19:00 ヤマハ
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監督
まずは雨の中、今日も途切れることのない声援をサポーターの皆さんに送っていただき、本当にありがとうございました。勝点3を届けられたら良かったのですが、それができず非常に申し訳ないと思っています。ただ、勝点1は僕自身凄くポジティブに捉えています。前半先に取られて、取られ方も自分たちがボールを握る時間が長くてというところで、一瞬の隙というかミスから失点をしてしまい、追う立場になりました。ただ、そのあと失点しなかったことは非常に良かったと思っています。後半、選手もこのままじゃ終われないという決意で入りましたけど、最後の最後まで走り切ってくれたなと思っています。後半早い時間に点を取れたのは非常に良かったですし、そのあとも惜しいシーンが何度もありましたけど、ただそれを取り切る力がまだ我々には足りないのかなと思います。
今日のメンバーは凄く悩みました。熊本戦が終わって移動して、こちらに戻って来て、選手の表情だったりリカバリートレーニングをしている中で選手のことを見ながら少し変えようという決断をしました。その決断も一人二人、ということではなくて、全員が疲労していたというようなことを僕は感じて、GKはそのままでいきましたけど、残り全員をどうするかというところを凄く悩みました。ただ、僕にこのメンバーでいくと決断させたのは今日出ていた選手で、ルヴァンカップや天皇杯といったカップ戦で本当に良いパフォーマンスを出し続けてくれていましたし、何より日頃のトレーニングで自分を試合に出して欲しいというものを常に出し続けてくれたので、迷いはなかったです。評価も本当にいつも通り、我々がやろうとすることをピッチで体現してくれたと思っています。
彼ら二人は長期離脱というところだったので、まずはチームにフィットする時間というのは必要だったと思います。(大森)晃太郎に関しては、怪我からの復帰というところでさらに慎重にというところはありました。二人とも徐々にですが、チームにフィットしてきたなと。ただ、まだまだ彼らはここから上がってくると思っています。
熊本戦でボールが当たって、ドクターの見解だと脳震盪の疑いがあるというところで交代をさせました。次の日に戻ってすぐ検査をして、脳震盪という診断では無かったと。そういうことを踏まえて、ルールに基づいて今日はプレーできるということだったので、途中からですがプレーさせたという経緯があります。
まずは僕も映像でチェックをしなければいけないのですが、まず(鈴木)海音だと思うのですが、そこにボールが出たときに、海音で凄く時間をかけた、時間をかけて(中川)創に出したと。創も止めて時間がかかったところで、タケ(針谷 岳晃)に出したと。時間をかけて、時間をかけて、となるとその間は相手も動いていないですよね。そうなるとやはりあのパスは狙われると思いますし、しかも正確には行かなかったと。ただパスの出口はあったと思います。映像で確認しなければ分からないですが、タケにちゃんと通ったら、次は左サイドの(小川)大貴のところに通ったのかなとは思っていて。狙いとするところは、僕は悪くなかったと思っています。ただ、ボールの動かし方、テンポというところは、あそこでミスが起こり得るシチュエーションになったなと。そこはハーフタイムに話はしました。
勝ち切るためにと言うと、例えば前半の失点を防いでいれば僕は勝ち切れたと思っています。それは守備というよりも、自分たちのクオリティ、ボールの動かし方、テンポ、そういうところが上がってくれば、もっと我々は得点する機会も増えるだろうし、相手に攻撃をさせる隙を与えないのかなと。そこでまず勝ち切れる要素が一つあるかなというのは、僕の中にはあります。
選手
非常に悔しいです。僕に限らず、今日はGKの(三浦)龍輝以外全員がチャンスをもらった中で、僕個人としてはキャプテンとして試合を任せられて、内容よりも結果が全ての試合だと思っていました。その中で結果を出せなかったことは残念ですし、凄く悔しいです。
