試合前の状況
天候はうす曇りで、気温も湿度もそれほど高くなく、さわやかな風が吹いて、この時期としては過ごしやすいコンディション。スタンドは早くもかなり埋まっており、アウェーながらサックスブルーのユニフォームもかなり目立っている。 |
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みどころ
ジュビロは代表組が戻り、ケガの中山、田中、大神らを除いたベストメンバー。レイソルもほぼ現状のベストメンバーで、西野体勢2年目で完成度を高めてきたチームだけに、ジュビロとの対決は興味深い。またジュビロは、新人の金沢浄がボランチとしてスタメンに入っており、キャンプでの練習の成果がどれだけ出てくるか注目したい。アジウソンを中心とするディフェンスには不安はないので、去年のナビスコカップでも大活躍した川口・高原の若い2トップが、どれだけ決定的な仕事ができるかによって、勝負の行方は左右されるだろう。とくに高原は、まだ体調は万全とは言えないが、東海チャンピオンシップでは2試合で3ゴールと決定力の高さを見せつけており、今日も3試合連続を目指して貪欲にゴールを狙っていくはずだ。 |
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19分まで
両者とも相手の出方をみながら、ときおりお互いにいい形の速攻をしかけるが、なかなかゴールを割るほどのチャンスは生まれない。その中でレイソルは、右アウトサイドの酒井が中に切り込んでシュートするが、尾崎がファインセーブ。序盤では、それが唯一の決定機だった。 |
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30分まで
前半の半分以上を過ぎて、ジュビロが徐々に押し込み始めた。23分には、左サイドから服部がクロスボールをライナーで送り、川口が飛びこむがわずかに届かず。30分には右サイドを突破した福西がシュートを放つが、ボールは惜しくもサイドネットに。ジュビロの速いパス回しが効いて、ボールを支配し、押し気味に試合を進めている。 |
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41分
下平らと高原の小競り合いがあり、両者にレッドカード。10人対10人の戦いになった。 |
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45分まで
前半を終わって、両者得点なし。高原らの退場以降、やや試合が荒れ始めたが、ジュビロの優位は変わらない。レイソルは、スピードのあるカウンターと、身体ごとぶつかってくるチェックで対抗している。ただ、ジュビロは前線でキープする高原がいなくなって、攻めがドリブル主体のやや単調なものになってきた。後半はもっと両サイドのスペースを使った攻めに期待したい。 |
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ハーフタイムのコメント/桑原監督
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ハーフタイムのコメント/西野監督
こちらも痛いが、相手も痛い。落ち着いていこう。萩村か渡辺が、川口と2列目からの奥、藤田を抑えること。バデアは、奥、藤田を深追いせず、バランスを保つこと。片野坂、酒井は、相手両サイドへのアプローチをできるだけ速くすること。ベンチーニョは、高い位置をできるだけ保つこと。 |
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47分【得点】
左サイドからセンタリング、藤田がワントラップでDFをかわし、左足でワザありのシュートを決める。良い時間帯でジュビロがついに先制。 |
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後半21分まで
交替:鈴木→前田(ジュビロ)、加藤→大野(レイソル) 18、19分とバデアが続けてミドルシュート。1本は尾崎がファインセーブし、もう1本は正面に飛んだ。リードされたレイソルが、激しく反撃に出ている。 |
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後半29分
交替:川口→清水(ジュビロ) 試合展開のほうは少し落ち着き、一進一退の攻防。10人対10人の戦いで、両者やや疲れがでてペースダウン。 |
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後半31分
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後半39分
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ロスタイム【失点】
平山のシュートを尾崎が弾いたところに洪明甫が詰めて同点ゴール。 |
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試合終了
ジュビロが勝ち越し点を奪う時間なくタイムアップし、1―1の引き分け。勝負は24日のホーム戦に持ち越された。 |
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