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2025年5月31日 vs RB大宮アルディージャ
14:00 NACK
前半戦の山場だ。
J1昇格プレーオフ圏内の6位まで浮上してきた磐田としては、残り2試合となったシーズンの折り返し地点までに自動昇格圏との差を少しでも縮めておきたい。その中で迎える今節は、勝ち点「5」差の2位大宮アルディージャとの直接対決。そういった背景を踏まえ、ジョン ハッチンソン監督は、「J2で結果を残すためには避けては通れない相手。必ず勝たなければいけない試合になる」と力強い言葉でこの一戦にかける思いを語る。結果が問われる“6ポイントゲーム"となる。
勝ちなしに終わった4月から5月はここまで無敗(3勝2分)とV字回復をたどっているが、前節は徳島の硬い守備を崩し切れずに1-1のドロー。J2を制した21年以来のリーグ4連勝とはならなかった。
ただチームとしては、Jリーグルヴァンカップ1stラウンド3回戦のG大阪戦で新たな3バックの布陣に手応えを掴み、徳島戦でも後半から[3-1-4-2]の布陣へ変更。チームとしての戦い方の幅は着実に広がり始めている。「立ち位置のオプションが増えていることはとても良いことだし、まだまだ伸び代はある。それを結果に結びつけるようにしていきたい」と上原力也。チームとしてもう一段階、成長を遂げる意味でもここで結果を手にして自信を深めたいところだ。
昨季、J3を制してJ2に復帰した大宮は、開幕から好調をキープしており、リーグ戦では3連勝中。この期間で千葉や仙台といった上位を破っており、「非常に調子が良く、選手全員が自分たちのスタイルを信じて戦っている」とハッチンソン監督。また、磐田に在籍していた選手も多い。志村滉と坪井湧也という二人のGKに、前線にはファビアンゴンザレスと杉本健勇という得点力のあるストライカーがいる。そういった意味でも勝たなければいけない一戦だ。