18:30 埼玉
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監督
大きなポイントは3つくらいあると思うのですが、ひとつは前節ガンバ大阪という素晴らしいクラブに3対0で快勝出来たという自信を強く持てていたのではないかと。もうひとつは1対2と逆転された後に、そこでもう一本やられることなく、何とかしぶとく、粘り強く守れたという点、もうひとつは3点目、4点目の意識が非常に強かったですし、交代の選手が決めてくれたこと。それから、逆転された後の逆転ということで、チームのモチベーションも非常に上がったのではないかと。この3つが大きなポイントだと思います。
立ち上がりから、我々の方が前ががりにアクションを起こしてコレクティブに出来ていたと思いますし、スライドと縦ズレの連動も非常にスムーズで、前半終了前の失点までは我々のゲームだったなと。あそこから我々が68分に同点ゴールするまでの時間帯は、浦和の時間帯だったと思いますし、そこで逆転されたということは反省しなくてはいけないですし、やはり浦和は2点でも3点でも取る力があると改めて感じました。今、(中村)俊輔というエースをケガで失っているので、もしかしたら浦和の選手、サポーターの中には2,3点差で勝つだろうという空気が流れていたのではないかと思いますが、それをひっくり返そうと我々は試合に臨みました。選手たちは、勝つ道筋をピッチの中で示して、そして前節の勝利を生かしてやってくれたと思います。非常にありがたいです。
6、7試合リーグ序盤戦で出ていて、ギャップで受けるタイミング、前を向いた後の推進力は非常にいいものを出してくれていたのですが、彼の特徴として2、3ヶ月で休養を取らないとシーズンを通してハイパフォーマンスを出せないということもあり、(最近)ベンチからも外していました。その間トレーニング後にコンディションを上げるためにピッチ外周を走らせるようなことも独自にやらせました。彼も色々感じてくれたと思いますし、居残り練習の中で若い選手に声をかけたり、基礎的な練習でも先頭に立ってやってくれていたので、非常にありがたかったなと。そんな中の今日の2ゴールは、僕自身は・・・、彼に対する想いが強すぎるために、色々な仕打ちをしたんですけど、よくそれを跳ね返して、こういうパフォーマンスをしてくれたなと思います。
5バック気味になりがちで、しかも選手交代と共に、より前体重になっていた浦和に対して、我慢しての5バックは局所では仕方ないとは思っていましたが、5人の横の距離感が、特に我々の左サイドが通常のサイズより3メートルほど幅をとってしまっていて。2点目の失点シーンで、森下のスライディングが間に合わなかったのが典型なのですが、あと3メートル内側にという意識を常に持たせるということがひとつ。あとはボランチが(ディフェンスラインに)吸収されると、下げられた時にボールアプローチに行けなくなるので、吸収されずに通常のスターティングポジションに居ろということ。この2点で何とか、本当に何とかなのですけど、守れたのかなと。3点目を取られそうな雰囲気もありましたし、それだけの高いクオリティをゴール前で何回か出されたシーンもありましたけど、カミンスキーを中心によく守ってくれたと思います。
選手
昨年からあまり連勝というものがなくて、勝ってどうしてもホッとしてしまうところがチームとしてあったのですが、今日はそういうところもなく、格上だとみんなが認めていた浦和相手に挑戦する気持ちをしっかりと持って、最後まで戦えたことが良かったと思います。そこに結果がついてきてくれたことで、チームとしてもやっていることに間違いはないなと改めて感じることができました。もちろんまだまだ直さなければいけない部分はありますが、今シーズンこれからの戦いに繋がる勝利、連勝になったと思います。
ボールの軌道を見ていて、(川又)堅碁の方にボールが行くだろうなと思っていました。相手GKの動きも見えていたので、自分のところにこぼれてくるかなと思ってあの場所にいました。「あのへんに来たらいいな」くらいの感覚でしたが、堅碁が頑張ってくれましたし、良いところにボールがこぼれてきて良かったです。