自分たちのプランはいつも通り出していこうという話はしていました。戦うところだったり、強度だったり、普段と違うメンバーですが、そこは自信を持ってトライしていこうと。その中で、前半から勇気を持ってビルドアップしていくというのはできていましたし、そこから失点はしてしまいましたが、トライから何度もチャンスは作れていたと思うので、決してネガティブなことばかりではなかったかなと思います。とはいえ、失点に繋がってしまうミスはディフェンスラインの選手として自分含めて良くないシーンだったと思うので、改善しなくてはいけません。ただ、それでそのトライをやめるのかといえば、そうじゃないので、トライしながら修正しながら、やっていく必要があると感じています。
そうですね、あれくらい僕はやらないと。それが僕のストロングでもありますし、役割としても左で出るときはよりチームのバランスを取ることを意識しています。攻守においてそのバランスはだいぶ保てたのかなとは思います。右で出たときのように、走力を活かした攻撃参加を望まれているかもしれないですが、(古川)陽介に対してどうサポートするか、どう活かすかというところは、90分を通してかなり意識してプレーしました。
いつまたこうやってチャンスが来るか分からないですし、ここまで準備をしてきましたが、個人的にはその準備を続けて、また出番に備えてやっていけたらと思います。チームとしては、この勝点1を無駄にしないように、ここから勝ち続けることが必要だと思うので、次対戦する大分も上位ですがしっかり勝てるように連戦に臨んでいきたいです。
チームとしてはっきりしたゲームプランを持って挑んだのですが、先に点を取られると苦しい展開になってしまいます。ただ、その中でも自分たちがやりたいサッカーはできていたかなとは思いますが、やはり勝点3を取りたい試合でした。
上手くいっているようで、小さなミスだったり、パスは回せているけれど怖いパスではなかったのかな、という感じはやっていてありました。
一人ひとりが今日は攻め込む時間と言いますか、ボールを持つ時間がちょっと前半は長かったので、もっとシンプルに繋いでいけたらということは全員が思っていたことでした。ハーフタイムに監督からもそういう指示があり、それが後半に出たことで勢いづいたと思いますし、シンプルに1点を取れたことに繋がったのかなと思います。
FWにラッソがいるので、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)の特徴は僕らが活かしていかなくてはいけないと思っていました。そういうところで、あの場面はしっかり見えていたのもありますし、本人も動き出してくれたのであとは出すだけでした。
前半で疲れましたね。使い切った感じがありました。またここから、しっかりコンディションを上げていきたいです。
そうですね。チームとしても勝ち続けている中での今日の試合だったので、その雰囲気に乗っかって行きたいなという気持ちはありました。今回は引き分けで勝点1という結果になりましたが、次の試合に向けてみんな良い準備はできているので、また頑張っていきたいと思います。
前半を見てちょっとテンポが悪いなと思っていて、ボールは持てているけど縦に入っていないのと、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)をもっとシンプルに使っても良いのかなと思っていました。それをハーフタイムにみんなで話して、そこから1点入ったので、そこまでは良かったと思います。
僕だけではなく、前半ベンチで見ていた選手はみんなその話をしていましたし、監督もハーフタイムでそれは言っていて、自分もそれはセンターバックに伝えてそこからテンポが上がったと思います。自分もちょっと下がってもらったときはできるだけ1タッチ、2タッチではたこうと思っていたので、そこでテンポを上げようという意識はありました。
チャンスは作れていたと思うのですが、最後の質の部分だったり、ゴールを決める部分、あとは得点が入るときというのはペナルティエリアに入っていく人数を増やせたときだと思うので、そこにボランチが入っていく、そこは得点を取るためには意識してやっていかなければいけないと思います。
