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2025年8月2日 vs ブラウブリッツ秋田
19:30 ヤマハ
中断明けのリーグ戦でサックスブルーが更なる進化を遂げた姿を見せる。
第23節で北海道コンサドーレ札幌を今季最多の5得点で下し、連敗を食い止めて3週間の中断期間を迎えた。7日間のオフを経て心身ともにリフレッシュし、チーム再始動後は、攻守でハードワークが求められる実践的なトレーニングメニューを積んできた。リーグ再開に向けてコンディションをもう一度作り直すこと、ジョン ハッチンソン監督の下で構築している「ゲームモデルをさらに発展させる」(ハッチンソン監督)こと、井上潮音やグスタボ シルバといったチーム合流間もない新戦力をフィットさせていくこと。これらを2週間のトレーニング期間でブラッシュアップしてきた。中断期間を経て、さらに成長を遂げたサックスブルーの進化を今節は、ホームサポーターの前で示す場となる。
再開初戦でホームに迎え撃つは、ブラウブリッツ秋田だ。4月の前回対戦では、敵地で1-2で敗れており、ゲーム内容としても相手の土俵で戦ってしまったことで、チームのスタイルを表現し切れず、多くの反省が残るゲームの一つとして刻まれている。その雪辱を晴らす一戦でもある今節に向けて佐藤凌我はこう決意を口にする。
「前半戦は自分たちが苦い思いをさせられたので、ホームではしっかりとやり返してここから良いスタートダッシュを切りたい」
7勝3分13敗で15位の秋田。リーグトップタイの10得点をマークしていた小松 蓮がヴィッセル神戸に移籍した後に迎えた前節、熊本から3ゴールを奪取して勝ち点3を手にしている。ロングボールを多用してくる明確なスタイルを持つアウェイチームをハッチンソン監督は、「自分たちの得意な分野をしっかりと理解して戦ってくる。フィジカルやセカンドボールといった相手が得意とする狙いをいかに削っていけるかだと思っている」と試合のポイントを強調する。その強みを出させないためにも、ロングボールを弾き返し続けるタフさと愚直にセカンドボールを拾い続けるハードワークが勝ち点3へのポイントになる。