2024年9月21日 vs アビスパ福岡
19:00 ヤマハ
目指すは今季2度目のリーグ戦連勝。前節、柏レイソルを完封に抑えて勝利を掴み取った手応えを、今日のアビスパ福岡戦にも繋いでいく。
スターティングイレブンは前節と変わらず。GK川島永嗣、DF松原后、高畑奎汰、ハッサン ヒル、リカルド グラッサ、MF松本昌也、レオ ゴメス、中村駿、植村洋斗、FWジャーメイン良、渡邉りょう。ベンチも柏戦と同じメンバーが入った。
柏戦は、立ち上がりからアグレッシブに攻めたことが得点に結び付いた。前半5分には、渡邉の加入後初ゴールが決まり、26分にはボランチの中村が渡邉とのワンツーから冷静に左足でネットを揺らし追加点を奪取。その後は、1対1の局面で粘り強く戦い続けた選手たちの姿勢や“柏対策”を講じてきた守備が実り、相手にボールを持たれる時間は長かったものの、最後まで決定的なシーンを作らせることは無かった。ジュビロはリーグ戦9試合ぶりのクリーンシートを達成。残留圏内の17位湘南ベルマーレとの勝点差を1まで縮めた。
敵地で得た3ポイントを一層価値のあるものにするためにも、今日の福岡戦での勝利は必須だ。前回対戦は、ジュビロがジャーメインの2ゴールでリードを奪いながらも、後半シャハブ ザヘディに2得点を許し悔しい引き分けに終わっている。今週のトレーニングでは、そのザヘディやウェリントンといった福岡の高さのある前線の選手をいかに抑えるか、相手の強みであるロングボールやクロスボールにどう対応していくか、といった確認と準備を入念に行ってきた。福岡は現在9試合未勝利と苦しんでいるだけに、相当な覚悟を持ってヤマハに乗り込んでくるはずだ。ジュビロとしてはそうした相手を上回るパワーと勝利への執念を持って、90分間を戦い抜きたい。
キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。選手たちはホームの大声援を力に変えて、残留のためにも必ず手にしたいリーグ戦連勝、そしてクラブの節目となる、J1リーグ通算400勝目を掴み取る覚悟だ。
なお、9月18日にご逝去されたサルヴァトーレ スキラッチ氏への哀悼の意を表し、キックオフ前には黙祷が行われる。広場には献花台も設けられている。“トト”の愛称で親しまれたスキラッチ氏は、1990年イタリアW杯で得点王に輝き、1994年から4シーズンに渡ってジュビロでプレー。リーグ戦78試合に出場し、56得点をマークしたクラブのレジェンドだ。