2023年6月18日 vs 北海道コンサドーレ札幌
18:00 札幌ド
3月上旬から行われてきたルヴァンカップグループステージの戦いも、今日で最終節。北海道コンサドーレ札幌のホームに乗り込み、選手たちは日頃のトレーニングの成果を結果で示すつもりだ。
スターティングイレブンには、GKに梶川裕嗣、DFに小川大貴、鹿沼直生、中川創、高野遼、MFに針谷岳晃、遠藤保仁、藤川虎太朗、大森晃太郎、古川陽介、FWにファビアン ゴンザレスが入る。針谷と遠藤はリーグ序盤戦でもコンビを組み流れるような攻撃を見せた。今日も中盤での多彩なパスワークから、多くのビッグチャンスを作り出してくれるはずだ。また、試合を重ねるごとに存在感が増してきている古川も、結果に飢えている選手の1人。6月上旬に行われた天皇杯2回戦では2得点に絡む活躍を見せており、「次はゴールを」という想いは誰よりも強い。
グループステージ第2節で札幌と対戦した際は、相手に2点を先行される展開の中で、藤原健介のプロ初ゴールと小川の得点が生まれて同点に追い付く粘りを見せた。後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し敗れたものの、「勇気を持って自分たちが準備してきたことを思い切ってやろう」(横内監督)と臨んだ後半の戦いぶりは充実。相手のハードなプレッシャーに対しても臆することなくボールを動かし、何度もチャンスを生み出した。
また、グループステージ第5節のサガン鳥栖戦は怪我で離脱していた選手たちが多く出場した中で、ファビアンと金子翔太のゴールが決まって2-0。相手にボールを持たれる時間が長くなる展開となったが、最後まで焦れることなく守り抜き、完封勝利を手にした。
ルヴァンカップはグループリーグ敗退が決まってしまっているが、J1チームとの対戦を通してチームが得たものは多い。今日も手応えを得られる90分にすることで、今後のリーグ戦へと繋げていく。
キックオフはこのあと18:00。札幌ドーム周辺の天候は晴れ。梅雨が無い北海道はカラリとした爽やかな陽気だ。