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2025年4月5日 vs モンテディオ山形

14:00 NDスタ

見どころ

サックスブルーは着実に前へ進んでいる。

前節は、J2首位の千葉をホームで破り、23シーズン以来のリーグ3連勝を飾った。開始早々にプロ1年目の角昂志郎がゴールネットに突き刺したプロ初ゴールを逃げ切って、第2節以来のクリーンシートもマーク。ジョン ハッチンソン監督は、「守備に関しては今季ベストパフォーマンスだった」とJ2で最も得点力のあるチームを90分間通じてシュート2本に抑えた守備を高く評価。チームは着実に力をつけてきている。

一方の攻撃面は、チーム全体がマンツーマンで高い位置からプレスをかけにきた千葉の出方を逆手に取るロングボールを効果的に使い分け、その形から先制点も生まれた。中盤で攻守の要となっている中村駿は、「どこにスペースがあって、どこに走ればチャンスになるかを全員で共有しながらやれている。今はすごくいい循環になっている」と手応えを口にする。ここ最近の公式戦はGKのビルドアップからスタートしたところから得点に結びつけられる機会も増えており、アタッキングフットボールは着々と浸透してきている。

そんなチームとして成長を実感している中、今節は敵地で指揮官が「攻撃のところが脅威」と警戒する山形と対戦する。1試合平均パス数がリーグ最多の磐田に対し、山形はリーグ4位。こちらも就任3シーズン目の渡邉晋監督の下、ポゼッションベースのスタイルを志向しており、ここまで得点数がリーグ3位と結果も伴っている。前節のように硬い守備で相手の強みを封じ、アタッキングフットボールで上回って、J2を制した21年以来の4連勝を飾り、さらに上位へと食い込む。