19:00 エコパ
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監督
今日はスタジアムに駆け付けてくれた本当にたくさんのサポーターの声援を受けて、選手が諦めずに最後まで戦ってくれました。サポーターの皆さんには本当に感謝してもしきれないくらい、お待たせした勝利でもありましたし、喜びを分かち合えたことを嬉しく思います。
試合は少し難しい展開になりましたが、選手もそれを受け入れて、しっかり最後まで得点を奪いに行くんだ、逆転するんだ、という意地をピッチで出してくれたと思います。それがこういう結果に表れて、選手の努力が報われて良かったなと思っています。
FW2人は出られない状況でしたので、間違いなく2人は入れ替えなくてはいけないと。あとはコンディションの問題で、中3日でアウェイから帰ってきて、まずしっかり走れる、動けるというのを基準の一つで今回はスタメンを選びました。形を変えたのは、鹿島のストロングを消しながら自分たちのストロングをどう出せるかを、スタッフでしっかり練りました。その結果、こういう形が鹿島にとって一番嫌だし、我々にとっては良い攻撃に繋げられるのではないかということで、こういう形にしました。
アディショナルタイムが結構長くて、鹿島相手で最後まで気は抜けなかったので、一つはホッとしたのと、あとはなかなかサポーターの方に勝ちを届けられなかった歯痒さと、選手たちが戦い抜いてくれた感謝というか喜びと、そういうものが入り混じっていました。
そうですね。失点したシーン以外は、そんなには相手に決定機を作らせていなかったかなという印象です。後半も同じようにそういう戦いができて、決定機は少なかったと思っています。短い期間の中で選手が今日のゲームをどう戦うかを理解してくれて、忠実にピッチで表現してくれた、それに尽きるかなと思います。
今日に関しては、例えば(平川)怜と(松本)昌也にボランチの少し前でプレーしてもらいましたけど、より彼らのストロングが活きてくるかなという狙いがありました。もちろん、ボランチで試したりもしましたけど、対鹿島で使うのであれば今日の位置の方が彼らの良さも出て、相手の良さを消せるかなと。本当によくやってくれたなと思っています。今後のゲームを戦っていく中でオプションの一つとして計算できるなと、今日は確信できたゲームになりました。
(古川)陽介は前節も含めて非常に良いプレーをしていて、トレーニングからも力を出してくれていました。彼はスタートから出てもおかしくない、それは(山田)大記も同じです。ただ、そうじゃなくても腐ること無く、それでもしっかりプレーし続けてくれるので、そういう姿勢には本当に頭が下がりますし、その努力がああいうプレーになって、僕としても本当に嬉しいです。
選手
みんなちょっと浮かれ過ぎですよね(笑)。もちろん僕たちも苦しい期間を経ての勝点3なのですごく嬉しいですけど、まだ何かを成し遂げた訳でも、掴み取った訳でもないので、しっかりと切り替えてやっていきたいと思います。
おそらく、そうだと思います(笑)。もう少し速いボールで、自分より前に来るボールをイメージしていました。僕のスタートポジションが少しニアに寄ってしまったので、あんまり良い形では触れないかなと思って入って行きました。思ったより後ろにボールが来ましたけど、上手く合わせられて良かったです。
あれ以外はあまり選択肢が無かったと思います。僕は身体能力が高くないので、2タッチの選択肢は無かったです。自分のゴールがチームの勝利に繋がるのは嬉しいので、良かったです。
勝点3は本当に喉から手が出るほど欲しかったものなので、こういう形で勝ち取れて良かったですし、内容を見ても得点シーンを見ても、本当にみんなで取った勝点3だと思うので、しっかり次に繋げていきたいと思います。
今日に向けてクラブスタッフが頑張ってくれたことは僕も知っていたので、その思いに報いたいという気持ちもありました。今日初めて観戦する人も多かったと思いますけど、そういう方に「楽しかったな」と思ってもらうのがクラブとしては大事だと思うので、そういう方にジュビロを好きになってもらうきっかけになるようなゲームになったというのは、良かったと思います。
昔話になってしまいますが、2012年に小学生一斉観戦の試合で勝ったときに、みんなの喜び方がいつも以上にすごくて、やはり鹿島というのは特別な相手なんだというのを僕自身キャリアの中で感じていました。僕はどちらかと言うと今の立ち位置の中での勝点3というところに重みを感じていますけど、そういう特別な相手に勝ったということも含めてすごく良かったです。
