2017年9月30日 vs FC東京
16:00 味スタ
前節の大宮アルディージャ戦は、中村俊輔の直接FKとムサエフの2試合連続ゴールが生まれて2対1で勝利。ジュビロは勝点を46まで積み上げ、6位につけている。さらに、4位のセレッソ大阪と5位の横浜F・マリノスとの勝点差はわずかに2。リーグ戦も残り7試合だが、ここからさらに上位を目指すべく今日のFC東京戦に臨む。
ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにカミンスキー。最終ラインは右から、櫻内渚、高橋祥平、森下俊、宮崎智彦。ダブルボランチに、川辺駿とムサエフ。中盤2列目に、山田大記、中村俊輔、アダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。
注目は、加入後初先発となる山田。日々の練習から味方と綿密なコミュニケーションを図り、攻守両面での連携を高めてきた。「まだ加入して短い自分を使ってくれるチームに感謝しているし、その想いに結果で応えたい」と意気込む背番号19がどのようなプレーを見せてくれるのか、さらに中村俊との新旧10番の共演によって、ワクワクするような多彩な攻撃が見られるのか、ジュビロサポーターの期待も高まっているはずだ。また、今日は3バックシステムではなく、今シーズンの序盤戦以来となる4バックの布陣を採用。だが、「立ち位置やお互いの距離感などは変わるが、自分たちがやるべきことは変わらない」と櫻内。「両サイドがどんどん上がって行けばチャンスになることは間違いないし、そのタイミングを逃さずに攻めたい」と積極的な姿勢を見せている。
対するFC東京の予想フォーメーションは、【3-4-2-1】。GKに林彰洋。最終ラインは右から、徳永悠平、チャン ヒョンス、丸山祐市。ダブルボランチに、東慶悟と高萩洋次郎。右のワイドに室屋成、左に太田宏介。2シャドウに、大久保嘉人と前田遼一。1トップに永井謙佑という並びか。
FC東京は、現在勝点36の11位と本来の力を出し切れず、苦しいシーズンを送っている。9月上旬には篠田善之監督の退任を発表。26節より安間貴義監督が指揮を執り、立て直しを図っている。ただ、FC東京は各ポジションに実力者が揃っており、個の力はリーグ屈指であることは間違いない。ジュビロとしては、前節の大宮戦で見せたような攻守で自分たちからアクションを仕掛けるアグレッシブなプレーを貫き、試合の主導権を握りたい。
キックオフは、このあと16時。味の素スタジアム周辺の天候は曇り。秋らしい過ごしやすい気候だ。