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2008年10月5日 vs コンサドーレ札幌

14:04 ヤマハ

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ハンス オフト

監督

非常にいいスタートだった。プレッシャーもかかり、アグレッシブで戦術の規律を守ってプレーすることができた。サイドのスペースを使って、そこからボールを中に入れていくというトライもあった。3点取った後、何人かの選手が何か余計なことをしようとしていたが、それはよくない。同じように続けなければならない。

前田は素晴らしいゴールだった。ワンちゃん(犬塚選手)は、このゲームで相手チームの最も危険なところであるクライトンを押さえた。(チームは)戦術的に成長している。しかし、まだまだ道のりは長い。

(山本康裕選手にはどんな指示を与えたか?)

今日のゲームでは、左サイドの選手を前目に置くか、それとも少し下がり目に置くかで考えたが、まずは失点0に押さえるために、中盤の下がり目の選手を入れた。彼はそこそこやったが、たまにポジションから外れて走り回っているようなところがあった。今日のゲームは失点こそしなかったが、試合によってはそこから危ない場面につながり失点する可能性がある。彼はそういうところを学ばなければならない。今日の彼は子犬のように走り回っていた(笑)

(今日の勝利はどういう意味を持つか?)

明日からの14日間、いいイメージを持って過ごせるという意味では非常に重要。もし今日負けたりドローだったりしたら、14日間悪いイメージを引きずってしまうところだった。

私が来てからずっとオフなしでやっていたので、まずは選手に休養を与えたい。

前田 遼一

前田 遼一

選手

気持ちだけは負けたらダメだと思って試合に入りました。

1点目は相手のミスで、自分のところに来るとは思わなかった。

2点目、3点目はコマ(駒野友一選手)が本当に良いボールをくれた。ハットトリックは素直にうれしいです。

このホームの2戦2勝(新潟、札幌)は最低限で、負ければ降格だという気持ちで臨んだので、最低限の結果が出せてよかった。でも、闘いはこれからなので、この2週間でレベルアップして、次はガンバ・名古屋と強敵が続くので頑張りたいです。

田中 誠

田中 誠

選手

今日は、ボールを奪ったときに松浦のあたりがフリーになれていた。そこにどううまくボールを入れるかだった。ロドリゴやワンちゃん(犬塚選手)がうまくさばいて、フリーをいかすことができたので、ウチ の理想の攻撃ができたと思います。やはり点をとるべき人がとれば、チームもは波に乗れるし、攻撃陣が調子いいと、後ろもしっかり集中できるし、チーム全体が引き締まるなと思います。

ワンちゃんがクライトンという相手のストロングポイントを潰して敵の起点をつくらせなかった。すごくよかったと思います。

これから6試合はもっと厳しいものになるので、今日の気持ちを忘れずに勝ち点を積み上げられるようにしたい。気持ち的にも楽になって、いい方向に向かうためにはやはり勝つしかないので、いい準備をしたいです。

Q次にむけて、課題を挙げると?

今日みたいに、フリーでボールを持てるときにも、まだ全体的にちょっとしたミスが多い。そういうミス減らしていきたいと思います。

松浦 拓弥

松浦 拓弥

選手

試合には始めから気持ちを入れて入れました。強く強く行こうと思っていました。早い段階でチャンスができたというのがすごくよかったと思います。先制点は、山本選手への自分のパスはちょっとミスパスしてしまったけど、康祐がいいボールを上げてくれました。犬塚友輔さんがクライトンを完璧に抑えてくれて、何もやらせなかったというのがよかったと思います。

茶野 隆行

茶野 隆行

選手

とるべき人が点をとって、ゼロに抑えることができた。すごく集中していたし、気持ちがみんなひとつになっていた。残り6試合は、そういうものが必要だし、内容がどうであれ勝てばいいと思うので、もっと貪欲になれれば、チームも乗ってくると思う。

ワンちゃんが、クライトンを潰していました。新潟(のリシャルデスを抑えたのも)もそうだったけど、そこを潰せたのは大きかったし、前線、中盤のプレスも、1人だけではなく、2人3人目といけていた。

自分は、ダヴィとアンデルソンは、高さもスピードもあるし、その2人をうまく3人でケアすることと、あとは康祐を思い切りやらせたかった。彼なりにいいパフォーマンスだったと思います。

今日は相手の中盤とDFの間にスペースがあった。そこでトップにもあてられたし、前に簡単に向けたし、ボランチもボールをうまくキープできていたので、そういうところでペースをつかめたし、いい形でパスが回っていたと思います。