誰が出ても戦えるチームにはなってきていると思いますし、今日出たメンバーはどうしても勝ちたかったと思いがありました。そこを勝ち切れなかったのは悔しいですけど、次のチャンスを掴むために練習からやっていきたいです。個人としては10人入れ替えた中でもスタメンで出られなかったことに悔しさを持っているので、その悔しさを普段の練習からぶつけて、チャンスをもらえたらその試合で結果を出すことを意識してやっていきたいです。
もちろん得点に関しては嬉しいです。それでも最低2点は欲しかった、自分で取りたかったです。そうすればチームに3ポイントをもたらすことができました。もちろん勝つためにプレーしていますので、それが叶わなかったことは残念ですけど、頭を切り替えて次のゲームに勝てるように集中していきたいです。
それは監督から指示されていた、チームとしてやろうとしていたことです。自分は何度も裏に出ようとしました。自分が決めたゴールもその形から生まれました。監督から言われた通りにしっかり裏に走って、後ろから良いパスが出てきて、うまくキーパーをかわして決めることができました。
もちろん味方と合わせることも大事ですが、まずは自分に一番近い相手選手がどのポジションにいるかをしっかりと見ることを大切にしています。あとは出し手のタイミングを見て、すっと裏に抜け出すことを心がけています。
最近の天皇杯とルヴァンカップを見てもらえば分かるのですが、そこでもかなり選手を変えて、それでも結果を出しています。カップ戦で出ていた選手たちもリーグ戦で出られるようにチーム内で健全な競争をしています。今日の試合を見てもらえば分かると思いますが、誰が出ても連係面では全く問題なかったと思います。
常に強気に、ひよらずやるだけだと思っていました。カットインからのシュートだったり、最後の部分で違いを生み出すのが自分ですし、自信はあるので、そのピースが最後埋められなかったのはここからの伸びしろかなと思います。
試合が終わってから(松原)后君と話していたのですが、カットインしてからのシュートの精度だったり、ワンツーで入って行くバリエーションや質がもっともっと必要だと。そういう話をしました。
そうですね。90分を通してプレーする力が本当に開幕当初よりは見違えるようについてきたと思います。自分の中でも余裕があると言いますか、守備で疲弊することが少なくなってきたので、まだまだですが伸ばしていきたいポイントだと思います。
伸びしろがたくさんあるのが僕だと思います。もっと試合に絡めないとこの先はないので、自分にずっと厳しく、常に后君に説教されているので、それをしっかり聞いてやっていきたいです。
そうですね。やりきったプレーは褒めてくれます。クロスを上げきったあとに褒めてくれる声はベンチからも聞こえますし、世界でやってきたプレーヤーなので、その基準も教えてくれます。まだまだ満足できないなと思いますね。
今日はあれをやっておけば良かったな、という出し惜しみのようなものは一切ないです。自分の100%をチームに還元する動きを続けて、成長し続けるしかないと思うので、次に向けて良い準備をしていくだけだと思います。
ゲームに入るにあたって、ジュビロのことをしっかりと伝えながら入ったのですが、上手くゲームが進まなかったなと思っています。単純なミスから、ボールを奪ってからまたボールを失うという繰り返しが、前半は凄く多かったと思います。ただ、ゴールを奪えたというところでは非常に辛抱強くやったと思っています。後半の入りも悪くなかったのですが、彼らの圧力を徐々に感じながら一瞬の隙で失点してしまったというところは良くなかったです。ただ、それで崩れることなく前を向いて全員でトライしたということは評価したいなと。最後押し込まれる場面もありましたが、我々も押し込む場面が1、2回あったと思うので、それをしっかり決め切れるように、勝点3を積み上げるためにはそういったところは凄く必要かなと思います。ただもうゲームは終わったので、とにかく中2日ですが次に向かって前向きに全員で準備したいと思います。
横内 昭展
監督
──試合の総括