自分たちには何連勝までという目標があるわけではありません。今日も連勝しようと思って戦ったわけではなく、とにかく自分たちは目の前の試合に勝つだけだと。また明日からしっかり練習して、次は天皇杯に向けて良い準備することが大事です。
先制したのですが、自分のマークから失点してしまって、後半立ち上がりにも追加点を奪われましたが、そこで下を向くことなく前への姿勢を持つことができました。その結果同点ゴールをああいった形で取ることが出来ましたし、相手が下を向いたときに僕たちもスイッチを入れることができたので、それが3点目、4点目に繋がったと思います。守備の部分で、今週の紅白戦のときに少し引いてしまって、そこで自分たちが今までやってきたやり方というのはそうではないなと。それをしっかり反省して、今日は前から奪いに行く姿勢を出せたと思うので、そこが一番良かった部分だと思います。相手関係なく自分たちのサッカーをやれば、J1でも戦えるということが分かりましたし、それをどの相手でもやるということを心掛けたいと思います。
マツ君はずっと調子も良かったですし、身体もキレていたので、途中からピッチに入って来たことで、流れが変わりました。一人の力であれだけ流れを変えられるというのは、改めてすごい選手だなと感じています。
攻撃の面では何もできなかったなと思いますが、守備では潰すべきところでしっかり行けていたと思いますし、チャレンジすべきところでチャレンジできたかなと。まだまだ課題もありますが、ハードワークはできたかなと思います。
何よりチームとして勝てたことが一番良かったと思います。途中交代の場面は1点負けていたので、とにかく前にという意識を高く持ちました。監督からは「まだ時間はあるから」と。1点目はあまり上手く足に当たらなかったのですが、入って良かったなと思います。2点目はアダが良いタイミングで前を向けるボールをくれたので、あとはそのボールをトラップしてゴールを決めるだけでした。落ち着いて蹴ることができたと思います。
何よりディフェンダー陣が頑張って身体を張ってくれていることがすごく大きいと思います。今日も失点こそしてしまいましたが、やられていてもおかしくない場面が何度もあった中で、身体を張って守ってくれていましたし、奪ったあとも良いところにボールをつけてくれたので、攻撃に入るときにスムーズに入れたかなと思います。
まずムサエフからボールをもらったときに前向きだったというのがすごく大きかったかなと思いますし、一番良かったことかなと思います。自分が前を向いたときに、堅碁とアダが顔を出していたし、そこにつけて裏を狙おうかなと思っていました。アダも俺を狙ったのか分からないですが、すごい抜け方をしてきたので、最終的にゴール前に侵入できたというのが良かったかなと思います。きれいじゃなくても上手くパスが通ったというのは、やっぱり前に前にという気持ちがあったからこそだと思いますし、お互い味方の前にパスを出すということを意識して、それがゴールに繋がって良かったかなと思います。
2点目に関しては、アダのパスのおかげですし、あの一本で上手くいったら抜けられるような状況をつくれたので、良かったです。
起用してくれたことに対して、ゴールという形でこたえることができたのですごく良かったです。そして何よりも感謝しているのは、練習後のランニングに付き合ってくれている菅野さん(フィジカルコーチ)ですね。今日もすごく喜んでくれました。試合前に「もし点を取ったら菅野さんのおかげですね」という話をしていました。本当にそれが実現できて良かったですし、今日だけじゃなくて今後も続けていきたいですし、ゲームにもっとこういう形で、ゴールやアシストで貢献できるように継続させていかないといけないなと思います。
自分たちは最後までどんなことがあっても、ハードワークをしなければ勝利できないと思っていたので、今日の試合はとても良かったと思います。そして、常にバランス良く戦うことができたのも、ひとつの勝因かなと思います。ゴールの場面は、フィフティフィフティの状態になったときから、自分の持ち味でもあるスピードを生かして前に進もうと思っていました。とにかくネットを揺らすことができて良かったです。
