試合速報

  • 3 終了 2
  • 中京大学

2018年6月6日 vs 中京大学

19:00 ヤマハスタジアム

インタビュー他

名波 浩

監督

──試合の総括

相手のデータは少なく、我々の情報は把握されていた中でやらなくてはいけないゲーム、そしてジャイアントキリングが起きやすい大会で、難しい対戦相手ですし、他会場では案の定という結果もあるので、我々にとっては初戦なので非常に難しかったなと。中京大学は愛知県予選も、1回戦も非常にタフに戦って、後半終了間際や延長戦で(勝利)とか、そういう戦い方をしてきていたので、戦前から気をつけようと言っていました。そういう中で、2対0の時点でとどめを刺せなかったのが苦戦したひとつの大きな原因だったなと思っています。ゲーム自体はシンプルにやらなくてはいけない所を、大学生相手なので無駄なプレー、「上手いことやってやろう」とか、「良いところを出してやろう」とか「良い動き出しをしてやろう」とか、そうしたちょっとした色気がボールロストに繋がって、そこからカウンターになっていました。失点シーンは2点とも自分達が気をつけなくてはいけないと、試合前やハーフタイムに言っていたことで、それは「中をしっかり締める、ボールを外に運ばせる」ということ。それから「前向きの選手を簡単に使え、こねる必要はない」ということを口酸っぱく言ったのですが、先ほど言ったように色気が勝ってしまったな、というゲームだったと思います。

ともあれ、勝って次に進める、また次はレノファ山口との対戦ということ、その後も100パーセントアウェイでのゲームということで、タフな組み合わせですが、しぶとく勝ち上がっていきたいと思います。土曜日の試合に良い状態で繋ぎたかったのですが、勝ったことを良しとするのか、苦戦した中で反省するのかは、我々の気の持ちようだと思うので、週末の試合ではしっかり強気な戦い方をしたいですし、前回も言ったのですが、負けたら予選リーグ敗退と同じという気持ちでいるので、勝ってベスト8に残りたいと思っています。

八田 直樹

八田 直樹

選手

──今シーズン初の公式戦出場でしたが、どんな想いでピッチに立ちましたか?

勝つことだけを考えていました。カミック(カミンスキー)も(三浦)龍輝も(志村)滉も公式戦に出場している中で、みんなもすごくアピールしていたので、自分自身もしっかりやらないといけないなと思っていて。置いて行かれてはいけないなと。そうした中で、今日は勝つことだけは出来ましたが、それが最低限のアピールかなと思います。次の試合に向けてまたアピールして、ピッチに立てるようにやっていきたいと思います。

──次に活かしていきたい部分はありますか?

こういった緊張感のある中で試合をすることがプロの仕事だと思いますし、そういうところにもっと立ちたいという想いもあります。やっぱり、やりがいがありましたね。ここから勝ち上がっていくことで、また天皇杯への注目度も上がっていくと思います。今日はとにかく、決めてくれた選手に感謝です。我慢しきれなかった時間帯に、自分が1本でも相手のシュートを止めていれば、チームとして楽になるのですが、今日はそれが出来なかったので、今後の課題のひとつかなと思います。やはりトーナメントなので、一つひとつ勝ち上がることが大切で、今日は苦戦して、課題もたくさん出ました。プロとして情けないところもあったかもしれないですが、勝つことが出来て本当に良かったと思います。

松浦 拓弥

松浦 拓弥

選手

──3対2での勝利を決めるゴールが生まれました

まずは、次のステージに進めて良かったなと思います。(ゴールシーンは)最初は、山田とワンツーをしようかなと思っていたのですが、山田がドリブルで外に出たので、もしかしたら来るかなと。最後は上手いタイミングでボールを受けることができましたし、山田からのボールがすごく良かったなと思います。

──延長からの出場でしたが、どのような指示がありましたか?

もちろん2対2の状況だったので、ゴールを取りに行くぞという姿勢を、チームとして見せることと、自分が入ったことで前がかりになれということです。

──週末に控えたルヴァンカップ プレーオフステージに向けて

しっかり先制点を取って、相手を0点で抑えて、さらに自分たちが追加点を奪って次のステージに行けるように頑張りたいです。

中野 誠也

中野 誠也

選手

──今日の試合を振り返って

自分たちも、相手に走り負けないでクオリティ高くやっていきたいなという想いはありました。相手の勢いを受けないで、自分たちも全力でと思って戦っていましたが、2点入ってからのゲーム展開やゲームの進め方という部分では、自分としても課題が残ります。2点目が入った後も、3点目を取るチャンスというのは何回もあって、そこを決め切らないと、というのが自分としての課題です。チャンスはあっただけに、3点目を入れてゲームを決めるというような展開に持っていきたかったなと感じています。ここからも、一試合一試合戦っていくだけだと思いますし、天皇杯だけではなくルヴァンもリーグ戦でもそうやって頑張っていきたいと思います。

──ゴールシーンを振り返って

藤田選手が素晴らしい持ちあがりで上がって来てくれて、自分は本当にオフサイドにならないことと、パスが来てからのファーストタッチをしっかりすることだけを考えていたので、本当に優しいパスが来たので、あとはしっかりトラップするだけでした。落ち着いてGKの状況は見えていたので、冷静に流し込めたのかなと思います。ただ、今日も公式記録としてはシュート2本だったり、もっと打たないといけないと思いますし、最後のクオリティという面でも、味方とのすり合わせをもっとしっかり行っていきたいと思います。

藤川 虎太朗

藤川 虎太朗

選手

──プロ初ゴールが生まれました

自分としては点を決めることができましたが、もう1点自分が取って試合を決め切ることが出来なかったので、課題もたくさん残りました。自分自身、なかなか試合に出ることが出来なくて悔しい気持ちがあったので、絶対にゴールを決めようと。実際に決めることが出来て、すごく嬉しかったです。ただ、そのあとのチャンスでも、あそこで決めるか決めないかでチームが勝つか負けるかが決まりますし、今日もしっかりと決めることが出来ていれば、チームがもっと楽にゲームを運ぶことが出来たと思うので、そこは課題です。

──プロ初ゴールが生まれて、次の目標は?

次はもっとチームのために、得点以外のところで貢献したいですし、その中で得点も決めることが出来ればいいと思っています。もっともっと若い選手が、ベテランの選手に一生懸命ついて行って100%でやっていかないといけません。また、常に練習から100%で頑張っていきたいと思います。

中京大学 永冨裕也監督

──試合の総括

ジュビロ磐田さんとこんなに楽しいゲームをさせていただき、自分自身楽しめたので良かったです。選手は本当に良くやりました。120分最後までファイトしてくれましたし、ジュビロさんに対して恐れず向かっていった姿は本当に良かったと思います。