水曜日に行われたヴァンフォーレ甲府戦は、直近のリーグ戦から先発10人を入れ替えて臨んだ。横内監督は「僕にこのメンバーでいくと決断させたのは、ルヴァンカップや天皇杯といったカップ戦で良いパフォーマンスを出し続けてくれていたから」とその理由を語り、「迷いはなかった」と選手たちへの信頼を言葉にした。結果は1-1で引き分けリーグ戦4連勝とはならなかったが、チーム力は着実に向上していることを示した。誰がピッチに立ってもジュビロが目指すサッカーのベースを体現できるようになってきたことは日々の練習の賜物だ。甲府戦から中2日というハードなスケジュールで迎える今日の大分トリニータ戦も、チーム一丸となって戦い抜くことで勝点3を獲得する。

スターティングイレブンは、前々節のロアッソ熊本戦と同じ。GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、松原后、MFに山本康裕、上原力也、金子翔太、山田大記、ドゥドゥ、FWにジャーメイン良が入る。

大分は現在、勝点41を積み上げ2位。ここ6試合は3勝3分、失点はわずかに3と安定した戦いを続けている。4月上旬の前回対戦では2点を先行されたが、上原のゴールで1点を返すなどジュビロは意地を見せた。今日は攻守で主導権を握りながらゲームを進め、上位チームとの差を縮める勝利を手にしたい。

キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は曇り。夕方以降は再び雨が降り出す予報。今日はリーグ戦ホーム3連戦の2試合目。選手たちは、ナイトゲームに詰めかけた大勢のジュビロサポーターと共に歓喜の瞬間を分かち合うつもりだ。