2008年10月5日 vs コンサドーレ札幌
14:04 ヤマハ
J1第28節コンサドーレ札幌戦がヤマハスタジアムにて14:04キックオフ。
前節10試合ぶり勝利をあげ、ようやくオフト体制になってから初の白星となった。
これはオフト監督の戦術や采配が徐々に浸透してきた証である。
前節の内容は、見事完封勝利に抑えた守備陣の内容はかなりよかった。
前線から積極的にプレスをかけ、中盤でも1歩目が早く気合が感じられ、最終ラインとGK川口能活もみな落ち着いて対応することが出来ていた。但しイエローカードを5人も貰ってしまったことが今後にどう影響してくるか・・・
今日の試合も積極的にいくのはいいが、カードだけには気をつけたいところ。
一方の攻撃陣は得点は奪ったものの前田遼一のPKによる1点だけと相変わらずの得点力不足は否めない。
ポストプレーとしての役割が機能していた前田遼一や、豊富な運動量で前線をかき回しPKをゲットしたジウシーニョなど個々ではいい動きをしていただけに、オフト監督には一刻も早く得点力不足の原因を掴み解決してもらいたいところ。
しかしこの状況下で、攻撃陣に期待の若手選手が登場した。
松浦拓弥である。前節の新潟戦でJ1初先発し、1人で抜け出しGKと1対1となりシュートを放つなど若干19歳とは思えない堂々としたプレーをしていた。今日のスターティングメンバーにも名を連ねている。未来のジュビロを担う逸材だけに、今後に期待したい。
その他のスタメンは、前節イエローカードを受けてしまった村井慎二が累積警告により出場停止となり、代わってU-19日本代表にも選ばれている山本康裕選手がスタメンに抜擢された。
それ以外の選手は前節と代わらず。
今日の試合は最下位の札幌といえども、前線のダヴィなど危険な選手が何人かいる。それだけにジュビロは油断せず足元をすくわれないように、最初から集中力を切らさずに全力でプレーしてもらいたい。
今日の試合にも勝利し、これから連勝街道を突っ走ってほしい・・・いつ、どんなときでも応援してくれるサポーターのために。