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  • 福岡
  • 2 終了 2

2024年4月20日 vs アビスパ福岡

15:00 ベススタ

見どころ

水曜日のルヴァンカップ V・ファーレン長崎戦、そして今日のリーグ戦第9節アビスパ福岡戦と、今週はハードな九州2連戦。チーム全員の力を合わせて、敵地で勝利を掴みにいく。

スターティングイレブンは、前節の名古屋グランパス戦から2人が入れ替わった。GKに川島永嗣、DFに西久保駿介、森岡陸、リカルド グラッサ、植村洋斗、MFに藤原健介、上原力也、松本昌也、藤川虎太朗、今日24歳の誕生日を迎えた平川怜、FWには昨日が29歳の誕生日だったジャーメイン良が入る。

センターバックの森岡は、今季リーグ戦初先発。名古屋戦では後半途中からピッチに入り、好パフォーマンスを披露。横内監督も「パーフェクトに近いくらい抑えてくれたと思う」と評価した。水曜日の長崎戦もスタートからピッチに立ち、コンビを組んだ鹿沼直生とともに持ち味を遺憾無く発揮。セットプレーから1失点はしたものの、安定したプレーで相手のシュートを3本に抑えた。その長崎戦に「勝てなきゃラストチャンス」と並々ならぬ覚悟で挑み、試合後は悔しさを滲ませていた鹿沼が今季初のリーグ戦ベンチ入り。メンバーの一員として、胸に秘めた熱い思いをぶつけて勝利に貢献してくれるはずだ。また、ボランチの藤原は4月3日のアルビレックス新潟戦からルヴァンカップも含めて全ての試合で先発。連戦をこなす中で、多彩なキックとパスで試合をコントロールする司令塔としての存在感は試合を重ねる度に高まってきている。アシストやゴールといった結果にもこだわる若きボランチのさらなる活躍にも注目だ。

福岡はここまで2勝4分2敗の12位。失点は7と、持ち前の堅守は健在。直近のリーグ戦3試合は、鹿島、名古屋、広島と戦い1勝2分と安定した戦いを続けている。警戒すべき選手の1人はシャハブ ザヘディ。イラン代表のFWはここまで3ゴールを決めており、そのうち2得点は高さを活かしたヘディングでゴールを挙げている。

ジュビロとしては、名古屋戦で課題に挙がったルーズボールの競り合いや、相手ボールホルダーへの寄せといった「当たり前のことを当たり前にできなかった」(監督)部分を立ち上がりから徹底することで、主導権を握りながら試合を進めていきたい。その上で、守備の堅い相手に対し先制点をいかに奪えるかも勝敗を左右する重要な鍵となる。名古屋戦の反省、そして「一つ無かったのはゴールだけ」(監督)という長崎戦の手応えを、今日は必ず勝点3に繋げていく。

キックオフはこのあと15:00。ベスト電器スタジアム周辺は雨が降り始めている。アウェイの地まで足を運んでくれたジュビロサポーターとともに、勝利の喜びを分かち合いたい。