自分が点を取るというよりも、できるだけチームの力になるようにといつも思っています。そういった意味でも、アシストできてすごく良かったなと。それに、本当にマツという選手は素晴らしいなと思います。
3連勝に向けて、しっかりと次の試合にフォーカスしていきたいです。自分たちの目的はもちろん勝つことですが、それと同時にジュビロサポーターを笑顔にするということも使命だと思っています。それを達成できるように、頑張ります。
浦和のボール回しに対して難しさはありましたが、相手の3バックの選手が持ち上がったときや、ダイレクトプレーがあったときに上手くチャンスになることが多かったので、そういう部分では後半は良かったと思います。カウンターが得点を奪うチャンスだと思っていました。アダの同点ゴールもそうですが、前線の選手がボールを収めてくれました。前半から足元へのパスに対して相手が全然来なかったので、裏ではなく足元に強く要求しました。そこからキープして自分たちで上がって、パスをもらってスルーパスを出すなど、そういう部分が形になっていたので、良かったなと思います。先制点を取れたことは良かったのですが、前半終了間際に自分たちがやられてはいけないという場面で、相手に先にやられてしまったので、あの失点が一番もったいなかったなと思います。
そうですね。自分自身も良いプレーができていると思いますし、ガンバや浦和といった優勝候補の相手に勝って、自分たちが積み重ねてきたものを出せているなと。次もいつも通り戦うことで、勝点を手にすることが出来ると思います。
自分自身、今日の浦和戦のピッチに立てたことはすごく良かったなと思っています。個人的にはこういうアウェイの雰囲気は好きですし、その雰囲気に持って行かれることなく落ち着いたプレーができたと思います。それに、今日の勝利はマツ君のおかげですね。最高のゴールでした。
ホームで磐田に2対4で負けた後にどんなコメントをしていいのか。磐田は立ち上がりから我々より走り、非常にフレッシュな動きを見せたと思います。我々の選手たちは動きが重く、1歩2歩相手に遅れるようなシーンが多かったと思いますし、アイデアも乏しくなかなか自分達らしい戦いを見せられませんでした。ただそういう状況の中でも一時は2対1と逆転したように、我々の方が良い時間帯を作ることも出来ました。ですが、ああいった失点をしてしまったら、どんなゲームでも勝利することは難しいだろうと思います。
名波 浩
監督
──試合の総括
大きなポイントは3つくらいあると思うのですが、ひとつは前節ガンバ大阪という素晴らしいクラブに3対0で快勝出来たという自信を強く持てていたのではないかと。もうひとつは1対2と逆転された後に、そこでもう一本やられることなく、何とかしぶとく、粘り強く守れたという点、もうひとつは3点目、4点目の意識が非常に強かったですし、交代の選手が決めてくれたこと。それから、逆転された後の逆転ということで、チームのモチベーションも非常に上がったのではないかと。この3つが大きなポイントだと思います。
立ち上がりから、我々の方が前ががりにアクションを起こしてコレクティブに出来ていたと思いますし、スライドと縦ズレの連動も非常にスムーズで、前半終了前の失点までは我々のゲームだったなと。あそこから我々が68分に同点ゴールするまでの時間帯は、浦和の時間帯だったと思いますし、そこで逆転されたということは反省しなくてはいけないですし、やはり浦和は2点でも3点でも取る力があると改めて感じました。今、(中村)俊輔というエースをケガで失っているので、もしかしたら浦和の選手、サポーターの中には2,3点差で勝つだろうという空気が流れていたのではないかと思いますが、それをひっくり返そうと我々は試合に臨みました。選手たちは、勝つ道筋をピッチの中で示して、そして前節の勝利を生かしてやってくれたと思います。非常にありがたいです。
──2得点をマークした松浦選手の評価は?