まず勝てたということが非常に大きかったと思いますし、みんなが最後まで諦めず戦い抜いた結果が勝点3に繋がったと思います。
相手に持たれる時間もありましたけど、そこでしっかり崩れずに一丸となって耐えるところは耐えて、チャンスも作れていたので、そこも前回の試合に比べたらみんなのイメージが共有できていて良かったと思います。
守備のところに関しては、できるだけ後ろからスライドして押し出していけるところは押し出していこうという意識と、ずるずる引かないでという意識で入りました。そこに関しては前半30分くらいからどうしても押し込まれる部分もあったので、改善はまだまだ必要だと思います。ただ、逆にボールを奪ったあとの攻撃に行くときのアクションをもっと増やしていこうという中で、背後を狙う動きも前線から出ていたので非常に良かったと思います。
まだまだ攻守においてやれる部分はたくさんあると思います。結果という部分で積極的にゴールも狙っていきましたけど、次の試合は決めたいと思います。
今日のゲームはみんなすごくパワーを持ってしっかりとゲームに入ることができました。前半はPKもありましたし、難しい展開になりましたが、その中でもチームが一つになって戦い続けたということが、今日の結果を生んだと思っています。
トレーニングですごくしっかりやっていましたし、セットプレーの機会があればチャンスをクリエイトする、ゴールに迫るということをずっとやってきていました。それが僕の強みでもある、というところを見せられたんじゃないかなと思います。
自分がああいった形になったら、共通意識であそこに来るということはみんな分かってくれています。みんなそういう思いで走り込んで来てくれますし、自分もクロスシュートといったような、そのまま誰も触らなくても入るようなボールをもちろん狙っています。今日は山田選手が上手く合わせてくれて、良い形で得点に繋がって良かったです。
もちろん今シーズンの前半戦は苦しい難しい時間を過ごしてきて、プレータイムがなかなか貰えなかった中で、ジュビロでプレーする決断をしました。本当にウェルカムな雰囲気でみんなが温かく迎え入れてくれて、そのおかげもあり自信を取り戻すことができました。チームの勝利に貢献できるようなプレーをするのが自分の仕事です。一番厳しい時期をみんなと過ごしてきて、ここから必ず勝点3を取り続けたいと思っています。
ここ1ヶ月以上勝ちが無くて、今日こそはという想いでみんなピッチに入ったと思いますし、戦いの中で僕が決勝ゴールを決めることができたことはすごく前向きにとらえています。
本当にそこは課題にしていたところですし、入って行くところや決め切るポイントで、最近は良いイメージが沸いてきていますし、練習からこだわってやっているので、それが数字に徐々に出てきているし、チームとしてもやっと勝てて良かったです。
今日は右でアシストがあって、(山田)大記さんが決めたゴールもありましたし、タメがすごく作れていてポケットのところに侵入する回数も多かったので、絶対こぼれてくるなと。こぼれてきたら、ということは常に予測は立てていました。後ろから(松原)后君が「詰めろ」と常に言ってくれますし、そういうところもすごく感謝しながらやっています。
前期の鹿島戦のときも自分の良さが出たとこがありました。そこは意識しながらですけど、最後の局面でゴールに迫って行くというところで、同点に追い付いてという形だったので、サイドというよりも最後のフィニッシャーの役割を意識していました。変なロストも無かったのでそこは伸びてきていると思いますし、相手の切り替えが早い中でも、状況判断でロストを減らしていけたらと思っています。
そこは自分の成長を一番実感できているポイントですし、徐々に数字が表れてきているということは、チームにとっても僕にとってもすごく前向きな点だと思います。
ゴール前で仕事をすることは意識していたのですが、よりクロスやシュートでやり切るということは言われますし、迷ったら振り抜けと横さん(横内監督)にも言われているので、ああいったシーンでも迷い無くシュートを打ちました。しかも、このエコパというスタジアムは僕にとって特別なスタジアムですし、高校のときからゴールも決めていて似たような形のゴールが多いと言うか、ああいったこぼれ球みたいなシュートが多いなと。プロになってからは初めてですけど、そんな印象です。
出力の使い方、パワーの出し方も自分の中ですごく良い感覚になってきていて、この力の使い分けというところは、全部100%でやるのではなく、自分の中で伸びてきているポイントだと思いますし、ゲーム感のところも学びながらやれていると思います。
良い勝利ができたという感触があります。結果が付いてきたことは間違いなく自分たちの成長だと思うし、勝てて良かったと思います。
