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2025年5月17日 vs いわきFC
14:00 ヤマハ
子どもたちの前で、サッカーの楽しさと勝利の喜びを届けなければいけない一戦だ。
いわきFCをホームに迎え撃つ今節は、磐田市の小学校5、6年生の約3,500人がヤマハスタジアムに訪れる“一斉観戦”が行われる。2011シーズンよりスタートしたこのイベントでは、過去10勝3敗で、2019シーズン以降(20年はコロナ禍で開催なし)は5連勝と好成績を収めてきた。昨季の湘南戦では、2点リードを許した状況から逆転勝ちを収めるという最後まで勝負を諦めない姿を子どもたちの前で示し、何よりも子どもたちの声援がチームのパワーになることを知らしめるゲームを繰り広げた。そういった意味でも14回目となる今節も子どもたちの声援を後押しに、躍動するサックスブルーの姿を見せなければいけない。
チームは、一時期の勝ち切れない流れを完全に断ち切って、前節は藤枝との“蒼藤決戦”を制してシーズン3度目の連勝中だ。また藤枝戦では8試合ぶりに無失点で抑えたことも好材料だが、より強固な守備を目指しているチームは、週明けのミーティングで守備の映像を中心に確認し、1週間のトレーニングの中で更なる改善を図ってきた。その流れを踏まえても好調な攻撃面はもちろん、守備面でも無失点にもこだわりたい一戦となる。
対するいわきは、シーズン開幕当初はなかなか白星を飾れずに苦しんだが、初勝利を飾った第10節以降は、6試合負けなし。こちらも調子を着実に上げてきているチームだ。フィジカルを強みとするいわきに対し、ジョン ハッチンソン監督は「クロスからの攻撃やセットプレーも非常に強力なので、非常に手強い相手になる」と警戒。
日進月歩で改善を図っている自分たちのフットボールで、相手を上回り、そして最後に子どもたちと共に勝利の喜びを分かち合う。