6、7試合リーグ序盤戦で出ていて、ギャップで受けるタイミング、前を向いた後の推進力は非常にいいものを出してくれていたのですが、彼の特徴として2、3ヶ月で休養を取らないとシーズンを通してハイパフォーマンスを出せないということもあり、(最近)ベンチからも外していました。その間トレーニング後にコンディションを上げるためにピッチ外周を走らせるようなことも独自にやらせました。彼も色々感じてくれたと思いますし、居残り練習の中で若い選手に声をかけたり、基礎的な練習でも先頭に立ってやってくれていたので、非常にありがたかったなと。そんな中の今日の2ゴールは、僕自身は・・・、彼に対する想いが強すぎるために、色々な仕打ちをしたんですけど、よくそれを跳ね返して、こういうパフォーマンスをしてくれたなと思います。
──1対2になった後のゲームプランは
5バック気味になりがちで、しかも選手交代と共に、より前体重になっていた浦和に対して、我慢しての5バックは局所では仕方ないとは思っていましたが、5人の横の距離感が、特に我々の左サイドが通常のサイズより3メートルほど幅をとってしまっていて。2点目の失点シーンで、森下のスライディングが間に合わなかったのが典型なのですが、あと3メートル内側にという意識を常に持たせるということがひとつ。あとはボランチが(ディフェンスラインに)吸収されると、下げられた時にボールアプローチに行けなくなるので、吸収されずに通常のスターティングポジションに居ろということ。この2点で何とか、本当に何とかなのですけど、守れたのかなと。3点目を取られそうな雰囲気もありましたし、それだけの高いクオリティをゴール前で何回か出されたシーンもありましたけど、カミンスキーを中心によく守ってくれたと思います。
大井 健太郎
選手
──今日の試合を振り返って
昨年からあまり連勝というものがなくて、勝ってどうしてもホッとしてしまうところがチームとしてあったのですが、今日はそういうところもなく、格上だとみんなが認めていた浦和相手に挑戦する気持ちをしっかりと持って、最後まで戦えたことが良かったと思います。そこに結果がついてきてくれたことで、チームとしてもやっていることに間違いはないなと改めて感じることができました。もちろんまだまだ直さなければいけない部分はありますが、今シーズンこれからの戦いに繋がる勝利、連勝になったと思います。
──自身の先制点の場面は?
ボールの軌道を見ていて、(川又)堅碁の方にボールが行くだろうなと思っていました。相手GKの動きも見えていたので、自分のところにこぼれてくるかなと思ってあの場所にいました。「あのへんに来たらいいな」くらいの感覚でしたが、堅碁が頑張ってくれましたし、良いところにボールがこぼれてきて良かったです。
──次節に向けて
自分たちには何連勝までという目標があるわけではありません。今日も連勝しようと思って戦ったわけではなく、とにかく自分たちは目の前の試合に勝つだけだと。また明日からしっかり練習して、次は天皇杯に向けて良い準備することが大事です。
櫻内 渚
選手
──今日の試合を振り返って
先制したのですが、自分のマークから失点してしまって、後半立ち上がりにも追加点を奪われましたが、そこで下を向くことなく前への姿勢を持つことができました。その結果同点ゴールをああいった形で取ることが出来ましたし、相手が下を向いたときに僕たちもスイッチを入れることができたので、それが3点目、4点目に繋がったと思います。守備の部分で、今週の紅白戦のときに少し引いてしまって、そこで自分たちが今までやってきたやり方というのはそうではないなと。それをしっかり反省して、今日は前から奪いに行く姿勢を出せたと思うので、そこが一番良かった部分だと思います。相手関係なく自分たちのサッカーをやれば、J1でも戦えるということが分かりましたし、それをどの相手でもやるということを心掛けたいと思います。
──松浦選手に2ゴールが生まれました
マツ君はずっと調子も良かったですし、身体もキレていたので、途中からピッチに入って来たことで、流れが変わりました。一人の力であれだけ流れを変えられるというのは、改めてすごい選手だなと感じています。
──自身のプレーを振り返って
攻撃の面では何もできなかったなと思いますが、守備では潰すべきところでしっかり行けていたと思いますし、チャレンジすべきところでチャレンジできたかなと。まだまだ課題もありますが、ハードワークはできたかなと思います。
松浦 拓弥
選手
──2ゴールを決める活躍でした
何よりチームとして勝てたことが一番良かったと思います。途中交代の場面は1点負けていたので、とにかく前にという意識を高く持ちました。監督からは「まだ時間はあるから」と。1点目はあまり上手く足に当たらなかったのですが、入って良かったなと思います。2点目はアダが良いタイミングで前を向けるボールをくれたので、あとはそのボールをトラップしてゴールを決めるだけでした。落ち着いて蹴ることができたと思います。
──前節の3得点に続き今日はチームに4ゴールが生まれての勝利でした
