14:00 中銀スタ
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監督
試合の総括という意味では、我々が(勝ち点)1を拾って、相手が2を失ったゲームだったなというふうに単純に思います。10人になってから逆にチャンスが増えるかな、というくらいに思っていましたし、強気に何度かトライしました。そのクオリティは若干低かったのですが、ゴールに向かう姿勢は見せてくれたなと。あとは球際、対人の執着心が非常に強くなったゲームだったので、時間と共に一番怖いエリア、怖いコースを消す意識がより芽生えたのかなと思っています。前半なかなか前体重になれなかった原因としては、前線の人間がファーストディフェンダーとしてスピードを上げることが出来なくて、斜め後ろに追いかけるシーンが多くて、戻されたボールに対してアプローチに行かない、イコール兵藤選手や最終ライン辺りから長いボールが入ってしまって。オフサイドを何回か取れましたけど、危険なタイミングが何度かあったと思います。
後半立ち上がりから、システムを変えたのもそうですが、前にボールを奪いに行こうということで、GKのところであったり、深いエリアでも積極的にボールを奪いに行くことを心がけたことによって、何回か相手がイージーに(ボールを)ロストしてくれましたし、退場者が出るまでは、マイボールをじっくり繋ぐ時間を作れたのではないかなと。
3時間の移動、そしてこの過密日程の中で(勝点)1を持って帰ることが出来るのは決して悪いことではないと思います。
川辺もちょっとロストが多かったですし、宮崎のところのイエロー2枚は、川辺のところに問題があったので、「尻拭いしてくれたイエローだぞ」と(川辺に)伝えました。前選択という意味では、彼のところで前を向けたりワンタッチパスが入ることによって、我々はスピード、それからチームとして前への推進力のスイッチが入っていくので、ちょっと足りなかったところはあります。ムサエフは少しゲーム感が無くて、コントロール、それから奪ってから、後ろ後ろの選択肢が多かったかなと。次節以降だと思います。
選手
勝点3を目指してきましたが、難しいゲームでした。ただ、一人退場したことを踏まえても0対0というのは悪い結果ではないと思います。前半のうちからもう少しリズムを変えたり、相手のプレーしやすいような環境にしてしまっていたので、もう少し前からプレッシャーをかけるとか、思い切ってアタックを仕掛けるといったことができれば、そこで1点でも取ることができていれば、そのまま勝ち切ることもできたゲームだったかなと。相手は守ってカウンターのチームですし、逆に10人になることで僕たちがしっかりブロックを組んで、相手が攻めてきたところを狙おうと、そういう意図がありました。ただ、思ったほど相手も出てこなかったですし、残り2、3分になってから人数をかけてきた印象があるので、相手もそれが怖かったのかなと思います。そういうこともあり、思ったようなカウンターも仕掛けることができませんでしたが、最低限勝点1をとって帰るというのは、アウェイで悪い結果ではないかなと。次に繋げるという意味でも、良いとは言えないですが、決して悪くないと思います。
自分たちは目の前の試合を1試合1試合全力で戦うだけです。川崎は怪我人もだいぶ復帰してきていると思いますし、優勝を目指している手ごわい相手だと思うので、そういうチーム相手に今の自分たちがどれだけ力を発揮できるかということを、ホームの声援を借りて挑戦者の気持ちを持って挑んでいきたいと思います。
一人少なくなってから粘り強く守れたことは良かったのですが、前半の立ち上がりから相手のペースに一緒になって自分たちも同じペースになってしまったので、そこはしっかり反省して、次に生かしたいと思います。
裏のスペースが無いということは分かっていたので、そのひとつ前で起点となれるようにと考えながらプレーしていましたが、前半はボールに関わることがあまりできませんでした。ボールが無いときの動きももう少し考えながらできれば良かったですし、積極的に前への選択肢をどんどん増やしていければなと。例えば相手の位置を考えてミドルシュートを打つこともひとつですし、そういう積極性が少し足りなかったかなと思います。
やるべきことは変わらないですし、自分たちがコツコツやってきたことをピッチで出すだけだと思います。目の前の試合に集中し、ひとつずつ勝利を積み重ねていくことで、上位に上がることができればなと。次の試合も挑戦者という気持ちで臨みたいと思います。
ボールに触ったときだけはミスをしないように心がけました。誰でも100は難しいと思うのですが、コンディションを100に見せるプレーというのはできると思うので、それを心がけてやっていましたが、良いタイミングでなかなかボールに触れなかったので、そこは反省点です。もう少し攻撃のスイッチがどこなのか、後ろに人数をかけたチームをどう崩すかというのは、今のチームの課題でもあると思うのですが、あまりそこばかりに執着すると自分たちが元々持っていた良さが出なくなってしまうと思います。もちろん試合が終わってからは皆ロッカールームでそれぞれ話していますし、これを次に繋げたいです。アウェイで勝点1は悪くないので、そこはポジティブに捉えていきたいです。ただ今日は見ている人にとっては、停滞しているというか、なかなか“攻め合わない”試合だったと思います。ただこういう試合を経験することで、少しずつチームのレベルも上がっていくと思います。
2トップを二枚残して、4-3-2にするところが名波さんらしいなと。ただ守るだけではなく、隙あらば勝つというそういうメッセージがあったと思います。