まずは雨の中、今日も途切れることのない声援をサポーターの皆さんに送っていただき、本当にありがとうございました。勝点3を届けられたら良かったのですが、それができず非常に申し訳ないと思っています。ただ、勝点1は僕自身凄くポジティブに捉えています。前半先に取られて、取られ方も自分たちがボールを握る時間が長くてというところで、一瞬の隙というかミスから失点をしてしまい、追う立場になりました。ただ、そのあと失点しなかったことは非常に良かったと思っています。後半、選手もこのままじゃ終われないという決意で入りましたけど、最後の最後まで走り切ってくれたなと思っています。後半早い時間に点を取れたのは非常に良かったですし、そのあとも惜しいシーンが何度もありましたけど、ただそれを取り切る力がまだ我々には足りないのかなと思います。
──直近のリーグ戦からメンバー10人を入れ替えて臨みましたが、その決断に至った理由とプレーの評価を
今日のメンバーは凄く悩みました。熊本戦が終わって移動して、こちらに戻って来て、選手の表情だったりリカバリートレーニングをしている中で選手のことを見ながら少し変えようという決断をしました。その決断も一人二人、ということではなくて、全員が疲労していたというようなことを僕は感じて、GKはそのままでいきましたけど、残り全員をどうするかというところを凄く悩みました。ただ、僕にこのメンバーでいくと決断させたのは今日出ていた選手で、ルヴァンカップや天皇杯といったカップ戦で本当に良いパフォーマンスを出し続けてくれていましたし、何より日頃のトレーニングで自分を試合に出して欲しいというものを常に出し続けてくれたので、迷いはなかったです。評価も本当にいつも通り、我々がやろうとすることをピッチで体現してくれたと思っています。
──大森選手のアシストからファビアン選手がゴールを決めました
彼ら二人は長期離脱というところだったので、まずはチームにフィットする時間というのは必要だったと思います。(大森)晃太郎に関しては、怪我からの復帰というところでさらに慎重にというところはありました。二人とも徐々にですが、チームにフィットしてきたなと。ただ、まだまだ彼らはここから上がってくると思っています。
──ドゥドゥ選手のコンディションについて
熊本戦でボールが当たって、ドクターの見解だと脳震盪の疑いがあるというところで交代をさせました。次の日に戻ってすぐ検査をして、脳震盪という診断では無かったと。そういうことを踏まえて、ルールに基づいて今日はプレーできるということだったので、途中からですがプレーさせたという経緯があります。
──失点に繋がった場面のパス交換についてですが、針谷選手にパスが通っていたとしても、その次の出口が無かったのでは?
まずは僕も映像でチェックをしなければいけないのですが、まず(鈴木)海音だと思うのですが、そこにボールが出たときに、海音で凄く時間をかけた、時間をかけて(中川)創に出したと。創も止めて時間がかかったところで、タケ(針谷 岳晃)に出したと。時間をかけて、時間をかけて、となるとその間は相手も動いていないですよね。そうなるとやはりあのパスは狙われると思いますし、しかも正確には行かなかったと。ただパスの出口はあったと思います。映像で確認しなければ分からないですが、タケにちゃんと通ったら、次は左サイドの(小川)大貴のところに通ったのかなとは思っていて。狙いとするところは、僕は悪くなかったと思っています。ただ、ボールの動かし方、テンポというところは、あそこでミスが起こり得るシチュエーションになったなと。そこはハーフタイムに話はしました。
──こういった展開の試合を勝ち切るために必要なことは?
勝ち切るためにと言うと、例えば前半の失点を防いでいれば僕は勝ち切れたと思っています。それは守備というよりも、自分たちのクオリティ、ボールの動かし方、テンポ、そういうところが上がってくれば、もっと我々は得点する機会も増えるだろうし、相手に攻撃をさせる隙を与えないのかなと。そこでまず勝ち切れる要素が一つあるかなというのは、僕の中にはあります。
小川 大貴
選手
──1-1という結果をどう受け止めていますか?
非常に悔しいです。僕に限らず、今日はGKの(三浦)龍輝以外全員がチャンスをもらった中で、僕個人としてはキャプテンとして試合を任せられて、内容よりも結果が全ての試合だと思っていました。その中で結果を出せなかったことは残念ですし、凄く悔しいです。
──甲府に対してどういうプランを持って試合に入りましたか?