何よりディフェンダー陣が頑張って身体を張ってくれていることがすごく大きいと思います。今日も失点こそしてしまいましたが、やられていてもおかしくない場面が何度もあった中で、身体を張って守ってくれていましたし、奪ったあとも良いところにボールをつけてくれたので、攻撃に入るときにスムーズに入れたかなと思います。
──1点目のゴールについて
まずムサエフからボールをもらったときに前向きだったというのがすごく大きかったかなと思いますし、一番良かったことかなと思います。自分が前を向いたときに、堅碁とアダが顔を出していたし、そこにつけて裏を狙おうかなと思っていました。アダも俺を狙ったのか分からないですが、すごい抜け方をしてきたので、最終的にゴール前に侵入できたというのが良かったかなと思います。きれいじゃなくても上手くパスが通ったというのは、やっぱり前に前にという気持ちがあったからこそだと思いますし、お互い味方の前にパスを出すということを意識して、それがゴールに繋がって良かったかなと思います。
──2点目について
2点目に関しては、アダのパスのおかげですし、あの一本で上手くいったら抜けられるような状況をつくれたので、良かったです。
──監督の起用に結果でこたえました
起用してくれたことに対して、ゴールという形でこたえることができたのですごく良かったです。そして何よりも感謝しているのは、練習後のランニングに付き合ってくれている菅野さん(フィジカルコーチ)ですね。今日もすごく喜んでくれました。試合前に「もし点を取ったら菅野さんのおかげですね」という話をしていました。本当にそれが実現できて良かったですし、今日だけじゃなくて今後も続けていきたいですし、ゲームにもっとこういう形で、ゴールやアシストで貢献できるように継続させていかないといけないなと思います。
アダイウトン
選手
──チームを勇気づける同点ゴールが決まりました
自分たちは最後までどんなことがあっても、ハードワークをしなければ勝利できないと思っていたので、今日の試合はとても良かったと思います。そして、常にバランス良く戦うことができたのも、ひとつの勝因かなと思います。ゴールの場面は、フィフティフィフティの状態になったときから、自分の持ち味でもあるスピードを生かして前に進もうと思っていました。とにかくネットを揺らすことができて良かったです。
──松浦選手の2ゴールをアシストしました
自分が点を取るというよりも、できるだけチームの力になるようにといつも思っています。そういった意味でも、アシストできてすごく良かったなと。それに、本当にマツという選手は素晴らしいなと思います。
──次の試合に向けて
3連勝に向けて、しっかりと次の試合にフォーカスしていきたいです。自分たちの目的はもちろん勝つことですが、それと同時にジュビロサポーターを笑顔にするということも使命だと思っています。それを達成できるように、頑張ります。
川辺 駿
選手
──今日の試合を振り返って
浦和のボール回しに対して難しさはありましたが、相手の3バックの選手が持ち上がったときや、ダイレクトプレーがあったときに上手くチャンスになることが多かったので、そういう部分では後半は良かったと思います。カウンターが得点を奪うチャンスだと思っていました。アダの同点ゴールもそうですが、前線の選手がボールを収めてくれました。前半から足元へのパスに対して相手が全然来なかったので、裏ではなく足元に強く要求しました。そこからキープして自分たちで上がって、パスをもらってスルーパスを出すなど、そういう部分が形になっていたので、良かったなと思います。先制点を取れたことは良かったのですが、前半終了間際に自分たちがやられてはいけないという場面で、相手に先にやられてしまったので、あの失点が一番もったいなかったなと思います。
──今後に繋がる2連勝になりますか?
そうですね。自分自身も良いプレーができていると思いますし、ガンバや浦和といった優勝候補の相手に勝って、自分たちが積み重ねてきたものを出せているなと。次もいつも通り戦うことで、勝点を手にすることが出来ると思います。
──アウェイの雰囲気を体感して
自分自身、今日の浦和戦のピッチに立てたことはすごく良かったなと思っています。個人的にはこういうアウェイの雰囲気は好きですし、その雰囲気に持って行かれることなく落ち着いたプレーができたと思います。それに、今日の勝利はマツ君のおかげですね。最高のゴールでした。
浦和レッズ ペトロヴィッチ監督
ホームで磐田に2対4で負けた後にどんなコメントをしていいのか。磐田は立ち上がりから我々より走り、非常にフレッシュな動きを見せたと思います。我々の選手たちは動きが重く、1歩2歩相手に遅れるようなシーンが多かったと思いますし、アイデアも乏しくなかなか自分達らしい戦いを見せられませんでした。ただそういう状況の中でも一時は2対1と逆転したように、我々の方が良い時間帯を作ることも出来ました。ですが、ああいった失点をしてしまったら、どんなゲームでも勝利することは難しいだろうと思います。