2024年8月17日 vs FC町田ゼルビア
18:00 Gスタ
リーグ戦第27節は、現在首位に立つFC町田ゼルビアとの一戦。敵地に乗り込み、勝点3獲得を目指す。
前節の鹿島アントラーズとのゲームは、エコパスタジアムに33,000人近いサポーターが集結。大声援を味方に変えてジュビロは劣勢を覆し、2-1で逆転勝利を収めた。リーグ戦6試合ぶりの勝利を手にした勢いそのままに、今日のアウェイマッチに臨む。
スターティングイレブンは、GKにリーグ戦5試合ぶりに戻って来た川島永嗣、DFに松原后、鈴木海音、ハッサン ヒル、MFに松本昌也、レオ ゴメス、ブルーノ ジョゼ、平川怜、金子翔太、植村洋斗、FWにジャーメイン良が入る。
前節は途中出場した山田大記と古川陽介がそれぞれゴールを奪取。山田のゴールをアシストしたジョルディ クルークスを含めてベンチスタートの選手たちが勝利へと導く活躍を見せたことは、チームにとってもポジティブな要素だ。古川は、前々節のアルビレックス新潟戦でも2得点に絡む活躍を見せており、「徐々に数字に表れるようになってきたことは、自分の成長を一番実感できているところ」と胸を張る。自身が持つ最大の武器をJ1のピッチで存分に示し始めた若きドリブラーのさらなる活躍にも注目が集まる。また、新加入のハッサン ヒルやクルークス、渡邉りょうがチームにフィットしてきていること、ピッチで持ち味を遺憾無く発揮していることも心強いポイントだ。
対する町田は、今季クラブ初のJ1リーグを戦っている。第2節から4連勝を飾るなどスタートダッシュに成功。その後もスタイルを貫き、安定した戦いぶりを続けている。夏場は、日本代表としても活躍している相馬勇紀や中山雄太を筆頭に、経験豊富な選手が多数加入するなど大型補強を実施。強固な組織力を築いてきた町田のサッカーに、さらに強烈な個の力が加わった。直近3試合は勝利から遠ざかっているが、「やるべきことを改めて徹底して臨んでくるはず」と横内監督。「長いボールも多くなる展開が予想される中で、その後の予測、反応で相手を上回ること、局面の戦いに怯まず挑むこと、そしてロングフィールドにならずいかにコンパクトに戦えるかが重要」と試合のカギを語る。
キックオフはこのあと18:00。町田GIONスタジアム周辺は晴れ。夏の空が広がっている。4月下旬にヤマハスタジアムで行われた町田とのホームゲームは、松原とジャーメインにゴールが生まれて2-0で勝利を収めた。もちろん狙うは、“シーズンダブル”。首位町田を倒し、リーグ戦ラスト10試合に向けて勢いをさらに強めていきたい。