自分たちのプランはいつも通り出していこうという話はしていました。戦うところだったり、強度だったり、普段と違うメンバーですが、そこは自信を持ってトライしていこうと。その中で、前半から勇気を持ってビルドアップしていくというのはできていましたし、そこから失点はしてしまいましたが、トライから何度もチャンスは作れていたと思うので、決してネガティブなことばかりではなかったかなと思います。とはいえ、失点に繋がってしまうミスはディフェンスラインの選手として自分含めて良くないシーンだったと思うので、改善しなくてはいけません。ただ、それでそのトライをやめるのかといえば、そうじゃないので、トライしながら修正しながら、やっていく必要があると感じています。
──相手のカウンター攻撃にも余裕を持って対応していた印象です
そうですね、あれくらい僕はやらないと。それが僕のストロングでもありますし、役割としても左で出るときはよりチームのバランスを取ることを意識しています。攻守においてそのバランスはだいぶ保てたのかなとは思います。右で出たときのように、走力を活かした攻撃参加を望まれているかもしれないですが、(古川)陽介に対してどうサポートするか、どう活かすかというところは、90分を通してかなり意識してプレーしました。
──連戦が続きますが意気込みを
いつまたこうやってチャンスが来るか分からないですし、ここまで準備をしてきましたが、個人的にはその準備を続けて、また出番に備えてやっていけたらと思います。チームとしては、この勝点1を無駄にしないように、ここから勝ち続けることが必要だと思うので、次対戦する大分も上位ですがしっかり勝てるように連戦に臨んでいきたいです。
大森 晃太郎
選手
──まずは試合を振り返って
チームとしてはっきりしたゲームプランを持って挑んだのですが、先に点を取られると苦しい展開になってしまいます。ただ、その中でも自分たちがやりたいサッカーはできていたかなとは思いますが、やはり勝点3を取りたい試合でした。
──序盤からチャンスを多く作っていたのはジュビロだった印象です
上手くいっているようで、小さなミスだったり、パスは回せているけれど怖いパスではなかったのかな、という感じはやっていてありました。
──ハーフタイムにはどのような声掛けを?
一人ひとりが今日は攻め込む時間と言いますか、ボールを持つ時間がちょっと前半は長かったので、もっとシンプルに繋いでいけたらということは全員が思っていたことでした。ハーフタイムに監督からもそういう指示があり、それが後半に出たことで勢いづいたと思いますし、シンプルに1点を取れたことに繋がったのかなと思います。
──大森選手の裏を狙った1本のパスからファビアン選手の同点ゴールが生まれました
FWにラッソがいるので、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)の特徴は僕らが活かしていかなくてはいけないと思っていました。そういうところで、あの場面はしっかり見えていたのもありますし、本人も動き出してくれたのであとは出すだけでした。
──ルヴァンの札幌戦で久々に先発したあとは、「疲れました」という第一声でしたが、コンディションは徐々に上がってきていますか?
前半で疲れましたね。使い切った感じがありました。またここから、しっかりコンディションを上げていきたいです。
──今日は直近のリーグ戦から大きくメンバーが入れ替わった中での一戦でした
そうですね。チームとしても勝ち続けている中での今日の試合だったので、その雰囲気に乗っかって行きたいなという気持ちはありました。今回は引き分けで勝点1という結果になりましたが、次の試合に向けてみんな良い準備はできているので、また頑張っていきたいと思います。
鹿沼 直生
選手
──後半からの出場でしたが、どんな想いでピッチに入りましたか?
前半を見てちょっとテンポが悪いなと思っていて、ボールは持てているけど縦に入っていないのと、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)をもっとシンプルに使っても良いのかなと思っていました。それをハーフタイムにみんなで話して、そこから1点入ったので、そこまでは良かったと思います。
──どのようにしてテンポを上げていったのですか?
僕だけではなく、前半ベンチで見ていた選手はみんなその話をしていましたし、監督もハーフタイムでそれは言っていて、自分もそれはセンターバックに伝えてそこからテンポが上がったと思います。自分もちょっと下がってもらったときはできるだけ1タッチ、2タッチではたこうと思っていたので、そこでテンポを上げようという意識はありました。
──もう1点取るためにどんな工夫が必要だったと思いますか?
チャンスは作れていたと思うのですが、最後の質の部分だったり、ゴールを決める部分、あとは得点が入るときというのはペナルティエリアに入っていく人数を増やせたときだと思うので、そこにボランチが入っていく、そこは得点を取るためには意識してやっていかなければいけないと思います。
──前節から先発10人を入れ替えましたが、7連戦をどのように乗り切っていきたいですか?
