試合速報

highlight
  • 2 終了 1
  • FC東京

2022年5月14日 vs FC東京

14:00 ヤマハ

見どころ

ヤマハスタジアムにFC東京を迎えて臨む一戦は、「アウェイ2連戦で連敗してしまった流れを断ち切るためにも、そして上のチームに食らい付いていくためにも、とても重要な試合になる」と遠藤保仁が意気込みを語ったように、ジュビロにとって必ず勝利が欲しいゲームだ。また、今日は11回目の『磐田市小学生一斉観戦授業』。ホームタウンの小学5、6年生約3000人が応援に駆けつけ、選手たちにエールを届けてくれる。選手たちは心強い応援を力に変えて、3ポイントを掴み取る。

スターティングイレブンは、前節のセレッソ大阪戦から大きく変わった。GKは、第9節のサンフレッチェ広島戦で負傷交代した三浦龍輝が4試合ぶりに出場。最終ラインは、山本義道、伊藤槙人、リカルド グラッサが務め、両ウイングには松本昌也とここまでリーグ戦全試合フルタイム出場を続けている鈴木雄斗が、中盤には上原力也、遠藤保仁、そして今季リーグ戦初スタメンとなる鹿沼直生が入り、前線は前節欠場した杉本健勇と、ここ4試合で3ゴールを決めているファビアン ゴンザレスが務める布陣が予想される。鹿沼とファビアンは、4月末にルヴァンカップでFC東京と対戦しジュビロが劇的勝利を収めた際にゴールを決めており、今日も良いイメージを持って試合に入ることができるはずだ。

また、ベンチには前節のゴールシーンに絡んだ大森晃太郎や大津祐樹、吉長真優といった攻撃的な選手たちも控えている。今日もチーム全員の力を集結させて、最後までハードワークを貫くことで勝利を手繰り寄せたい。

対するFC東京は、現在リーグ戦2連敗中だが、勝点18を積み上げ7位につけている。前線には、ディエゴ オリヴェイラやレアンドロ、そしてベンチにはジュビロでも共にプレーしたアダイウトンが控えるなど、強力な外国籍選手が名を連ねているが、ゴールマウスに戻ってきた三浦とDF陣が中心となって、相手の攻撃をシャットアウトしてくれるはずだ。

ジュビロはここ2試合、前半の戦い方に課題を残したが、今週のトレーニングを通して改善を図ってきた。「相手に先制される展開が続いていますが、“先に失点しない”と言うより“それより先に自分たちが点を取る”という意識を持って戦いたい」と遠藤が言うように、よりアグレッシブな姿勢で臨むことで、主導権を握りながらゲームを進めていきたい。

キックオフはこの後14:00。昨日から降り続いた雨が心配されていたが、ヤマハスタジアム周辺は雨が止み、天気は少しずつ回復している。バックスタンドから響く小学生たちの手拍子での応援に応えるべく、選手たちは全力を注いで戦い抜く覚悟だ。