なチャンスをつかむが、尾崎のファインセーブで得点ならず。押されていたジュビロは、後半17分、今野の右サイドからのクロスを高原がスーパーボレーシュートで決め、2-0とリードを広げた。 |
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75分まで
後半27分、エスパルスは、久保山、平松に代え、ファビーニョ、松島を投入。 後半28分、ジュビロは、2得点の高原に代え、坂本を投入。 |
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81分まで
33分、ジュビロは、清水に代えて西、36分には山西に代えて久藤を投入。試合のほうは、選手交代が続く中で、大きな動きはなく膠着状態。 |
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90分まで
2-0まま試合終了。若い選手が伸び伸びと戦って良い結果を出し、ベテラン主体のディフェンス陣も健闘。セカンドステージに向けて明るい材料が見えた好ゲームだった。 |
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