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2025年4月29日 vs レノファ山口FC
15:00 ヤマハ
この苦境を乗り越えた先にまた成長への大きな一歩を踏み出す。
4試合勝ちなし。前節は、大分トリニータに0-3で敗れ、ホームでの無敗がストップして初の連敗と苦境に立たされている。スコアほどの差があったゲームではなかったものの、リーグ戦では3試合続けて先制点を与えてしまったことで難しい試合展開を強いられ、ボールを保持して相手を押し込む時間こそ長かったが、最後までゴールをこじ開けられなかった。
「選手たちはもっとやらなければいけない事をわかっていますし、チームとしても成長したいというハングリーさを感じている。私はむしろ連戦で良かったと思っています。またファンの皆さんの前でチームとして何ができるのかを示すチャンスだと思っています」。
中3日というタイトなスケジュールで迎える今節に向けてジョン ハッチンソン監督は、この試合に懸ける思いを口にする。ここまで全試合に先発している中村駿は、「結果が出ない中でも後押ししてくれているサポーターの皆さんがいるので、この流れをしっかりと断ち切れるようにしたい」と山口戦での挽回を誓う。この流れをここで断ち切る。これがチームの総意だ。
ホームに迎え撃つ山口は、第3節で札幌から勝利を飾ってから8試合勝ちなし。苦しいスタートを強いられているが、昨季までその一員だった相田勇樹は、「みんながハードワークしてくるし、一人ひとりが頑張れるので、勢いに乗らせたくない」とよく知る相手の特長を警戒する。
昨季から率いている志垣良監督は、「守備のオーガナイズのところはすごく細かいし、徹底してくる」(相田)とソリッドな守備を構築する手腕に長けているが、ここまでは失点が多く、結果を伴わせることができていない。サックスブルーは、その隙を突いて先制することが勝ち点3へのポイントとなる。