試合速報

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  • 今治
  • 3 終了 3

2025年5月3日 vs FC今治

14:00 アシさと

見どころ

この状況を抜け出せるかは自分たち次第だ。

ホームで迎えた前節、山口に0-1で敗戦してリーグ3連敗に終わり、苦しい状況を抜け出すことができなかった。特に前節の前半は、山口のハイプレスに苦戦して自分たちが本来目指す攻撃的なサッカーを表現できなかった。ハッチンソン監督は、この状況を打破するために「1番大事なのは信じること。自分たちのやり方で、自分たちらしく表現して欲しい。この難しい状況を抜け出せるかは自分たちでしかない」と強調する。まずはこれまで積み上げきたスタイルを最大限ぶつけることに意味がある。

ここ数試合は相手の対策に苦しんでおり、そこを上回っていくだけのパワーを攻撃で見せる事ができていない。だが、チームとしての戦い方を抑えられても、そこを個人で上回っていけるだけの選手たちは揃っており、それが突破口ともなり得る。ドリブルで局面を打開できる角昂志郎は、「個の能力で自分が上回る事ができればチャンスを作れる自信はある。それができるからこそ試合にも使ってもらっていると思う。自分がチームを勝たせたい」と現状打破へ闘志を燃やしている。

対する昇格組の今治は5勝6分1敗で4位と好スタートを切っている。その中でもハッチンソン監督は、今治のハードワークを警戒し、「ボールを持っていても持っていなくても相手の強度を下回らないようにしなければいけない」と試合のポイントを語る。そして角は6試合ぶり勝利の重要性をこう語る。「泥臭くても良いからとにかく勝つことが今のチームには必要だと思うし、それが自分たちの自信となる」。ここから厳しいアウェイ連戦がスタートするが、必ず6試合ぶり勝利を飾って次の札幌へと向かう。