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  • G大阪

2022年3月12日 vs ガンバ大阪

14:00 ヤマハ

見どころ

前節のアウェイ・京都サンガF.C.戦は、ジュビロが主導権を握りながらゲームを優位に進めた。磨いてきたパスワークで相手のハイプレスを剥がしてチャンスを生み出していき、大津祐樹のスーパーミドルシュートで前半のうちに先制点を奪取。退場者が出て一人少ない相手に対し、後半は鈴木雄斗が2得点、途中出場した山田大記のスルーパスから同じく途中からピッチに入ったジャーメイン良がゴールを決めて4-1で快勝を収めた。今日はヤマハスタジアムにガンバ大阪を迎えて、リーグ戦連勝を目指す。

スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、最終ラインは大井健太郎、伊藤槙人、前節J1リーグデビューを果たした森岡陸が務め、両ワイドに松本昌也と鈴木雄斗、ボランチは山本康裕と遠藤保仁、2列目は大森晃太郎と大津祐樹、1トップに杉本健勇という並びが予想される。

注目はやはり、ジュビロ加入後初めて古巣との対戦に臨む遠藤だ。プロ25年目のシーズンを過ごしている今年も開幕からスタメンに名を連ね、前節も遠藤の相手の背後を狙ったパスからジュビロの2点目が生まれるなど、チームの攻撃を牽引している。伊藤彰監督は「技術や戦術眼はもちろんのこと、我々が思っていることをすぐに理解しプレーに反映してくれる。そしてそのスピードが抜群に速い」と言い、「これがやはり彼の凄さだと、素晴らしい能力だと感じています」と称賛の言葉を述べた。遠藤も「どういう時間帯でどういうプレーが必要かということは、チームで意思統一できているので、そこは大きく前進したところだと思う」と手応えを口にしており、「その中でも毎試合失点してしまっているので、0に抑えたいですし、攻撃ももっと流れの中から完全に崩し切ったり、色々なチャンスを作ってゴールに結び付けられるようにしたい」とさらなる成長への課題を挙げた。

対するG大阪は、ここまでリーグ戦3試合を終えてジュビロと同じく1勝1分1敗。今季就任した片野坂知宏監督のもと、積極的にボールを握る攻撃的なスタイルの再構築に取り組んできており、前節は川崎フロンターレに引き分けたものの昨年のJリーグ覇者から2度リードを奪うなど、粘り強い戦いを見せた。攻撃の中心を担っていた宇佐美貴史が前節負傷し、長期離脱を余儀なくされてしまったが、パトリックや倉田秋、小野瀬康介ら攻撃陣のタレントは豊富。ジュビロとしては十分警戒しながら、相手に主導権を渡すことなく自分たちのサッカーをサポーターの前で披露したい。

キックオフはこの後14:00。天候は晴れ。気温も高く、春の陽気だ。

ヤマハスタジアムでのリーグ戦は今季初。ジュビロサポーターの力強い応援を力に変えて、選手たちはホームで勝利を手にする覚悟だ。