試合日程・結果1999年 試合日程・結果1999 J1 2nd 第14節:京都パープルサンガ vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

Jリーグ試合中継   Jリーグ
1999 J1 2nd 第14節 京都パープルサンガ vs ジュビロ磐田
試合日時:1999年11月23日(火) 15時01分キックオフ
試合時間 90分(延長30分) スタジアム 京都市西京極総合運動公園陸上競技場 観 衆 20,020人
気温 / 湿度 15.6℃/74% 天候 / 風 曇のち雨/無風 ピッチ状態 不良/水含み
コミッショナー 中西 駿策 主 審 松村 和彦 副 審 泉 弘紀・名木 利幸
第4の審判 中熊 光義 記 録 辻 智子 HOME/AWAY AWAY

得点ボード
京都パープルサンガ
2
0 前 半 2
2 後 半 4
  延長前半  
  延長後半  
6 ジュビロ磐田
  成 績  
7 シュート 20
11 ゴールキック 6
3 コーナーキック 4
19 直接FK 16
3 間接FK 8
3 オフサイド 8
0 PK 0

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
16分[得点] 高原 直泰
大森 健作 22分[警告]
25分[得点] 三浦 文丈
大嶽 直人 41分[警告]
三浦 知良 48分[得点]
シジクレイ 48分[警告]
55分[得点] 西 紀寛
手島 和希(out) → 辻本 茂輝(in) 64分[交代]
遠藤 保仁 66分[警告]
68分[得点] 西 紀寛
シーラス 77分[得点]
82分[得点] 高原 直泰
82分[交代] 川口 信男(in) ← 西 紀寛(out)
85分[警告] 三浦 文丈
85分[交代] 清水 範久(in) ← 山西 尊裕(out)
89分[得点] 清水 範久

メンバー表

累積警告

ポジション

番号

選手名
  GK 1 松永 成立
  DF 4 大嶽 直人
  DF 17 手島 和希
  DF 19 大森 健作
  MF 35 大槻 紘士
  MF 5 シジクレイ
  MF 10 シーラス
  MF 14 遠藤 保仁
  MF 2 野口 裕司
  FW 15 パウロ  マギノ
  FW 36 三浦 知良
スタメン

選手名

番号

ポジション

累積警告
大神 友明 12 GK  
安藤 正裕 34 DF  
前田 浩二 17 DF  
鈴木 秀人 2 DF  
山西 尊裕 14 DF  
藤田 俊哉 10 MF  
三浦 文丈 35 MF  
服部 年宏 6 MF  
奥 大介 8 MF  
西 紀寛 26 FW  
高原 直泰 19 FW  
  GK 21 中河 昌彦
  DF 20 辻本 茂輝
  MF 33 鈴木 健仁
  MF 24 熱田 眞
  FW 18 大島 秀夫
控え選手
尾崎 勇史 1 GK  
喜多 靖 25 DF  
古賀 琢磨 3 DF  
清水 範久 18 MF  
川口 信男 13 FW  
加茂 周 監 督 桑原 隆
▲ページトップ

