試合速報

  • 今治
  • 3 終了 3

2025年5月3日 vs FC今治

14:00 アシさと

インタビュー他

ジョン ハッチンソン

監督

ジョン・ハッチンソン監督:

今治は非常に良いチームでした。ハードワークをしてきますし、非常に良い構造を持ったチームです。本当によく指導されていて、鍛えられていたので、非常に手強い相手でした。

ただ3点を取る事ができたので、勝ちたかったですし、勝てるゲームだったと思っています。あのピッチ上で起きている現象は許されるものではないと思っていますし、あの現象に関しては同意できません。試合に関しては、ゴールもたくさんあって、良い試合だったとは思いますが、チームとして流れが悪い中、勝てないことには批判もあるとは思いますが、ここから札幌へ移動して、しっかりと火曜日の試合に向けて準備したいと思います。

──ゲーム内容の評価はいかがでしょうか?

選手は本当によくやってくれましたし、やれることは全てやってくれたと思っています。ただ3-1のリードからゲームコントロールできないところで流れを変えられてしまったと思っています。ただ選手は本当によくプレッシャーをかけて戦うことができていました。今日は結果以上のものを見せてくれたと思います。ここから札幌に向けて準備したいと思います。

──ハーフタイムにはどのようなことを伝えましたか?

前半のパフォーマンスを繰り返して、さらに良くしていこうと伝えましたが、今治も巻き返してきたところで 後半は非常に難しい試合になりました。我々がコントロールできないところでこっちに向かなかったところが非常に厳しかったです。

渡邉 りょう

渡邉 りょう

選手

──前半は完璧なゲーム運びができたのではないですか?

相手が結構早い段階からマルクス ヴィニシウス選手とタンキ選手のところに入れてセカンドボールを拾って前進してくるチームだったので、前線はそのボールを蹴らせないようにプレッシャーをかけることを意識しました。僕自身は前半45分間で終わっても良いという気持ちで挑んだ中で、前半はイメージしていたものを45分間出せたと思います。ただ試合は90分間が終わって決着がつくものです。その時間を伸ばしていかなければいけないし、この教訓を次に繋げていかなければいけないと思います。

──3-1になった後にボールを繋ぐのか、背後を狙うのかところの判断は?

失点した辺りからチームとして足元になりかけていた中で失点したので、そこでもう一度、前半と同じように背後にいこうと伝えていましたけど、そこのすり合わせが結果として足りなかったと思います。そこに対して本当にチームの意識が揃っていたかは改めてもう一度振り返らなければいけないと思っています。

──自身のゴールも大きな3点目になるはずでした。

ジョルディが冷静にアシストしてくれたので、自分は流し込むだけでした。1点を返された後に早いタイミングで3-1にできたことは良かったですが、後半の戦い方は優勝を目指すチームとしては許されるゲームではないと思いますし、引き分けという結果に終わったことも必ず理由があると思います。まだ自分たちには何かが足りないということなので、そこを一人ひとりがもっと突き詰めていかなければいけません。自分が先頭に立って引っ張っていきたいという思いはあるので、中2日と短いですが、連戦の最後を勝って終われるようにしたいと思います。

──後半は相手の勢いを受けてしまうところがありましたか?

相手どうこうというよりも、1失点目も、2失点目も自分たちの細かいミスから結局はやられてしまっています。そこに関しては判断ミスなのか、技術的なミスなのか、チームとしてのミスなのかは映像を含めてチーム内でしっかりと共有しなければいけません。最後守り切るところもディフェンスの選手ではなく、チームとして足りないところが結果として現れていると思っているので、そこは全員が責任を感じなければいけないと思います。

──前半のように良い時間帯もあった中で、この引き分けという結果をどのように受け止めていますか?

僕はほぼ負けに等しいと思います。自分たちから勝ち点3を手放してしまったゲームだと思うので。それは次のゲームで返すしかないと思います。次の試合に向けて時間は短いですが、意識のところで改善できる事がほとんどだと思うので、そこはチームで共有して改善したいと思っています。

──勝ちには繋げられませんでしたが、個人としては良いパフォーマンスを見せられた手応えはありますか?

やっぱり出られなかった時期は悔しい思いをしてきたし、実際に戦力として活躍し切れていないという思いの方が強かったです。その思いを証明するには自分自身がピッチ上で証明し続けるしかないと常々思っていましたし、一つゴールを取れたことで自分の強みが間違っていなかったと思いますし、それをもっとチームの特徴に繋げていけるように変わらず、頑張っていきたいと思います。

川﨑 一輝

川﨑 一輝

選手

──試合を振り返って

前半は競り合いにも勝つことができて、セカンドボールを拾えるシーンが多かったので良い試合ができていたと思いますけど、やっぱり後半の入りに隙があったことで、相手にセカンドボールを拾われたり、競り勝てないところが多くなってしまったので、そこは原因の一つかなと思います。

──前半はかなり良い試合運びができました。その要因はどこにありますか?

相手の3バックに対し、ウイングがチャレンジしようというのは練習からやっていました。その中で普段リーグ戦に出ていなかった選手がスタメンを勝ち取るためには、最初から見せるしかないと思っていました。全員がハードに戦えたからこそ、守備もはまっていたと思いますし、カウンターから得点も取れたので、そこは良かったところだと思います。

──ゴールシーンについて

最初はシュートを打つか迷いましたけど、周りから『打て』という声が聞こえたことが大きかったです。

──後半に、前半の勢いが落ちてしまった要因はありますか?

2-0で勝っている状況で、後半の入りのところで気持ちの緩みに変わって失点してしまったと思っています。ここまで連敗が続いていた中で、(2点リードした時に)自分の中にはホッとした気持ちがありました。監督がよく言っていることは相手が立ち直れなくなるまで、相手の息の根を止めるくらい、攻めるサッカーをしたいというのがあるので、みんなでそこに立ち戻ってやることが一番大事かなと思います。

──後半は今治の戦い方がより背後を狙うようになりました。その変化はどう感じていましたか?

前半よりもやりづらい感じはありましたけど、それよりも選手たち自身の気持ちが緩んだところが試合を通してあったのかなと思います。