2022年6月25日 vs 川崎フロンターレ
19:00 等々力
水曜日に行われた天皇杯3回戦、湘南ベルマーレとの試合は序盤に生まれた黒川淳史のゴールを最後まで守り抜き、1-0で制した。これで公式戦の連勝を3に伸ばすなど、チームは勢いに乗っている。今日対するは、昨年のリーグ王者・川崎フロンターレ。敵地に乗り込み、強敵から勝点3奪取を目指す。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝。最終ラインは山本義道、伊藤槙人、リカルド グラッサ。両ウイングは、松本昌也と吉長真優。中盤は鹿沼直生と遠藤保仁。2列目には上原力也と大森晃太郎が入り、1トップは杉本健勇が務める布陣が予想される。
リーグ戦前節のサガン鳥栖戦で2ゴールをマークしたファビアン ゴンザレスは今日は欠場となるが、ベンチには天皇杯の湘南戦で怪我からの復帰を果たした小川大貴や、同じく湘南戦で攻撃を活性化させた金子翔太や黒川らが控えている。
試合のポイントとして伊藤監督が挙げたのが、「攻守の切り替えの局面」。サイド攻撃や選手間のコンビネーション、後方からのビルドアップなどがより速くて強い相手に対し、「そこをどう抑えられるか、そしてボールを奪ってから我々が攻撃に転じる速さというのは狙いとして持っている一つ」と言う。
前回のヤマハスタジアムでの対戦では、選手たちは「しっかりと中を締めて、外でボールを奪ってからの鋭いカウンター」(伊藤監督)という準備してきたプランをピッチで体現し、充実したゲームを披露した。後半には、大森のゴールでジュビロが先制。だが、勝利まであとわずかのところで痛恨の同点弾を許し、悔しいドローとなってしまった。その想いを晴らすためにも、そして連勝を続けていき順位を一つずつ上げていくためにも、今日も全員の心を一つに最後まで戦い抜き、磐田に3ポイントを持ち帰るつもりだ。
キックオフはこの後19:00。等々力陸上競技場周辺の天候は晴れ。気温が高く、真夏並みの陽気だ。今日ジュビロが目指すのは、今季初のリーグ戦での連勝。「シーズンを戦う上で大事な連勝。チーム全体で戦って、取りに行きたい」と指揮官も言葉に力を込めている。