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  • 相模原

2025年6月11日 vs SC相模原

19:00 ヤマハ

見どころ

水曜日の夜に天皇杯がいよいよ幕を開ける。

先週末にJリーグYBCルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦に臨んだ。ホームで湘南ベルマーレを相手に上原力也が直接FKを沈めて、1-0で勝利を飾ったものの、結果的には第1戦での2点差というビハインドを逆転するところにはあと一歩及ばなかった。

14シーズンぶりのベスト8進出とはならなかったが、大会を通じて攻撃的なスタイルを貫いてJ1クラブを撃破してきたチームの成長ぶりをジョン ハッチンソン監督は、「毎試合、非常によく戦ってくれたし、チームとして成長できたと思っている」という手応えを感じた上で、「ここから重要になってくるのはパフォーマンスを継続すること」をチームに対して求めている。前半戦を終えようとしているリーグ戦、そしてここから始まる天皇杯を通じてさらにチームとして進化していくことが大きなテーマだ。

クラブとしてポストユース世代(19歳から21歳まで)およびその周辺年代にあたる選手の育成・強化を目的とする『U-21 Jリーグ(仮称)』への参加を表明しており、若手育成の実践経験を養うことを重要視しており、ルヴァンカップの第2戦から中2日というタイトな日程面も重なって、SC相模原との天皇杯2回戦では、磐田U-18に在籍する選手を積極的に起用する方針だ。また、ジョン ハッチンソン監督としても「ジュビロが成長していく上でもアカデミーは重要。トップチームに含んでクラブ全体としてフットボールを発展させていきたい」という想いを抱いている。

その中で天皇杯2回戦の先発メンバーに名を連ねたJリーグ特別強化指定としてトップチームの練習に頻繁に帯同している石塚 蓮歩と甲斐 佑蒼、さらに高校2年生ながら初先発を掴んだ西岡 健斗ら磐田U-18に在籍する選手たちがプロの公式戦という場でどのような活躍を見せてくれるかはこの一戦の注目ポイントとなる。