2023年11月12日 vs 栃木SC
13:00 カンセキ
横内監督と共にチーム一丸となり、ぶれることなく一歩ずつ歩みを進めてきた2023シーズン。リーグ戦41試合を戦い、ジュビロは自動昇格圏とは勝点1差の3位に付けている。最終節となる今日、必要なのは勝利のみ。アウェイ栃木の地で必ず勝点3を積み上げ、自動昇格に望みを繋ぐ。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、鈴木海音、リカルド グラッサ、松原后、MFに鹿沼直生、上原力也、松本昌也、山田大記、ドゥドゥ、FWに後藤啓介。
注目は、累積警告により出場停止の伊藤槙人に代わって最終ラインの一角を務める鈴木海。栃木SCは、昨シーズン育成型期限付き移籍し1年間武者修行したクラブだ。「昨年まで共に戦った選手がたくさんいます。すごく楽しみですし、絶対に負けたくないという気持ち。自分が今までやってきたこと、悔しさを全てぶつけて必ず無失点で抑えたい」と意気込みを語っている。8月12日のアウェイ・FC町田ゼルビア戦以来のスタメンとなるパリ五輪世代の若きDFが、持ち味を存分に発揮してジュビロのゴールを最後まで守り抜いてくれるはずだ。
栃木との前回対戦は3月下旬。その際は、松本と松原にゴールが生まれて2-0で勝利した。指揮官は栃木について、「しっかりしたブロックを作って守備をし、そこからのカウンターや、前線で起点を作りながらサイドからクロスボールを入れてくる印象。前線には力強い高さのある選手も揃っているので、危険なチームであることは間違いない」と分析している。ジュビロとしては相手のパワーに臆することなく、5得点を奪って快勝した前節の水戸ホーリーホック戦のように先制点を取ることで試合を優位に進めていきたい。
キックオフはこの後13:00。カンセキスタジアムとちぎ周辺の天候は曇り。気温は低く、日中も冬のような寒さだ。2位での自動昇格は他会場の結果次第だが、「自分たちは勝利するのみ」と選手たちが口を揃えるように、ジュビロに必要なのはまずは敵地で3ポイントを積み上げること。敵地に集結した大勢のサックスブルーのサポーターの力も借りて、最終戦にふさわしい熱い戦いを見せるつもりだ。