試合速報

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2025年6月21日 vs ジェフユナイテッド千葉

19:00 フクアリ

インタビュー他

ジョン ハッチンソン

監督

プロフェッショナルで勝利に値するパフォーマンスだったと思っています。

我々の方がチャンスを作れたと思いますし、前半に関してはボールを保持しながらしっかりとゲームをコントロールして主導権を握って試合を進めることができたと思います。

ただ後半になって相手が前線に人を送り込んできたので、そこが非常に難しくなったと思っています。千葉も非常に素晴らしいチームですし、今日の試合に関してはしっかりとプレーしようとするチーム同士のぶつかり合いで、僕自身も見ていて楽しみましたし、僕の好きなスタイルがぶつかり合った非常に良い試合だったと思います。

今日は守備が必要な時間も多くありましたが、その中でしっかりとやれたことが非常に良いパフォーマンスにつながったと思っています。これで今後の成長に向けた土台ができたと思っています。前半戦を見ても、楽に勝てるチームはないですが、その中で落としてしまった試合もあったので、ここをベースに後半戦を戦っていきたいと思っています。

──特に前半は高い位置からプレッシャーをかけて、守備でも主導権を握れた試合だったと思いますが、そのパフォーマンスをどのように評価されますか?

前半は非常に良いパフォーマンスでしたし、早い時間帯からゲームをコントロールできた要因だと思っています。相手のチャンスを非常に限定することができたと思いますし、ボールへのプレッシャーもかかっていました。最近はより高い位置でボールを奪えるように取り組んでいます。これまでその成長が望んだようにいかないときもありましたが、グループとして成長し続けることが大事です。そういう意味では、(JリーグルヴァンカップPOステージの)第2戦からよりアタッキングサードでのプレスのところが良くなってきたところだと思っています。

そのためにコーチ陣も選手たちも本当に楽しんでやっているからこそハードワークもできていると思っています。前半の大半をコントロールできたというのがこの試合の土台になったと思っています。

──後半は時間と共に千葉がロングボールを送り込んできました。DFラインを中心に弾き返す戦い方自体も想定内でしたか?

特に最後、失うものが何もなく、がむしゃらに人を送り込んでくるときは非常に難しくなりますが、そこを守り切るために5バックに変えました。選手が苦戦しているという情報もこちら側に上がってきていたので、[5-4-1]にしました。中を使われたくなかったし、外回しもさせたくなかった。そのときにロングボールが来るだろうとは思いましたが、それで対応できると思っていました。一度くらいはチャンスを作られましたが、それ以外はしっかりと守ることができたと思います。

サッカーの試合は必ず、苦しい時間はあると思っています。人によっては90分間支配したいという人もいますが、それは相手のことを忘れています。特に今日はアウェイで、相手が首位のチームで、どんなチームかということをリスペクトして対応しなければいけないと思っています。その中でラスト15分間を守り切れたという意味では、選手は大きな合格点だと思っていますし、よく対応してくれたと思っています。

ジョルディ クルークス

ジョルディ クルークス

選手

勝ち点3を取れたことが一番素晴らしいことだと思っていますし、さらに上位との差を縮めることができたので、本当に素晴らしい試合ができました。また来週末にも大事な試合が待っているので、そこに向けてもすごく自信になりました。

──自身のゴールが決勝点になったPKのシーンについては?

(PKを)蹴る前から自信がありました。相手GKに惑わされたり、自分の心が乱されるようなことはありませんでしたし、このようなシチュエーションもあると思ってトレーニングしているので、自信を持ってPKを蹴ることができました。

──得点後にサポーターのもとへ駆け寄ってサポーターを盛り上げたシーンについては?

それは本当に大事なことだと思っています。アウェイまで来てくれたサポーターの期待に応えたいという想いで、自分たちも日頃から頑張っています。そういう意味では今日、サポーター全員と一つのファミリーとなって一緒に戦うことができました。

──前線からの守備でもかなりハードワークしていたことについては?

ジェフ(ユナイテッド千葉)がすごく良いチームだというのは分かっていましたし、その中で自分たちがハードワークしないと何も得ることができないと思っていました。それをゲームの最初からやることができましたし、今日はホームのような応援を受けて、これだけたくさんのサポーターが来て、後ろから鼓舞してくれて、後押ししてもらえたことで本当に良い試合ができたと思っています。

為田 大貴

為田 大貴

選手

──今のチームの強さをどこに感じていますか?

監督が、僕らが気持ちよくプレーできるために、選手としてレベルアップにつながるようなトレーニングだったり、自分たちのスタイルというものを落とし込んでくれているので、みんなチームとしてやりたいことも、自分たちがやれることもわかっています。その中でプレースタイルが違う選手が出ても、その選手の特長に合わせて、(チームスタイルの)枠組みの中でプレーできていることが今の強さだと思います。

──試合の中で為田選手自身が1対1で奪い切ったり、インターセプトするシーンが多かったように感じますが、自身のパフォーマンスをどのように振り返りますか?

相手の特長がサイドにあったので、そこを崩されたら自分たちが押し込まれるという状況になると思っていました。(これまでのキャリアで)一緒にやっていた選手もいましたし、相手のパスを出すタイミングやその特徴はわかっていました。自分自身も相手がやりたいことの先を読んでプレーすることは意識していたので、そういった部分が少しは出せたのかなと思います。

その中で(江﨑)巧朗と話しながら背後をケアしつつ、前線の選手がパスコースを限定してくれていたので、自分がインターセプトを狙いやすいシチュエーションが多かったと思います。