中継リポート
試合前の状況
京都、西京極の空は、今にも雨が落ちてきそうな曇り空。気温のほうは、観客にとっては少し寒いが、選手にとっては動きやすいというぐらい。サンガはホーム最終戦ということで、サポーターはかなり盛り上がっており、試合開始20分前の時点でスタンドはかなり埋まってきた。もちろん、ジュビロ・サポーターも数では負けるが、いつも通り元気良く応援を続けている。
みどころ
アジア・スーパーカップで見事に優勝を果たし、凱旋したジュビロにとって、次の目標であるチャンピオンシップに向けて、さらに調子を上げていくために重要なゲーム。もちろん、アジア王者の名に恥じないように、セカンドステージの順位を少しでも上げることが、今のジュビロには重要なテーマだ。スタメンについては、中山と福西は体調面で大事をとって休み、アジウソンは出場停止で、GKは大神が5試合ぶりの出場となる。DFラインとボランチは安心感のある組み合わせなので、あとはどれだけ点が取れるかどうかが、勝負の分かれ目となるはず。西、高原のヤングFWの大胆な動きや、安藤、山西の両サイドバックの積極的な攻撃参加に期待したい。
キックオフ~10分まで
試合直前に雨が降りだし、小雨の状態でキックオフ。予想通り服部、三浦のボランチで、中盤ではジュビロがやや優位に立ってボールを支配。高原と西の両FWがいい飛び出しを見せているが、まだ両サイドの上がりは控えめ。10分/右45度のFKをカズが蹴って、こぼれ球を大神が見失い、ややあぶないシーンがあったが、前田が大きな声で仕切るDFラインは安定している。
【得点】
16分/右サイドで三浦、安藤のパス交換から三浦がセンタリング→ファーの奥が折り返して、高原がヘッドで決める。中盤からの流れるようなきれい展開からのゴールで、ジュビロが早くも先制。
【得点】
26分/三浦がセンターラインを越えたあたりでパスカットし、そのままパスすると見せかけて単独でペナルティエリアまでドリブルで持ち込み、GKをよく見てシュート。冷静な判断力が光るゴールで、ジュビロが2点先行。
30分まで
ジュビロは、右サイドの安藤の上がりが徐々に目立つようになり、完全に試合の主導権を握る。対するサンガは、パスミスが多く、ジュビロのDFラインを攻め崩すところまでいかない。
45分まで
35分/奥→服部とつないで左サイドから低いセンタリング→高原が合わせるが惜しくもGK正面。ジュビロは、パス回しが非常に滑らかで、何度もサイドを崩して中にボールを入れている。サンガは、パスの精度が低く、前線で張るカズがほとんどボールを触れない状態。前半終了間際、高原がペナルティエリアで倒され、タンカで外に運ばれる。前半は、右サイドの藤田、三浦、安藤のコンビが非常に良く、おもしろいように右から攻め崩していく展開のまま終了。
ハーフタイムのコメント/桑原監督
前半は動きが良かったので、このペースでいきたい。グラウンド状態を考え、ノーリスクでシンプルなプレーを心がけよう。
ハーフタイムのコメント/加茂監督
これだけたくさんのお客さんに来てもらっているのに、前半はファイトしていない。後半はとにかくファイトしよう。
【失点】
後半3分/右CKから大神とシジクレイが交錯し、こぼれたボールをカズにヘッドで押し込まれる。
【得点】
後半11分/右CKから奥が速いボールを入れ、中央で待つ西の頭にドンピシャ→きれいにヘディングシュートが決まって3点目。これで失点によるイヤなムードが一気に解消。
後半20分まで
【交代】サンガ/手島→辻本。ジュビロは、前半と同じようにボールを支配し、再三右サイドからチャンスを作るが、フィニッシュがうまく合わず、追加点ならず。
【得点】
後半25分/クリアボールを拾った左サイドの三浦からマイナスのセンタリング→西が自分の後ろに来たボールをうまくヒールキック気味に流し込む。
後半35分まで
ジュビロは中盤でルーズボールをよく拾い、分厚い攻めを展開。しかし後半30分すぎあたりから、サンガの必死の逆襲に押され気味となる。
【失点】
35分/左に流れたカズから折り返し→シーラスに落ちついて押し込まれる
【得点】
40分/西の中央からのスルーパスを受けて、高原がGKをよく見て逆をついたシュートを決める。
交代
ジュビロ/西→川口、山西→清水
【得点】
ロスタイム/服部のスローインからペナルティエリアの高原へ→ポストプレーから清水が走り込んでGKをかわして無人のゴールへ流し込む。
90分まで
結局、6-2で試合終了。中盤でのパス回しだけでなく、ゴール前の攻め崩しの展開も良く、2試合連続の大勝。アジア・スーパーカップ優勝の後押しも受けて、ジュビロの勢いはいよいよ本物になってきたようだ。
▲ページトップ

試合後のコメント
桑原監督 
サウジから帰ってきて、3日しか経っていないが、選手は疲れも見せず、よく頑張ってくれた。(エスパルスに対して)まずは優勝おめでとうと言いたい。静岡ダービーということで大いに盛り上がると思うので、気合いを入れ直して頑張りたい。
▲ページトップ