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2025年4月25日 vs 大分トリニータ
19:00 ヤマハ
3試合勝ちなしで迎える今日の試合は正念場だ。前節はブラウブリッツ秋田に敵地で敗れ、リーグ戦では第4節カターレ富山戦以来、6試合ぶりの黒星を喫した。特に秋田の強みを出させてしまう展開を強いられた後半に2失点。ジョルディ クルークスのクロスを頭で押し込んだ川合 徳孟のリーグ初得点で同点としたが、後半アディショナルタイムに再度勝ち越しを許す悔しさが残る幕切れとなった。
この敗戦を受けてジョン ハッチンソン監督は、改めてハードワークの重要性をチームに対して強調した。「私はどこのチームに行っても常にハードワークして、お互いのために闘うことを求めている。一度、戦術的なところは抜きにしてチームとして常にハードワークして闘えないと苦労してしまう。そこを誰ができるかを見極めてメンバーを選びたい」
その指揮官からの言葉を受けた選手たちは今週のトレーニングで、敗戦からのリバウンドメンタリティーを示し、その姿を見たハッチンソン監督は「各ポジションで競争しているところが見られた。今日の練習では闘えていた」と評価。大分をホームに迎え撃つ今節でも同じようなメンタリティーをピッチで示さなければいけない。
2勝6分2敗で12位の大分も、3試合勝ちなしという同じ状況だ。5バックを構える守備で失点数が「8」とリーグで5番目に少なく、指揮官も「崩すのが非常に難しい相手」と想定している。またボールを奪えば、素早い切り替えからサイドやカウンターから攻撃を転じてくる相手に対し、「切り替えの局面に関してボールを持っているときから準備ができないとダメージを負う」と攻撃面への警戒も強めている。前節、相手の強みを封じた上で、自分たちのスタイルで上回るという本来の力を発揮することが勝ち点3へのポイントだ。