とにかく2トップの関係性を一番意識しました。停滞していた時間帯が長かったので、自分からアクションを起こして、守備でも攻撃でも自分から何かアクションを起こして、チームに流れを呼び寄せようということを考えていました。もっと自分はワンタッチを増やすべきでしたし、ちょっともたついてしまったところがあったので、そこは改善点だと思います。一人少ない中で勝点1というものも見えつつ、それでもやはり勝点3を持ち帰ることがとても大事なことなので、しっかり守りつつ絶対に失点しないことを大前提に、少しリスクがあっても前に前に行くということが大事だったなと思います。
やはり自信というところでは、チームの勝利を考えれば考えるほど、自分の個人の結果に返って来ると思っているので、本当にチームの勝利のためにということを考えることで、自然と自分も良くなってくるなと感じています。チームのために何をするべきなのかということを考えることで、個人に繋がってくるなと。そこが昨年とは違うところだと思いますし、自分のプレーも変わってきていると思います。そういう意味では、もっと成長できる環境や過程にあるのだなと感じています。
(スタジアムが観客で)埋まっていて、選手たちのテンションも上がって、前半立ち上がりからランニングするとか、背後にシンプルに背後を取りに走っていくとか、僕たちが準備していたこと、意識していたことを丹念に繰り返しました。ジュビロのディフェンスラインはアグレッシブにラインコントロールしてきますし、オフサイドも結構多かったと思いますけど、ジュビロのディフェンスラインを少し下げることが出来て、いわゆる僕たちが苦手とされるスタイルに対して、堂々とプレーを進めてくれたと思います。後半も同様で、相手の退場を誘ったり、何回かゴール前でチャンスを作る、そういった甲府らしさというものを少しづつ変化、進化させていくということに選手たちはトライしてくれたと思います。
名波 浩
監督
──試合の総括
試合の総括という意味では、我々が(勝ち点)1を拾って、相手が2を失ったゲームだったなというふうに単純に思います。10人になってから逆にチャンスが増えるかな、というくらいに思っていましたし、強気に何度かトライしました。そのクオリティは若干低かったのですが、ゴールに向かう姿勢は見せてくれたなと。あとは球際、対人の執着心が非常に強くなったゲームだったので、時間と共に一番怖いエリア、怖いコースを消す意識がより芽生えたのかなと思っています。前半なかなか前体重になれなかった原因としては、前線の人間がファーストディフェンダーとしてスピードを上げることが出来なくて、斜め後ろに追いかけるシーンが多くて、戻されたボールに対してアプローチに行かない、イコール兵藤選手や最終ライン辺りから長いボールが入ってしまって。オフサイドを何回か取れましたけど、危険なタイミングが何度かあったと思います。
後半立ち上がりから、システムを変えたのもそうですが、前にボールを奪いに行こうということで、GKのところであったり、深いエリアでも積極的にボールを奪いに行くことを心がけたことによって、何回か相手がイージーに(ボールを)ロストしてくれましたし、退場者が出るまでは、マイボールをじっくり繋ぐ時間を作れたのではないかなと。
3時間の移動、そしてこの過密日程の中で(勝点)1を持って帰ることが出来るのは決して悪いことではないと思います。
──ダブルボランチの試合の関わり方について
川辺もちょっとロストが多かったですし、宮崎のところのイエロー2枚は、川辺のところに問題があったので、「尻拭いしてくれたイエローだぞ」と(川辺に)伝えました。前選択という意味では、彼のところで前を向けたりワンタッチパスが入ることによって、我々はスピード、それからチームとして前への推進力のスイッチが入っていくので、ちょっと足りなかったところはあります。ムサエフは少しゲーム感が無くて、コントロール、それから奪ってから、後ろ後ろの選択肢が多かったかなと。次節以降だと思います。
大井 健太郎
選手
──今日の試合を振り返って
勝点3を目指してきましたが、難しいゲームでした。ただ、一人退場したことを踏まえても0対0というのは悪い結果ではないと思います。前半のうちからもう少しリズムを変えたり、相手のプレーしやすいような環境にしてしまっていたので、もう少し前からプレッシャーをかけるとか、思い切ってアタックを仕掛けるといったことができれば、そこで1点でも取ることができていれば、そのまま勝ち切ることもできたゲームだったかなと。相手は守ってカウンターのチームですし、逆に10人になることで僕たちがしっかりブロックを組んで、相手が攻めてきたところを狙おうと、そういう意図がありました。ただ、思ったほど相手も出てこなかったですし、残り2、3分になってから人数をかけてきた印象があるので、相手もそれが怖かったのかなと思います。そういうこともあり、思ったようなカウンターも仕掛けることができませんでしたが、最低限勝点1をとって帰るというのは、アウェイで悪い結果ではないかなと。次に繋げるという意味でも、良いとは言えないですが、決して悪くないと思います。
──次節に向けて
自分たちは目の前の試合を1試合1試合全力で戦うだけです。川崎は怪我人もだいぶ復帰してきていると思いますし、優勝を目指している手ごわい相手だと思うので、そういうチーム相手に今の自分たちがどれだけ力を発揮できるかということを、ホームの声援を借りて挑戦者の気持ちを持って挑んでいきたいと思います。
櫻内 渚
選手
──試合を振り返って
一人少なくなってから粘り強く守れたことは良かったのですが、前半の立ち上がりから相手のペースに一緒になって自分たちも同じペースになってしまったので、そこはしっかり反省して、次に生かしたいと思います。
──相手の守備陣を崩すために意識したことは?
