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  • G大阪

2008年11月26日 vs ガンバ大阪

19:04 ヤマハ

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ハンス オフト

監督

選手は限界までプレーしてくれた。ゴンのゴールで2-2になるところだったが、逆に1-3になってしまったのが残念だった。チーム全体としてやるべきことははっきりしているということをお見せすることは出来たが、経験の足りない若手もいた。でもいい姿勢を見せてがんばってくれた。

Q. 今日の試合の位置づけと、この結果が次のリーグ戦に与える影響は?

A. 我々のカップ戦は終わった。我々は変更された日程で戦わなければならなかったのが残念だ。この日程に関して、我々にはどうすることもできなかった。日曜日にプレーして、今日(水曜)のナイトゲーム、そして土曜日にすぐ試合がある。今日私は、このゲームでジュビロを代表してくれる選手たちを選んだと思っている。もちろん勝ちたかった。だが、今の我々が第一に優先させるべきことは「J1残留」だ。そのために私はスペインから呼ばれた。とにかく「J1残留」なのだ。私は日本の国内外で27年間、日本のサッカーを愛してきた。私はジュビロを愛している。そのための仕事を任されている。

Q. リーグ戦残り2試合で、選手たちに一番大切なことは?

A. パニックに陥らないこと。そして「残留」。

今夜プレーした選手は、明日はリカバートレーニングだ。今日の試合に出ていない選手は土曜日に備える。今日プレーした選手のうちの何人かは、また土曜日の準備をする。それは選手たちにとってもスタッフにとっても、かなり大変な仕事だ。

とにかく、選手たちが限界までプレーしてくれたので、私は幸せだ。そしてこれからは次の土曜日、そしてその後の日曜日のゲームに備える。

中山 雅史

中山 雅史

選手

初めてのフォーメーション(4-5-1)で、ぶっつけ(本番)的な部分もあったんですけど、思ったよりはできた。ただ、相手が数的優位で回すのがうまいので、的を絞れずに回されてしまったというのがある。でも押されっぱなしでもないし、自分たちでやれるというか、パスを回した時間もありましたから、その時間をどれだけ増やしていけるかということだと思います。

自分自身は、楔をもらってもあまり落とすところがないから、裏へ裏へ抜けようと思っていたんですけど、相手のラインコントロールもあって、難しいところがありました。

名波のところにボールがいけば、必ず出てくるというのはある。しっかりとした動き出し、裏を狙う動きをしていれば、必ず出てくる。楽しいというか、動きがいがある。それは今日も変わりません。あとは、自分のDFとのかけひきですけど、そこで相手のラインにひっかかってしまっていた部分があったので申し訳なかった。

残り2試合に切り替えて、全力を投じたいと思います。

河村 崇大

河村 崇大

選手

先制点は、あれが修斗(山本修斗選手)の良さ。うまくゴールにつなげたと思います。(自分たちのサッカーが)やれているところも沢山あった。でも、ちょっとしたことで失点してしまう。自分がもっとしっかり声を出さないといけないところもあったし、そこは修正しないといけない。

もっと名波さんと一緒にやりたいし、名波さんに申し訳ないという気持ちがあります。

これからは、“残留”しかありません。気持ちを切り替えて、チームとしてひとつになってやっていきたい。

成岡 翔

成岡 翔

選手

前半の最初はあたふたした時間があったんですけど、途中から落ち着いてきて、その時間に追いつかれてしまったのはもったいなかった。でも、向こうの1点目はスーパーだったので、仕方ないと切り替えて後半に入ったんですけど、やはり2点目が痛かった。

相手の中盤の回しは一枚上手だったので、苦しい時間が続いて入れられてしまった。

森下 俊

森下 俊

選手

心がけたのは、試合の入り方。あまり良くなかったですけど、自分がやれることだけをしっかりやろうと思っていました。右は少し守備的にということで、まず守備から入る意識で、攻撃参加はあまりできなかった。もっとうまくボランチとかにボールをつなぎたかった。攻撃のビルドアップが課題です。

