2024年10月19日 vs セレッソ大阪
15:00 ヨドコウ
リーグ戦は残り6試合。ジュビロは残留圏内まで勝点6差の18位と苦しい状況に変わりは無い。だが、前節のサンフレッチェ広島戦では敗れはしたものの今季初めてスタートから3バックの布陣で臨み、最後まで身体を張った個々の守りとチームとして準備をしてきた守備を貫いた。もちろん今のジュビロに必要なものは勝利という結果だが、「この悔しさを次に向かうエネルギーにしたい」と横内監督が話したように、チームにネガティブな空気は一切流れていない。2週間の準備期間の中で、前節の課題を改めて洗い出し、一丸となって今日の一戦に向けたトレーニングを重ねてきた。その成果をピッチで示し、勝点3を磐田に持ち帰る。
スターティングイレブンは、GK川島永嗣、DF松原后、伊藤槙人、高畑奎汰、ハッサン ヒル、リカルド グラッサ、MF松本昌也、レオ ゴメス、ジョルディ クルークス、中村駿、FWジャーメイン良。今日も3バックの布陣でスタートすることが予想される。
注目は今年の夏まで在籍した古巣との一戦となるクルークス。前節の広島戦では立ち上がりから何度もスプリントを繰り返し、攻守両面で存在感を示した。アグレッシブな姿勢でチームを引っ張るアタッカーは、ハードワークを貫き相手にプレッシャーを与え続けるだけでなく、今日はゴールに絡む活躍を期している。
対するセレッソ大阪は現在J1リーグ7位。7月からは4連敗も含めて8戦勝ち無しと苦しい時期も経験したが、9月下旬の湘南ベルマーレ戦で勝利を収めると、そこから負け無し。着実に勝点を重ねV字回復に成功した。また、2021年の8月から指揮を執ってきた小菊昭雄監督の今季限りの退任が先日クラブから発表された。チームは指揮官とともにさらに上位を目指すべく、モチベーションを高く持って今日のゲームに臨んでくるはずだ。
キックオフはこのあと15:00。ヨドコウ桜スタジアム周辺の天候は徐々に下り坂に。雨の中のゲームとなりそうだが、敵地まで駆け付けてくれたサポーターとともに熱い試合を繰り広げ、勝利の瞬間を共にしたい。