今日はシステムが4-1-4-1でいつもと変わったシステムでした。途中から4-1-4-1の真ん中に入ったのですが、(西久保)駿介がスローインを持ったときに、彼は飛距離が出るのですが、走ったときに相手のセンターバックが警戒していませんでした。これはいけるなと思って、それで上手くトラップできて、本当は(渡邉)りょう君に出したのですが、良い形でボールが繋がって、アシストが付いたので良かったです。
まずベースは繋ぐということを忘れずに、チャレンジしていくところを最初から言っていました。ただ立ち上がりは、はっきりとリスクを背負わずにやっていこうと。前半は結構持たれることも多かったですけど、自分たちが崩れること無くできていましたし、上手くいかないこともありましたけど、プラン通りの試合内容だったと思います。
素直に嬉しいですね。目の前の試合に勝ちたいという思いでやっていて、前節はそれが達成できなかったので、今日は本当になんとしても90分を通して勝点3を掴もうという話をしていました。最後の笛が鳴ったときに勝利を手にすることができて、本当に良かったと思います。
主に守備のところで自分がセンターバックにボールを持たせて、コースを限定させて、長いボールを入れさせて回収していくところです。ただその中で上手く追い込めた場面とそうではない場面があって、そうではない場面も多かったので、そこをチームとしてどう守っていくかという部分と後ろの選手と意志を擦り合わせて限定していくというところは、変わらずに突き詰めていきたいと思います。結果としては勝てましたけど、そこは試合を重ねるごとにもっと良いものにしていきたいです。
まだまだ全然足りないですし、最後(古川)陽介が取ったゴールのところで、(植村)洋斗から良いボールが入ったのですが、あと10cm届かなかったので、その10cmを日々の練習で追い求めてやっていかないと、こういう試合で試合を決め切れる選手になれないと思います。チームは勝ちましたけど、自分としては物足りない部分でしかないので、そこをしっかりと次の試合で改善して繋げていきたいです。
FWは最後点を取ってこそだと僕はずっと思っているので、そこは自分自身毎日追求して、チームを勝たせることができる選手になれるようにしっかり日々準備していきたいと思います。
始めに、ジュビロさんに勝利おめでとうと言いたいと思います。勝利への執着心という部分で、今日はジュビロさんの方が我々より上回っていたのかなと思っています。試合をコントロールしていたのは我々だったとは思っているのですが、勝つためにどういったプレーをしなければいけないのかというところが、少し今日は足りなかったと思います。素晴らしい雰囲気のスタジアムの中で試合ができたということ、これだけ素晴らしい雰囲気の中で試合ができたのですが、今日足を運んでくれたサポーターに勝利を届けることができなくて申し訳ないですし、またいつも我々が発しているエネルギーを今日は発することができなかった、それはどこに要因があるのかというのはしっかりと分析していきたいと思います。アウェイの静岡までこれだけ多くのサポーターの皆さんに足を運んでいただき非常に感謝していますし、結果を見せて終わりたかったのですが、次の試合でそこを求めて、そして勝点を取れるように全員でやっていきたいと思います。
横内 昭展
監督
──試合の総括
今日はスタジアムに駆け付けてくれた本当にたくさんのサポーターの声援を受けて、選手が諦めずに最後まで戦ってくれました。サポーターの皆さんには本当に感謝してもしきれないくらい、お待たせした勝利でもありましたし、喜びを分かち合えたことを嬉しく思います。
試合は少し難しい展開になりましたが、選手もそれを受け入れて、しっかり最後まで得点を奪いに行くんだ、逆転するんだ、という意地をピッチで出してくれたと思います。それがこういう結果に表れて、選手の努力が報われて良かったなと思っています。
──前節から先発を6人入れ替えました。起用と形の意図を
FW2人は出られない状況でしたので、間違いなく2人は入れ替えなくてはいけないと。あとはコンディションの問題で、中3日でアウェイから帰ってきて、まずしっかり走れる、動けるというのを基準の一つで今回はスタメンを選びました。形を変えたのは、鹿島のストロングを消しながら自分たちのストロングをどう出せるかを、スタッフでしっかり練りました。その結果、こういう形が鹿島にとって一番嫌だし、我々にとっては良い攻撃に繋げられるのではないかということで、こういう形にしました。
──試合後は監督のところに選手たちも集まり、勝利の喜びを分かち合っていました。改めて監督自身はどのような心境だったのでしょうか?