誰が出ても戦えるチームにはなってきていると思いますし、今日出たメンバーはどうしても勝ちたかったと思いがありました。そこを勝ち切れなかったのは悔しいですけど、次のチャンスを掴むために練習からやっていきたいです。個人としては10人入れ替えた中でもスタメンで出られなかったことに悔しさを持っているので、その悔しさを普段の練習からぶつけて、チャンスをもらえたらその試合で結果を出すことを意識してやっていきたいです。
ファビアン ゴンザレス
選手
──今季リーグ戦初得点です
もちろん得点に関しては嬉しいです。それでも最低2点は欲しかった、自分で取りたかったです。そうすればチームに3ポイントをもたらすことができました。もちろん勝つためにプレーしていますので、それが叶わなかったことは残念ですけど、頭を切り替えて次のゲームに勝てるように集中していきたいです。
──開始直後から何度も相手の背後に走っていました
それは監督から指示されていた、チームとしてやろうとしていたことです。自分は何度も裏に出ようとしました。自分が決めたゴールもその形から生まれました。監督から言われた通りにしっかり裏に走って、後ろから良いパスが出てきて、うまくキーパーをかわして決めることができました。
──相手の背後を取るためにどんなことを心がけていますか?
もちろん味方と合わせることも大事ですが、まずは自分に一番近い相手選手がどのポジションにいるかをしっかりと見ることを大切にしています。あとは出し手のタイミングを見て、すっと裏に抜け出すことを心がけています。
──直近のリーグ戦から先発10人が入れ替わりましたが、連係面はどのように感じていましたか?
最近の天皇杯とルヴァンカップを見てもらえば分かるのですが、そこでもかなり選手を変えて、それでも結果を出しています。カップ戦で出ていた選手たちもリーグ戦で出られるようにチーム内で健全な競争をしています。今日の試合を見てもらえば分かると思いますが、誰が出ても連係面では全く問題なかったと思います。
古川 陽介
選手
──今日の試合に臨む上で一番意識していたことは?
常に強気に、ひよらずやるだけだと思っていました。カットインからのシュートだったり、最後の部分で違いを生み出すのが自分ですし、自信はあるので、そのピースが最後埋められなかったのはここからの伸びしろかなと思います。
──最近の試合を含めてコンスタントにチャンスを作り出しています
試合が終わってから(松原)后君と話していたのですが、カットインしてからのシュートの精度だったり、ワンツーで入って行くバリエーションや質がもっともっと必要だと。そういう話をしました。
──守備のタスクをこなしながら攻撃に出ていく回数が増えてきたのでは?
そうですね。90分を通してプレーする力が本当に開幕当初よりは見違えるようについてきたと思います。自分の中でも余裕があると言いますか、守備で疲弊することが少なくなってきたので、まだまだですが伸ばしていきたいポイントだと思います。
── 一つひとつ自分の課題と向き合っている印象です
伸びしろがたくさんあるのが僕だと思います。もっと試合に絡めないとこの先はないので、自分にずっと厳しく、常に后君に説教されているので、それをしっかり聞いてやっていきたいです。
──そういう先輩がいてくれるのは良いですね
そうですね。やりきったプレーは褒めてくれます。クロスを上げきったあとに褒めてくれる声はベンチからも聞こえますし、世界でやってきたプレーヤーなので、その基準も教えてくれます。まだまだ満足できないなと思いますね。
──今日の試合の手応えと反省を
今日はあれをやっておけば良かったな、という出し惜しみのようなものは一切ないです。自分の100%をチームに還元する動きを続けて、成長し続けるしかないと思うので、次に向けて良い準備をしていくだけだと思います。
ヴァンフォーレ甲府 篠田 善之監督
──試合の総括
ゲームに入るにあたって、ジュビロのことをしっかりと伝えながら入ったのですが、上手くゲームが進まなかったなと思っています。単純なミスから、ボールを奪ってからまたボールを失うという繰り返しが、前半は凄く多かったと思います。ただ、ゴールを奪えたというところでは非常に辛抱強くやったと思っています。後半の入りも悪くなかったのですが、彼らの圧力を徐々に感じながら一瞬の隙で失点してしまったというところは良くなかったです。ただ、それで崩れることなく前を向いて全員でトライしたということは評価したいなと。最後押し込まれる場面もありましたが、我々も押し込む場面が1、2回あったと思うので、それをしっかり決め切れるように、勝点3を積み上げるためにはそういったところは凄く必要かなと思います。ただもうゲームは終わったので、とにかく中2日ですが次に向かって前向きに全員で準備したいと思います。