2025年7月12日 vs 北海道コンサドーレ札幌
19:30 ヤマハ
見どころ
夏の中断期間前、最後のリーグ戦でホームに札幌を迎え撃つ今節。サックスブルーがリバウンドメンタリティを示し、そして最後に歓喜を届ける。
磐田は5月から8試合負け無しと順調に勝ち点を積み上げてきたが、直近2試合は連敗中と再び正念場を迎えている。無敗が途切れた第21節のベガルタ仙台戦は、試合の主導権を握って勝利に値するパフォーマンスを見せた上での敗戦だったが、敵地で迎えた前節のロアッソ熊本戦はチームとしてやりたいことを発揮できずに0−2で完敗。焦燥感だけが残る90分間となってしまった。
だからこそ週明けのミーティングではもう一度チームとしての原則に立ち返ることを強く求め、そしてハッチンソン監督は、札幌戦でのパフォーマンスをこう期待している。
「熊本戦のパフォーマンスが自分たちではないことを、次の試合でこのグループ全員が見せなければいけない。そのリアクションを全員に求めたい」
仙台戦でデビューを飾り、熊本戦では初先発を飾ったヤン・ファンデンベルフも札幌戦に向けて強い覚悟を口にする。
「チームが勝つためにやることをやれれば、どのチームにだって勝てる。その自信は持って良い。そのためにも自分たちが積み上げてきたものを原則に立ち返ってやれれば、自然と結果は付いてくる」
前回対戦では、4ゴールを奪い、札幌を敵地で下しているが、そこからアウェイチームも調子を持ち直し、現在は3連勝と結果が伴い始めている。直近でゴールを決めているアマドゥ バカヨコや新加入のマリオ セルジオという前線には個性のあるストライカーを揃え、3戦7得点と噛み合い始めている相手の攻撃陣を抑え、ここまで積み上げてきたアタッキングフットボールで再び札幌を撃破し、中断前にこの流れを食い止める。