2024年7月20日 vs 京都サンガF.C.
19:00 ヤマハ
中断期間前最後のリーグ戦。勝点24で16位のジュビロは、勝点22で19位の京都サンガF.C.をヤマハスタジアムに迎える。
スターティングイレブンは、GK三浦龍輝、DF松原后、伊藤槙人、鈴木海音、MF上原力也、レオ ゴメス、ブルーノ ジョゼ、金子翔太、植村洋斗、FWジャーメイン良、マテウス ペイショット。昨季のJ1昇格に大きく貢献した三浦龍輝は、この試合が今季リーグ戦初先発。ここまで怪我に苦しんできただけに、その鬱憤を晴らす活躍に期待が懸かる。U-23日本代表に帯同することが決まった鈴木海音は、この試合終了後にチームを離れる予定だ。
注目は、7月16日(火)にセレッソ大阪より完全移籍加入したジョルディ クルークス。移籍前から精力的にトレーニングを積んでいただけにコンディションは良好。カットインからの左足の強烈なミドルシュートを得意としており、今週の練習でもゴールネットを揺らす姿が何度も見られた。「これまでの我々には無かったストロングを持っている選手であり、そこをチームに還元して欲しい」と横内監督は大きな期待を寄せる。また、7月10日(水)に完全移籍加入が発表されたハッサン ヒルも初のベンチメンバー入りを果たしている。
京都サンガF.C.との前回対戦は敵地で3-0の快勝。だが、京都サンガF.C.は直近のリーグ戦4試合で2勝2分と調子を上げており、横内監督は「守備がさらに整備され、元々のストロングである球際の戦いでも強さを発揮している」と警戒する。前回対戦ではセカンドボールを素早く回収して良い流れで攻撃に繋げられていただけに、今回も「いかにセカンドボールを拾えるか」を指揮官はポイントに挙げる。相手は強度の高いプレーを90分間続けてくるが、「どこにスペースが生まれ、どこが相手のウィークか」(横内監督)は今週のトレーニングで入念に落とし込んできた。セカンドボールを拾って、相手のプレスを剥がし、良い形でゴール前に攻め込んでいきたい。
キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。日中の強烈な日差しは少し和らいできたが、30度を超える厳しい暑さが続いている。今日の試合の重要性は全員が理解している。選手たちは前節の悔しさを糧に、90分間全力で走り抜き、勝利のみを目指して戦い抜く。