アディショナルタイムが結構長くて、鹿島相手で最後まで気は抜けなかったので、一つはホッとしたのと、あとはなかなかサポーターの方に勝ちを届けられなかった歯痒さと、選手たちが戦い抜いてくれた感謝というか喜びと、そういうものが入り混じっていました。
──ジャッジも含めてなかなか難しい試合でありながら、1失点で耐えながら好機を伺えたのではないでしょうか?
そうですね。失点したシーン以外は、そんなには相手に決定機を作らせていなかったかなという印象です。後半も同じようにそういう戦いができて、決定機は少なかったと思っています。短い期間の中で選手が今日のゲームをどう戦うかを理解してくれて、忠実にピッチで表現してくれた、それに尽きるかなと思います。
──普段の4−2−3−1の布陣の中でも流れの中でやっていた今日のスタートポジションだったと思います。今後に向けてバリエーションができたのでは?
今日に関しては、例えば(平川)怜と(松本)昌也にボランチの少し前でプレーしてもらいましたけど、より彼らのストロングが活きてくるかなという狙いがありました。もちろん、ボランチで試したりもしましたけど、対鹿島で使うのであれば今日の位置の方が彼らの良さも出て、相手の良さを消せるかなと。本当によくやってくれたなと思っています。今後のゲームを戦っていく中でオプションの一つとして計算できるなと、今日は確信できたゲームになりました。
──全員が素晴らしいプレーをしていたと思いますが、その中でも特に山田選手と古川選手は得点を決めてヒーローになりました。その2人についてはいかがですか?
(古川)陽介は前節も含めて非常に良いプレーをしていて、トレーニングからも力を出してくれていました。彼はスタートから出てもおかしくない、それは(山田)大記も同じです。ただ、そうじゃなくても腐ること無く、それでもしっかりプレーし続けてくれるので、そういう姿勢には本当に頭が下がりますし、その努力がああいうプレーになって、僕としても本当に嬉しいです。
山田 大記
選手
──素晴らしい勝利でした
みんなちょっと浮かれ過ぎですよね(笑)。もちろん僕たちも苦しい期間を経ての勝点3なのですごく嬉しいですけど、まだ何かを成し遂げた訳でも、掴み取った訳でもないので、しっかりと切り替えてやっていきたいと思います。
──途中出場後、ファーストタッチでのゴールでしたか?
おそらく、そうだと思います(笑)。もう少し速いボールで、自分より前に来るボールをイメージしていました。僕のスタートポジションが少しニアに寄ってしまったので、あんまり良い形では触れないかなと思って入って行きました。思ったより後ろにボールが来ましたけど、上手く合わせられて良かったです。
──素晴らしい反転シュートでした
あれ以外はあまり選択肢が無かったと思います。僕は身体能力が高くないので、2タッチの選択肢は無かったです。自分のゴールがチームの勝利に繋がるのは嬉しいので、良かったです。
──大きな勝点3になったと思います
勝点3は本当に喉から手が出るほど欲しかったものなので、こういう形で勝ち取れて良かったですし、内容を見ても得点シーンを見ても、本当にみんなで取った勝点3だと思うので、しっかり次に繋げていきたいと思います。
──今日は多くの方がエコパスタジアムを訪れました
今日に向けてクラブスタッフが頑張ってくれたことは僕も知っていたので、その思いに報いたいという気持ちもありました。今日初めて観戦する人も多かったと思いますけど、そういう方に「楽しかったな」と思ってもらうのがクラブとしては大事だと思うので、そういう方にジュビロを好きになってもらうきっかけになるようなゲームになったというのは、良かったと思います。
──鹿島戦の勝利は2017年以来です
昔話になってしまいますが、2012年に小学生一斉観戦の試合で勝ったときに、みんなの喜び方がいつも以上にすごくて、やはり鹿島というのは特別な相手なんだというのを僕自身キャリアの中で感じていました。僕はどちらかと言うと今の立ち位置の中での勝点3というところに重みを感じていますけど、そういう特別な相手に勝ったということも含めてすごく良かったです。
松本 昌也
選手
──久しぶりに掴んだ勝点3です
まず勝てたということが非常に大きかったと思いますし、みんなが最後まで諦めず戦い抜いた結果が勝点3に繋がったと思います。
──前半はリードを奪われましたが、後半は試合の流れを引き寄せました
相手に持たれる時間もありましたけど、そこでしっかり崩れずに一丸となって耐えるところは耐えて、チャンスも作れていたので、そこも前回の試合に比べたらみんなのイメージが共有できていて良かったと思います。
──今日はチームとしてどこを大事に戦おうと考えていましたか?
