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2020年10月21日 vs 東京ヴェルディ

19:00 味スタ

インタビュー他

鈴木 政一

監督

──ハーフタイムコメント

・奪った瞬間のサポートを早く

・ボールを助ける状況判断をすること

・15分で点を獲ろう!

──試合の総括

本当に90分間選手たちはアグレッシブに攻守にプレーしてくれた良いゲームだったと思います。こういうゲームをしたときに点を取って勝つということが出来ればベストなのですが、引き分けという結果になりました。最後のところ、得点という部分の課題を持って取り組みたいと思います。

──4バックで臨んだ意図は?

相手が3トップ気味で来るので、前回の対戦でも3バックだと5バックのようになってしまって、中盤のボール保持者にチェックもできないですし、そういう部分があったので、4バックにしてお互いの動くポジション修正を踏まえて、ボールサイドのサポート、そういうポジションの修正のところでの動きの量をシンプルに少なくしてやろうとするサッカー、ボールサイドをサポートして、同数にしてボールを奪うことがしやすい状況にしたいなと。そういう意図です。

──今日は両サイドに舩木選手と小川大貴選手が入りました

小川大貴に関しては、前から僕は見ていて、大学時代もそうですがジュビロの中で能力の高い選手だと思っています。もう一つは、ボールに対しての間合いが甘いところがあったので、そこも今日は意識をしていこうと伝えていました。舩木に関しては、公式戦出場が少ない中でしたが、僕は前半よりも後半の方が非常に良いプレーをしてくれたかなと思います。

──立ち上がり、前からボールを奪いに行ったように見えましたがゲームプランは?

ヴェルディさんはドリブル、あるいはショートパス等で崩してくるチームなだけに、コンパクトなサッカーをやろうと。ノーマルポジションでスタートしようと話していたのですが、僕もびっくりしたのですが立ち上がりは前がかりで彼らは行った部分があって。我々がやろうとしているのは、前がかりでもノーマルポジションでも引いた状態でも、同じサッカーをコンパクトに、どういう状況でもそれができるようなチームづくり。その点では全然問題なく、前から行った方が良いと選手がピッチの中で思って判断して、そういう戦い方になったと思います。

──連戦が続いていますが、ここまでの遠藤選手の評価は?

ゲームをつくる上でのサッカーを本当によく知っていますよね。ここでためをつくって、ここでは時間をつくるなり、横パスなり、でもここでは突破のプレー、とかですね。そういう部分で本当に経験豊富で、彼の場合は人を活かすパスが出せる。例えば、小川航基とルキアンでは当然特徴は違いますし、選手の特徴を活かしたパスを出せるのはすごいなと僕はいつも思っています。そういう部分を、(上原)リキや若い選手が学んでくれたらいいなと思っています。

八田 直樹

八田 直樹

選手

──4試合連続無失点という結果について

みんなボールに行ってくれているので、チーム全体として上手く次の予測ができているのかなと思います。そして、最後のところでみんなすごく身体を張ってくれているので、僕自身も守りやすいところがあるなと思います。

──ここ数試合、チームを救うビッグセーブが続いています

試合に出られていない時期もありましたし、試合に出たときに不甲斐無さをすごく感じました。自分がここで勝点を呼び込むためには、自分もレベルアップしないといけないと思いましたし、そういう意味ではぶれずにやれていたかなと。でもそんなに深く考え過ぎず、1試合1試合勝つことだけを考えて、今はやっています。

──後ろから見ていて、ディフェンス面で変化を感じる部分は?

余らずに行くことができているかなと思います。本当に1人がしっかりボールホルダーに行けているので、他の選手もカバーし合えているというのが良いところかなと。個人で守るのではなく、チームとして守れているから、最後のところで身体を張れているのかなと思います。

──勝点3が欲しいゲームだったと思います。上との勝点差を見て現状をどうとらえていますか?

僕は毎試合毎試合勝点3のことしか考えていないですし、僕らが勝たないと上には行けないので、1試合1試合勝つためだけのことを考えて最終的に追いつけたら良いかなと思います。望みがある限り諦めないですし、そういった意味では上との差より自分たちが勝たないといけないので、勝点3を取れるように準備したいと思います。今日ももちろん欲しかったですが取れなかったので、反省するところを反省して次3ポイントが取れるように準備したいなと思います。

遠藤 保仁

遠藤 保仁

選手

──相手の大久保選手が中盤に下がってきてゲームメイクしていたが、戦った印象は?

賢い選手なので、付きづらいポジションにいたとは思いますし、起点になっていたと思うので、多少守りづらかったという印象は残っています。

──今日は4バックで臨みましたが、4試合連続無失点という結果について

充分評価していいと思いますし、相手にそんなに多くチャンスも無かったと思います。守備の部分というのは少しずつですが良くなっているとは思うので、できる限り失点をしないようにこれからもやっていけたらいいと思います。

──ボランチ2人の関係性、ポジショニングについて

試合前に何か話したとかは無いですが、相手の状況を見てポジションを取っていたので、ボールが入ればという時もありましたし、ああいうふうに相手のポジションを見ながら、ポジションチェンジをしながらやるというのは今後もやっていきたいと思います。

──前半の飲水タイム後の戦い方について

できればボールを握りたかったのですが、ヴェルディは支配率を高めて攻めてくるチームなので、ある程度は仕方無いかなというのもありましたし、カウンターでもう少しでチャンスという場面もつくれていたとも思うので、相手に脅威を与えられるような攻撃をしていきたいなと思います。

──中2日というスケジュールの中、勝点1という結果について

上位との差を縮めるためにも勝点3を取りたかったですが、こういう試合もあると思うので、こういう試合を勝ちに持って行けるようにしていきたいなと思います。

──得点を取るために

ボックス内でのシュートは増やしたいなと思いますし、相手にとってはペナルティエリアの中に入って来られるのが一番嫌だと思うので、そういうチャンスは今日は少なかったですが、前節や前々節はあったので、そういう形を増やしながら得点を増やしていけたらいいなと思います。

──ジュビロに来て4試合目。周囲の動き出しや、ボールを持ったときの変化について

来た当初に比べれば一人ひとりの特徴は把握できているとは思います。まだ100%ではないですし、練習する時間がほとんど無い中で試合で合わせていくという形になると思いますが、来た当初に比べれば自分の特徴も分かってきてもらえていると思うので、もう少し時間が経てばより良いコンビネーションだったりタイミングは合ってくると思います。極力早い時間で手応えを得るようなプレーを増やしていけたらと思います。

東京ヴェルディ 永井 秀樹監督

──ハーフタイムコメント

・どこにスペースがあるか見つけること

・クラウン(CB)が対応したセカンドボールを拾おう

・慌てないこと。必ず崩せる

──試合の総括

ホームゲームということで、ヴェルディらしいサッカーで今日こそは勝利をという思いで選手たちと挑んだ試合でしたが、非常に悔しい試合でした。立ちあがりのところが少し、我々が想定したジュビロさんの立ち位置じゃなかったこともあり、10分、15分は特に守備のところで少しやりづらさはありましたが、給水以降はきちんとまたプランを変えていく中で、よく選手がやってくれたと思います。ジュビロさんもヤット(遠藤)が入って、きちんとボールを支配してサッカーをしてくるということもある中で、給水以降は我々のボールの時間も作れましたし、支配率も高めていくことができたことはすごく良かったと思います。