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2025年6月8日 vs 湘南ベルマーレ
14:00 ヤマハ
見どころ
JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ突破をかけて第2戦でホームに湘南を迎え撃つ。
敵地で迎えた第1戦を0-2で落としている磐田としては、“3点差以上での勝利”がプライムステージへ勝ち上がるための条件だ。また第2戦をサポーターの後押しを受けられるホームでやれることも踏まえて選手たちも逆転を諦めていない。
「ホームでやれるアドバンテージはあるし、ひっくり返せる点差だと思っている。攻撃的なサッカーができるように良い準備をしたい」(ジョルディ クルークス)。
そのためにも先制点がカギを握るのは間違いない。サッカーで最も危険なスコアと言われる2点差から始まるゲームにおいて、先に1点を返すことができれば、ヤマハの雰囲気を逆転ムードに傾かせることができる。ジョン ハッチンソン監督は、「まずはしっかりとゲームに入って先制できるかどうかだと思っている」と先制点の重要性を口にする。
だからこそ期待がかかるのは攻撃陣だ。第1戦は、攻撃時に湘南のプレッシャーを思うように回避できないという課題が残った。「最近は背後にボールを出していくことが自分たちの強みとしてありましたけど、それを全く出せなかった」と第1戦を振り返った川口尚紀が悔やんだように、“背後攻略”がポイントとなる。
そしてその役割を担うクルークスは、第1戦をベンチから見ていた際に「特に前半は走る量と質が少し足りなかったと感じていた。逆にそれができればチャンスを作れると思っていた」と振り返った上で、「裏のスペースに走ることでチームを助けたい」と意気込んでいる。
本来の攻撃的なスタイルを貫いて、この逆境から巻き返し、ヤマザキナビスコカップ時代の11年以来、14年ぶりとなるベスト8進出を果たす。