守備のところに関しては、できるだけ後ろからスライドして押し出していけるところは押し出していこうという意識と、ずるずる引かないでという意識で入りました。そこに関しては前半30分くらいからどうしても押し込まれる部分もあったので、改善はまだまだ必要だと思います。ただ、逆にボールを奪ったあとの攻撃に行くときのアクションをもっと増やしていこうという中で、背後を狙う動きも前線から出ていたので非常に良かったと思います。
──今日はピッチ中央でプレーしました。立ち上がりにシュートを放つなど、積極的な姿勢も目立ちました
まだまだ攻守においてやれる部分はたくさんあると思います。結果という部分で積極的にゴールも狙っていきましたけど、次の試合は決めたいと思います。
ジョルディ クルークス
選手
──改めて試合を振り返って
今日のゲームはみんなすごくパワーを持ってしっかりとゲームに入ることができました。前半はPKもありましたし、難しい展開になりましたが、その中でもチームが一つになって戦い続けたということが、今日の結果を生んだと思っています。
──ピッチに入った直後にフリーキックもありました。良い感触で蹴ることができていたのでは?
トレーニングですごくしっかりやっていましたし、セットプレーの機会があればチャンスをクリエイトする、ゴールに迫るということをずっとやってきていました。それが僕の強みでもある、というところを見せられたんじゃないかなと思います。
──山田選手のゴールをアシストしたシーンは、どういった意図であの位置からクロスを上げましたか?
自分がああいった形になったら、共通意識であそこに来るということはみんな分かってくれています。みんなそういう思いで走り込んで来てくれますし、自分もクロスシュートといったような、そのまま誰も触らなくても入るようなボールをもちろん狙っています。今日は山田選手が上手く合わせてくれて、良い形で得点に繋がって良かったです。
──チームが苦しい時期に加入後初アシストで勝利に貢献するということは、クルークス選手自身も嬉しい結果だったのではないでしょうか?
もちろん今シーズンの前半戦は苦しい難しい時間を過ごしてきて、プレータイムがなかなか貰えなかった中で、ジュビロでプレーする決断をしました。本当にウェルカムな雰囲気でみんなが温かく迎え入れてくれて、そのおかげもあり自信を取り戻すことができました。チームの勝利に貢献できるようなプレーをするのが自分の仕事です。一番厳しい時期をみんなと過ごしてきて、ここから必ず勝点3を取り続けたいと思っています。
古川 陽介
選手
──改めて勝利の喜びと勝利に導いたゴールを振り返って
ここ1ヶ月以上勝ちが無くて、今日こそはという想いでみんなピッチに入ったと思いますし、戦いの中で僕が決勝ゴールを決めることができたことはすごく前向きにとらえています。
──ドリブルだけではなくオフザボールの動きもしっかりと取り組んできている印象です
本当にそこは課題にしていたところですし、入って行くところや決め切るポイントで、最近は良いイメージが沸いてきていますし、練習からこだわってやっているので、それが数字に徐々に出てきているし、チームとしてもやっと勝てて良かったです。
──右サイドで起点ができた際には、左サイドから入って行くイメージはできていましたか?
今日は右でアシストがあって、(山田)大記さんが決めたゴールもありましたし、タメがすごく作れていてポケットのところに侵入する回数も多かったので、絶対こぼれてくるなと。こぼれてきたら、ということは常に予測は立てていました。後ろから(松原)后君が「詰めろ」と常に言ってくれますし、そういうところもすごく感謝しながらやっています。
──後半は相手の守り方がマンツーマン気味に切り替わったと思いますが、さらに古川選手の特徴が活きていましたね
前期の鹿島戦のときも自分の良さが出たとこがありました。そこは意識しながらですけど、最後の局面でゴールに迫って行くというところで、同点に追い付いてという形だったので、サイドというよりも最後のフィニッシャーの役割を意識していました。変なロストも無かったのでそこは伸びてきていると思いますし、相手の切り替えが早い中でも、状況判断でロストを減らしていけたらと思っています。
──ここ2試合続けてゴールに絡んでいて、チームに勝点をもたらしていることについてはどう感じていますか?
そこは自分の成長を一番実感できているポイントですし、徐々に数字が表れてきているということは、チームにとっても僕にとってもすごく前向きな点だと思います。
──何か変化があったのですか?