名波 浩

名波 浩

選手

自分がプレーしている時間は個人的に非常に楽しかったし、ボールにもよく絡めていたしパフォーマンスの出来としてはよかったと思う。

先制点は、脩斗(山本修斗選手)が深い位置まで入ってくれて、素晴らしいセンタリングから素晴らしいゴールだったと思います。脩斗には試合前から「思いきって出ていけ」ということを、ずっと言っていた。

相手はアジアチャンピオンなので1-0だけど、0-0のような気持ちでやっていた。

最初はバラバラだったけど、15分くらいから選手間の距離も近づいて落ち着いた。翔(成岡選手)もカワム(河村選手)もボールを触れるようになったし、よく修正したと思う。

リズムはお互い五分で、チャンスらしいチャンスもあり、1-2でも行けるかなという雰囲気でいた。前半は、中山さんの動き出しがいいからそこに出してしまっていたけど、数的不利になってしまうし、あの動きをおとりにしていた後半の方がよかった。

そのゴンちゃん(中山選手)のシュートが外れて、2-2になるところが1-3になってしまった。普段ならポストを弾いて内側に跳ね返るのに…。惜しかった。

ただ、後ろからどんどん人出てきたし、多少リスクを負ってもプレーできていたと思うので、若い選手にも相当いい勉強になったと思う。みんな悔しがっていたしそれが、未来につながっていくのではないかと思います。

鹿島戦は、エスパ戦もそうだけど、今日のように先制点を取ると相手は少し堅くなる感じがあるので、そういうものを出させたい。相手は優勝争いをしていて気持ちが入っているから、その気持ちに負けないように、中山さんとともに鼓舞したい。

常に同じスタンス・同じメンタリティーでやってきているので、いままで通り普通に、練習と同じようにピッチに立ちたいと思います。

山本 脩斗

山本 脩斗

選手

サテライトでDFをやったことがあって、コーチ陣によかったと言われていて、自信を持ってピッチに入りましたけど守備の面で甘い場面があった。失点が自分のところからだったので悔いが残る。

自分の持ち味は前に仕掛けるところなので、名波さんからも「ボールを持ったらどんどん前に行っていいぞ」と言われていたので、開始早々だったけど名波さんがボールを持ったら裏に抜けたら、良いボールが来たので中に合わせるだけでした。名波さんは視野が広いし、見てくれているので、来ると信じて走った。

攻撃の面では、ヨシクン(太田選手)といい感じにできていて前半は裏に抜け出す動きもあったし、後半減ってしまったけど、攻撃の面では少し自分のいいところを出せれたと思う。課題もあったし、自分の良いところも出せたし次に繋がる試合ができた。

ガンバ大阪 西野 朗 監督

今日は(試合)直前のミーティングだけだったので、その中のポイントは、ゲームの時間帯によってのパフォーマンスができていない。Jリーグもそうだが、ここ数試合、点を入れられている時間帯とか、連続してピンチを招いている時間帯が続いたりしている。そこは修正しないといけないと強調して伝えた。伝えたにも関わらず、また同じような失点、時間帯、集中しなければいけないところで(失点してしまった。)今日も悪い展開だなとは思ったが、、。でも少しずつボールも動くようになったので、その後は落ち着いて展開できた。ハーフタイムも、もう一度後半の立ち上がりの入りを(指示した)。後半は集中して入れたと思う。

全体的にはゲームコントロールしていたので、あとはフィニッシュのところだけだと思ってたが、佐々木は攻撃の中のポイントとなる選手で、今日もいい働きをしてくれた。山崎も途中からいいアクセントになった。ジュビロも主力をかなり落としていたので、当然勝ちきらないといけない試合だった。厳しいゲームだったが、勝ちあがれてホッとしている。