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2025年4月13日 vs ロアッソ熊本
15:00 ヤマハ
見どころ
前節の山形戦はスコアレスドロー。リーグ戦では今季初の引き分けに終わり、勝ち切ることはできなかった。特に攻撃面ではジョン ハッチンソン監督がチャレンジの少なさを指摘し、90分間を通じてシュート4本と課題が残るパフォーマンスとなった。
ただ水曜日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦、清水との静岡ダービーでは、その反省を活かしたサックスブルーが躍動。開始早々にリードを許したものの、後半に逆転してダービーで実に6年ぶりの勝利を飾った。指揮官が「我々のやろうとしているフットボールに対して個人として、グループとしてチャレンジしてくれたことを監督として非常に満足している」と手応えを口にした。特に逆転した後も清水のプレスを回避するボール回しでゲームをコントロールし、その中で貪欲に3点目を狙いにいった姿勢を「非常に大きな前進になった」と高く評価した。
今節、ホームに迎え撃つ熊本をハッチンソン監督は、「なかなか経験することができない非常にユニークなチーム」と表現し、昨季まで熊本に在籍していた江﨑巧朗も「めちゃくちゃ特殊なサッカー」と言う。攻撃時ではポジションの概念にとらわれず、ボールがあるところに人数をかけて数的優位を作りながらボールを繋いでくる。一方の守備時は、指揮官が「全てを懸けてボールを取りに来る」と警戒する強度の高いプレスが特徴だ。
現在、3試合負けなしと調子を上げている熊本をここまで全勝のホームでサックスブルーが返り討ちにする姿に期待したい。