ゴール前で仕事をすることは意識していたのですが、よりクロスやシュートでやり切るということは言われますし、迷ったら振り抜けと横さん(横内監督)にも言われているので、ああいったシーンでも迷い無くシュートを打ちました。しかも、このエコパというスタジアムは僕にとって特別なスタジアムですし、高校のときからゴールも決めていて似たような形のゴールが多いと言うか、ああいったこぼれ球みたいなシュートが多いなと。プロになってからは初めてですけど、そんな印象です。
──90分戦うために準備してきた出力を、今日は30分に詰め込んで戦ったと思います。今後スタメンを目指していく上で
出力の使い方、パワーの出し方も自分の中ですごく良い感覚になってきていて、この力の使い分けというところは、全部100%でやるのではなく、自分の中で伸びてきているポイントだと思いますし、ゲーム感のところも学びながらやれていると思います。
植村 洋斗
選手
──試合を振り返って
良い勝利ができたという感触があります。結果が付いてきたことは間違いなく自分たちの成長だと思うし、勝てて良かったと思います。
──逆転ゴールを演出しました
今日はシステムが4-1-4-1でいつもと変わったシステムでした。途中から4-1-4-1の真ん中に入ったのですが、(西久保)駿介がスローインを持ったときに、彼は飛距離が出るのですが、走ったときに相手のセンターバックが警戒していませんでした。これはいけるなと思って、それで上手くトラップできて、本当は(渡邉)りょう君に出したのですが、良い形でボールが繋がって、アシストが付いたので良かったです。
──今日はチームとしてどんな意識で試合に入りましたか?
まずベースは繋ぐということを忘れずに、チャレンジしていくところを最初から言っていました。ただ立ち上がりは、はっきりとリスクを背負わずにやっていこうと。前半は結構持たれることも多かったですけど、自分たちが崩れること無くできていましたし、上手くいかないこともありましたけど、プラン通りの試合内容だったと思います。
渡邉 りょう
選手
──ジュビロ加入後、公式戦初勝利です
素直に嬉しいですね。目の前の試合に勝ちたいという思いでやっていて、前節はそれが達成できなかったので、今日は本当になんとしても90分を通して勝点3を掴もうという話をしていました。最後の笛が鳴ったときに勝利を手にすることができて、本当に良かったと思います。
──今日は1トップとして出場しましたが、心掛けていたことは?
主に守備のところで自分がセンターバックにボールを持たせて、コースを限定させて、長いボールを入れさせて回収していくところです。ただその中で上手く追い込めた場面とそうではない場面があって、そうではない場面も多かったので、そこをチームとしてどう守っていくかという部分と後ろの選手と意志を擦り合わせて限定していくというところは、変わらずに突き詰めていきたいと思います。結果としては勝てましたけど、そこは試合を重ねるごとにもっと良いものにしていきたいです。
──攻撃面では前線で懸命に身体を張っていました
まだまだ全然足りないですし、最後(古川)陽介が取ったゴールのところで、(植村)洋斗から良いボールが入ったのですが、あと10cm届かなかったので、その10cmを日々の練習で追い求めてやっていかないと、こういう試合で試合を決め切れる選手になれないと思います。チームは勝ちましたけど、自分としては物足りない部分でしかないので、そこをしっかりと次の試合で改善して繋げていきたいです。
──今後への意気込みを
FWは最後点を取ってこそだと僕はずっと思っているので、そこは自分自身毎日追求して、チームを勝たせることができる選手になれるようにしっかり日々準備していきたいと思います。
鹿島アントラーズ ランコ ポポヴィッチ監督
──試合の総括
始めに、ジュビロさんに勝利おめでとうと言いたいと思います。勝利への執着心という部分で、今日はジュビロさんの方が我々より上回っていたのかなと思っています。試合をコントロールしていたのは我々だったとは思っているのですが、勝つためにどういったプレーをしなければいけないのかというところが、少し今日は足りなかったと思います。素晴らしい雰囲気のスタジアムの中で試合ができたということ、これだけ素晴らしい雰囲気の中で試合ができたのですが、今日足を運んでくれたサポーターに勝利を届けることができなくて申し訳ないですし、またいつも我々が発しているエネルギーを今日は発することができなかった、それはどこに要因があるのかというのはしっかりと分析していきたいと思います。アウェイの静岡までこれだけ多くのサポーターの皆さんに足を運んでいただき非常に感謝していますし、結果を見せて終わりたかったのですが、次の試合でそこを求めて、そして勝点を取れるように全員でやっていきたいと思います。