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2025年8月10日 vs いわきFC
18:00 ハワスタ
3週間の中断が明けた前節、サックスブルーにまさかの落とし穴が待っていた。再開初戦でホームにブラウブリッツ秋田を迎えたが、結果的には1-4で惨敗。佐藤凌我のゴールで先制したところまでは良かったが、その後にセットプレー絡みから許した3失点が大きく響いて再開初戦を勝利で飾れず。ハッチンソン監督は「本当にパフォーマンスが良くなかった」と嘆いた。
昇格に向けて痛恨の黒星を喫したことは変わらないが、幸いにも第24節終了時点では自動昇格圏まで勝ち点「4」差という位置にいる。ただ、9日に第25節を消化したジェフユナイテッド千葉やV・ファーレン長崎というライバルたちは勝ち点3を奪取。そういった背景を踏まえても今節は、万難を排して勝ち点3を敵地から持ち帰らなければいけない一戦だ。
前節の課題となったセットプレーの守備に関しては、「どういうストラクチャーが良いのかを見直したい」とハッチンソン監督は改善に努めており、今節における「最優先」(ハッチンソン監督)のポイントと位置付けている。一方で攻撃面は前節、「ミドルサードの保持が良くなった」(ハッチンソン監督)という課題を修正し、決定機の数を増やすことが自分たちのパフォーマンスを取り戻す上でカギを握るポイントだ。
いわきは、今夏にエースの谷村 海那が横浜F・マリノスに移籍したが、そこから大宮アルディージャ、V・ファーレン長崎、ジェフユナイテッド千葉といった上位相手に3試合負けなし(1勝2分)。前節は、先制したのちに逆転を許したが、中断期間にFC町田ゼルビアから完全移籍で加入した深港 壮一郎が同点弾をマークし、粘り強く勝ち点を積み重ねている。
敵地での難しい一戦にはなるが、前節から自分たちのパフォーマンスを取り戻し、そして勝利という結果で昇格するチームとして相応しいことをピッチの上で証明する。