裏のスペースが無いということは分かっていたので、そのひとつ前で起点となれるようにと考えながらプレーしていましたが、前半はボールに関わることがあまりできませんでした。ボールが無いときの動きももう少し考えながらできれば良かったですし、積極的に前への選択肢をどんどん増やしていければなと。例えば相手の位置を考えてミドルシュートを打つこともひとつですし、そういう積極性が少し足りなかったかなと思います。
──次節に向けて
やるべきことは変わらないですし、自分たちがコツコツやってきたことをピッチで出すだけだと思います。目の前の試合に集中し、ひとつずつ勝利を積み重ねていくことで、上位に上がることができればなと。次の試合も挑戦者という気持ちで臨みたいと思います。
中村 俊輔
選手
──自身のコンディションと今日の試合を振り返って
ボールに触ったときだけはミスをしないように心がけました。誰でも100は難しいと思うのですが、コンディションを100に見せるプレーというのはできると思うので、それを心がけてやっていましたが、良いタイミングでなかなかボールに触れなかったので、そこは反省点です。もう少し攻撃のスイッチがどこなのか、後ろに人数をかけたチームをどう崩すかというのは、今のチームの課題でもあると思うのですが、あまりそこばかりに執着すると自分たちが元々持っていた良さが出なくなってしまうと思います。もちろん試合が終わってからは皆ロッカールームでそれぞれ話していますし、これを次に繋げたいです。アウェイで勝点1は悪くないので、そこはポジティブに捉えていきたいです。ただ今日は見ている人にとっては、停滞しているというか、なかなか“攻め合わない”試合だったと思います。ただこういう試合を経験することで、少しずつチームのレベルも上がっていくと思います。
──10人になってからの戦い方は?
2トップを二枚残して、4-3-2にするところが名波さんらしいなと。ただ守るだけではなく、隙あらば勝つというそういうメッセージがあったと思います。
小川 航基
選手
──今日は後半からの出場になりましたが、意識したことは?
とにかく2トップの関係性を一番意識しました。停滞していた時間帯が長かったので、自分からアクションを起こして、守備でも攻撃でも自分から何かアクションを起こして、チームに流れを呼び寄せようということを考えていました。もっと自分はワンタッチを増やすべきでしたし、ちょっともたついてしまったところがあったので、そこは改善点だと思います。一人少ない中で勝点1というものも見えつつ、それでもやはり勝点3を持ち帰ることがとても大事なことなので、しっかり守りつつ絶対に失点しないことを大前提に、少しリスクがあっても前に前に行くということが大事だったなと思います。
──昨年からのプレーの変化について
やはり自信というところでは、チームの勝利を考えれば考えるほど、自分の個人の結果に返って来ると思っているので、本当にチームの勝利のためにということを考えることで、自然と自分も良くなってくるなと感じています。チームのために何をするべきなのかということを考えることで、個人に繋がってくるなと。そこが昨年とは違うところだと思いますし、自分のプレーも変わってきていると思います。そういう意味では、もっと成長できる環境や過程にあるのだなと感じています。
ヴァンフォーレ甲府 吉田 達磨監督
──試合の総括
(スタジアムが観客で)埋まっていて、選手たちのテンションも上がって、前半立ち上がりからランニングするとか、背後にシンプルに背後を取りに走っていくとか、僕たちが準備していたこと、意識していたことを丹念に繰り返しました。ジュビロのディフェンスラインはアグレッシブにラインコントロールしてきますし、オフサイドも結構多かったと思いますけど、ジュビロのディフェンスラインを少し下げることが出来て、いわゆる僕たちが苦手とされるスタイルに対して、堂々とプレーを進めてくれたと思います。後半も同様で、相手の退場を誘ったり、何回かゴール前でチャンスを作る、そういった甲府らしさというものを少しづつ変化、進化させていくということに選手たちはトライしてくれたと思います。