加賀 健一

加賀 健一

選手

クライトンについては、ワンちゃんだけではなく、周りも反応して挟みにいっていた。あそこで起点をつくられて前に向かれると、ダヴィやアンデルソンにあてられるので、徹底的に潰すことができてよかったと思います。

それと、ダヴィへのパスが札幌の生命線。あそこで仕事させるかさせないかで、敵が前に来るか来ないか違ってくる。あそこでボールを奪えたらうちの攻撃もいきてくると思っていたから、そこを潰すというのが今日の仕事の第一でした。

ホーム2連戦で最低限の勝ち点6がとれたけど、ここからが本当の戦いだと思う。まだ2回勝っただけだし、千葉も今日も勝ったし、このあとどういう展開になるか。ここから上位を狙っているチームの対戦なんで、相手もモチベーションがあるし、僕たちもどうしても残らないといけないし、難しい試合がここから6試合続く思といます。

名波 浩

名波 浩

選手

あまり慌てないように前に急いでも意味がないし、チーム自体を落ち着かせようと考えていました。

味方とよい位置を保って、うまくポゼッションできるよう、プレスをかけられるように心がけていたし、バタバタとした時間帯を無くすためにも、パイプ役的なものを心がけました。

1点目はラッキーな点でもありましたけど、決めるべき人間が決めて、2点目3点目は圧巻のヘディングシュートでアイツらしい仕事をしてくれた。1点目がチームに大きな勇気を与えたし、みんなが前に前にという気持ちになっただろうし、先制点の時間も大きかった。

前節もそうですけど、球際の強さとか、フリーランニングの思い切りとかがもっともっと出てくれば、面白いサッカーができると思います。

オフト監督になってからは1からやり直しだったけど、よくなっていると思います。あまりリスクを負うことはないと思うし、そういう中で、5得点というのは非常に評価できると思います。

自分たちは下の方にいるので、上のチームを巻き込んでいかないといけない。勝ち点36から38のチームも、「オレたち(降格争いに)片足をつっこんでるかも」と感じていると思うし、僕らは勝ち点の数字を積み重ねていくとともに、上にプレッシャーをかけていかなければいけない。これからそういう6試合になると思います。

山本 康裕

山本 康裕

選手

試合前は緊張しましたけど、久しぶりにヤマハスタジアムのピッチに立って、声援の後押しをもらって緊張はすぐにとけました。気持ちよくできました。

上のチームに食らいつくためにも負けられない一戦だったし、できるだけ思いきって縦に勝負しようと思っていました。前半は自分でもしっくりくる内容でしたけど、ハーフタイムに監督から「あまり前に行くな」と言われて後半若干抑え気味に構えたところ、少し中途半端になってしまってなかなか絡むことができなかったところが今後の修正点だと思います。

相手の2列目は、僕が長めにポジションをとって見る形だったんですけど、何度か裏をとられてまったけど、茶野さんやマコさんやヨシカツさんが、僕の後ろをサポートしてくれたので、すごくやりやすかったです。やっとジュビロらしい試合運びができたと思います。とるべき人かとって、守る人が守って、本当にジュビロの試合だったと思います。

(アシストは)GKとDFの間にできるだけ速いボールを入れようと思っていました。

また代表でレベルアップして、チームに戻ってきてそれを還元したいし、与えられた場所で与えられたチャンスをモノにできるように練習からしっかりアピールしていきたいと思います。

コンサドーレ札幌 三浦 俊也 監督

まずはこのような状況にもかかわらず、最後まで応援していただいたサポーターに感謝申し上げます。

期待に応えられなくて非常に残念。ゲームに関して、まず立ち上がりはアグレッシブでそんなに悪い入り方ではないと思ったところで1点目を取られた。ややミスだったかなとは思うが、(1点目が)ゲームの流れを変えてしまうのかなとも思っていた。その後の追加点も、2つコーナーキックからあまりに簡単に取られてしまった。こちらも前田選手・ジウシーニョ選手と1対1でたまにとれなかったり、もう少し強く行かなければというところもあったが、逆に言うとジュビロもダヴィやアンデルソンに多少やられているところもあったので、内容的にはイーブンに近い形だとは思ったが、点数的にはかなり厳しい状態になった。

4点目のPKを取られたとことでダメ押しというゲーム。最終的には、ジュビロに前半でゲームを決める形にして楽にさせてしまったという印象が残った。