J1昇格を目指すシーズンもいよいよ最終盤。今こそ、チーム一丸となって目の前の試合に全てを注ぎ、勝点3を一戦一戦積み上げていくことが求められる。今日はヤマハスタジアムに7位V・ファーレン長崎を迎えて、勝利を掴み取る。

スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、小川大貴、MFに鹿沼直生、上原力也、松本昌也、山田大記、ドゥドゥ、FWにジャーメイン良が入る。

前節のファジアーノ岡山戦は、縦パスの意識を高め、選手の距離感を修正して臨んだ成果が立ち上がりから現れた。前半7分、鹿沼のインターセプトから、山田、ジャーメインと繋ぎ、再びボールを受けた山田がペナルティエリア内に侵入してきた松本にスルーパスを供給。最後は左サイドの松原がシュートを決めて先制点をマークした。多くの選手が絡んだ得点シーンは理想的な形だ。岡山戦はその後追加点を奪うことができず逆転負けを喫しているだけに、今日はそうした場面を増やしていくことで、チャンスを多く生み出し得点を重ねていきたい。

長崎との前回対戦では、ジャーメインのゴールで一度は追いついたものの試合終了間際に勝ち越し弾を許し悔しい敗戦を喫した。長崎は現在J2リーグ得点ランキングトップの21ゴールを決めているフアンマを擁するなど、難敵であることは間違いないが、同じ相手に2度は負けられない。選手たちはジュビロサポーターの大声援を力に変えて、必ず勝利を届けてくれるはずだ。

キックオフはこの後14:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。今日から10月がスタートしたが、まだまだ蒸し暑さは残っている。長崎から勝点3を手にし、続く清水エスパルス戦に向けて勢いを加速させていきたい。